◎新発売情報
・10/2:AVIOT TE-Q3
・8/30:Edifier W320TN
・8/4:JBL Tune Beam
・7/26:Anker Soundcore Liberty 4 NC
・7/7:SOUNDPEATS Air4
スマホ、パソコン、タブレット……。
複数のデバイスと接続するときに便利なマルチポイント対応のBluetoothイヤホンのニーズが高まっています。
マルチポイント対応の完全ワイヤレスイヤホンを、当サイトで売れている順にまとめておくので、参考にしてください!
新しいイヤホンと合わせて、ぜひ!
マルチポイントとマルチペアリングの違い
改めてマルチポイントとマルチペアリングについて、ざっくりとおさらい。
マルチペアリングは「複数のペアリングを記憶できる」こと
まず「マルチペアリング」とは、イヤホン側に複数のペアリング情報を記憶させられる機能のことを指します。
マルチペアリングに対応していれば、一度ペアリングしたことがある端末(スマホ、パソコンなど)なら、一旦接続を解除しても、端末側からイヤホンを選ぶだけで再接続できます。
今はマルチペアリングがほぼ当たり前になっていますが、かつてはイヤホンと機器は1通りのペアリングしか記憶できませんでした。
マルチポイントは「2台同時接続」
「マルチペアリングできるって書いてあったのに、できなかった!」と怒っている方は、本当はマルチポイントがしたかったパターンが多いです。
マルチポイントは1つのイヤホンで同時に複数の機器と接続できる機能です。
例えばパソコンとスマホに同時に接続することで、パソコンで音楽を聴きながら、スマホに着信があったときに、そのままイヤホンで通話ができます。
パソコン↔スマホと、1日に何度も接続を切り替えるような方にとっては、マルチポイントがあると本当に助かります。
- マルチポイント接続時は電波の強度が弱くなるため、人混みなどでは電波干渉が起こりやすくなります
- 接続した2台の機器で同時に再生/使用することはできません。Switchでゲームをしながら、スマホの音楽を聴くみたいなことは、基本的に不可
→一部のドングルが使えるイヤホン(Anker、JBLなど)では可能 - 現時点で国内で3台以上、同時接続できるものはTechnicsの一部のモデルのみ
→個人的には3台以上接続したい場合は上書き接続(オーバーライド接続)に対応したモデルを選ぶのがおすすめ
マルチポイントに対応した完全ワイヤレスイヤホン 売れ筋編
今回は、多くの人にとって現実的な価格帯となる1万円台以下で、マルチポイント対応モデルをメーカー別に紹介していきます。
順番はズバリ、このサイトから売れている順です。前月の売上をもとに、毎月更新しています。
【売れ筋4選】
Amazon価格 | 発売 | コメント | |
---|---|---|---|
EarFun Air Pro 3 |
7,990円 | 2023年1月 | 2023年U1万円全部入りの定番 コレ買っとけばハズれない |
Anker Soundcore Liberty 4 |
14,990円 | 2022年 9月 |
Anker史上最高傑作のふれこみ LDAC対応、3Dオーディオなども |
SOUNDPEATS Air4 |
8,980円 | 2023年 7月 |
インナーイヤー✕マルチポイントの最適解 ANCにも対応 |
Technics EAH-AZ80 EAH-AZ60M2 EAH-AZ40 |
37,000円 28,000円 15,000円 |
・2023年 6月 ・2021年 10月 |
・マルチポイント×オーバーライド接続 の優秀モデル ・AZ80、AZ60M2は 国内初の3台同時接続! |
※価格は2023年9月調査時のものです。
EarFun|Air Pro 3
以前からコスパの高いメーカとして評価が高かったEarFun。
Air Pro 3は2023年上半期、1万円以下でマルチポイントを含む全部入りの完全ワイヤレスイヤホンなら、コレ買っとけば間違いない、という1台で、めちゃくちゃ売れまくっています。
装着検出以外は、ほぼ全ての機能を網羅。次世代オーディオ規格「LEオーディオ」のLC3にも対応する予定です。

また、下位モデルで約2,000円安く買える「EarFun Air S」もよく売れています。
ANKER|Soundcore Liberty 4
ANKERの現行フラッグシップモデルで「最高傑作」の謳い文句で販売されている製品。
- LDAC対応、3Dオーディオ、ノイキャンの自動調整機能など
- 心拍モニタリングなど変わり種な機能も
2023年7月には、ANCが強化されたモデル「Soundcore Liberty 4 NC」も発売しました。
またBluetoothとドングル(2.4GHz)同時接続できるSoundcore VR P10もマルチポイント的な使い方ができます。

【その他のマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
Soundcore Space A40 |
12,990円 | 2022年 9月 |
小型軽量モデルながら 単体10時間再生に対応 |
Soundcore Liberty 4 NC |
12,990円 | 2023年 7月 |
Liberty 4のANC強化モデル |
Soundcore VR P10 |
14,990円 | 2022年 11月 |
専用のドングルを使うことで ゲーミングデバイス×スマホの同時再生が可 |
SOUNDPEATS|Air4
安定のコスパメーカー・SOUNDPEATS(サウンドピーツ)から2023年7月に発売されたインナーイヤー型のマルチポイント対応モデル「Air4」。
7月に発売していきなり上位にランクインしてきました。
- インナーイヤーなのにANCに対応
- 同社初のSnapdragon Sound対応モデル

Snapdragon SoundよりもLDACを求めるなら、下位モデルのAir4 Liteを選ぶのもあり。
また、カナル型が苦手な人はTWSではありませんが開放型のRunFree、姉妹ブランド・TRUEFREEの「TRUEFREE O1」も、ともにマルチポイントに対応しています。
【その他のマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
Mini HS | 5,480円 | 2023年 6月 |
同社初のマルチポイント対応モデル 「こんなんでいいんだよ系」4,000円台〜 |
Engine4 | 8,480円 | 2023年 6月 |
同軸デュアルダイナミックドライバー搭載 同社ハイレゾシリーズ初のマルチポイントモデル |
Air4 Lite | 7,380円 | 2023年 7月 |
Air4の下位モデル的位置付け LDAC対応、ANCなし |
RunFree | 6,622円 | 2023年 4月 |
ランナー向けバンドタイプの開放型 |
TRUEFREE O1 | 5,380円 | 2023年 5月 |
SOUNDPEATSの姉妹ブランド 激コスパな開放型 |
Technics|EAH-AZ80 / EAH-AZ60M2 / EAH-AZ40
引用:EAH-AZ80-S Technics(テクニクス)ワイヤレスステレオインサイドホン(シルバー)
2023年6月15日発売のEAH-AZ80 / EAH-AZ60M2は業界初の3台のマルチポイント接続に対応しています。
また、2台までのLDACコーデックによる同時接続も可能です。
しかし、Technicsのイヤホンはマルチポイントだけでなく、端末側ワンタップで接続切り替え(オーバーライド接続)にも対応しています。
なので、正直なところ、3台同時接続できるメリットは少ないのかな、というのが率直な感想。
使い勝手だけで考えるなら、型落ちの下位モデル「EAH-AZ40」も十分おすすめできます。
新しいイヤホンと合わせて、ぜひ!
【その他メーカー】マルチポイント対応完全ワイヤレスイヤホン
当サイトでの売れ筋上位には食い込めてないものの、人気のモデルや新商品、実際に使ってみておすすめできると思ったものを紹介しています。
【その他メーカー】
Amazon価格 | 発売 | コメント | |
---|---|---|---|
Edifier W320TN |
11,990円 | 2023年 8月 |
インナーイヤー、上書き接続にも対応! |
HUAWEI FreeBuds 5i |
11,616円 | 2023年 3月 |
マルチポイント×オーバーライド接続最安級 スライド音量調整もできるスティックタイプ |
ソニー WF-1000XM4 |
26,500円 | 2021年 6月 |
2023年冬のアップデートで遂に対応! |
Jabra Elite 7 Pro |
24,800円 | 2021年 10月 |
市場を拓いたJabraのフラッグシップ |
Skullcandy Mod |
9,880円 | 2022年 8月 |
隠れた名機 マルチポイントの安定感はトップクラス |
※価格は2023年9月の調査時点のものです。
Edifier W320TN
Edifierが2023年8月に発売したインナーイヤータイプの製品。
マルチポイントのみならず、2台接続時に3台目の端末側からの操作で上書き接続できる機能にも対応しています。
AirPods Proのようなスティック部をつまむ操作、インナーイヤーでありながらANCに対応するなど、1万円そこそこでありながら機能が豊富です。

HUAWEI|FreeBuds 5i
HUAWEIから2023年3月に発売したモデル。
製品名に「i」が付くスタンダードモデルとしては、初めてマルチポイントに対応しました。
最大42dbBのノイキャン性能、上下にスワイプで音量調整などに対応。
さらに端末側からの上書き接続(オーバーライド接続)にも対応しています。個人的にはこれだけで買う価値があると思います。

【HUAWEIのマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
FreeBuds 5 |
19,800円 | 2023年 5月 |
独特な形状のインナーイヤー 引き続きANCにも対応 |
FreeBuds Pro2 | 26,800円 | 2022年 7月 |
現行フラグシップモデル 3台目の上書き接続にも対応 |
FreeBuds Pro | 28,999円 | 2020年 11月 |
最大40dbの強力なANC |
FreeBuds 4 |
17,696円 | 2021年 7月 |
超貴重なインナーイヤー型 マルチポイント対応モデル |
ソニー|WF-1000XM4(アップデート対応)
音質、高いANC性能で圧倒的な人気を誇るソニーのフラッグシップ「WF-1000XM4」。
ソニーはこれまで一貫して「マルチポイント」には消極的な姿勢でしたが、2023年2月28日のアップデート、ついに対応しました!!

「山が動く」とは正にこのこと!マルチポイント史に残る出来事といっても過言ではありません。
2023年9月1日には、後継の最新モデル「WF-1000XM5」が発売。
型落ちで価格が下がったところを狙うのも良きだと思います。
【その他のマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
WF-1000XM5 | 41,650円 | 2023年 9月 |
ソニーフラッグシップモデル 最高水準のノイキャン、前作より軽量に |
WF-C700N |
13,500円 | 2023年 4月 |
小型軽で軽量の全部入り (7/25にアップデートで対応) |
LinkBuds S | 20,500円 | 2022年 5月 |
LDAC対応、軽量モデル (11/17からアップデートで対応) |
LinkBuds | 19,200円 | 2022年 2月 |
周囲の音を聞き逃さない開放型 (11/17からアップデートで対応) |
Jabra|Elite 7 Pro
引用元:https://www.jabra.jp/bluetooth-headsets/jabra-elite-7-pro
2019年に、日本でマルチポイントの市場を切り開いたのがJabra。
そんなJabraのフラッグシップモデルがElite 7 Proです。
- 高性能なマイクと骨伝導センサーでクリアな通話品質
- 62,000以上の耳の形状を検証して実現したフィット感
- アプリで聴こえ方に応じて音質を自動調整
Jabraの製品は価格が乱高下するのですが、Elite 7 Proは1万円台に入れば買いの合図です(過去には1.6万円くらいまで下がったこともあります)。
また下位モデルのElite 7 Activeのレビューは以下。こちらはより運動の利用に特化したモデル。
【その他のマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
Elite 4 |
13,289円 | 2023年 4月 |
Jabraのエントリーモデル 手の届きやすい価格帯ながら基本機能を網羅 |
Elite 7 Active | 16,273円 | 2021年 10月 |
Elite 7 Proに引けを取らない 運動特化のフラッグシップ |
Elite 5 | 19,933円 | 2022年 9月 |
最新のミッドレンジモデル |
Connect 5t | 22,000円 | 2022年 9月 |
Elite 5に充電パッドが付いたモデル |
Elite 85t | 18,900円 | 2020年 11月 |
ロングセラーモデル(型落ち) |
Skullcandy|Mod
引用:https://www.skullcandy.jp/mod_black
アメリカ発の人気ブランド「Skullcandy(スカルキャンディ)」は、ファッショナブルな製品で、若い世代から支持を集めています。
2022年8月、同社日本法人は国内初のマルチポイントモデル「Mod」を発売しました。
- ケース込みで最大34時間再生
- 専用アプリでボタンカスタマイズ、イコライザ調整など可
- tileアプリを使った紛失時の検索機能
最初は辛辣だったAmazonでの評価も、徐々に好意的なものになってきています。定期的なセール時に6〜7,000円台で狙うのが賢いです。
つくりもしっかりしているし、マルチポイントの接続性はかなり良きです。

その他メーカー(名称順)
1MORE|EVO
台湾に本社があるFoxconnの元メンバーによって設立された新興メーカー「1 MORE」が、2022年5月に発売したフラッグシップモデル。
- 最大42dbのノイズを除去できるANC
- ハイレゾ認証、LDAC対応(マルチポイントでもLDAC利用可)
- 10mmダイナミックドライバーと、バランスドアーマチュアドライバーの2基を搭載し、繊細で奥行きのあるサウンド
執筆時点は3,000円オフのクーポンが使えて、約1.7万円で購入できます。
Amazon|Echo Buds 第2世代(アップデート対応)
Amazonが販売する「全部入り」のイヤホン「Echo Buds 第2世代」。
発売から約9ヶ月が経った2022年11月のアップデートによって、ついにマルチポイントに対応しました(ソフトウェアバージョン「603267242」)。
ちょおおおおおおおお!!!!!!!!!!
BFで絶賛セール中の「Echo Buds 第2世代」、マルチポイント対応を確認しました!!!!!!!
デバイスのソフトウェアバージョンは「603267242」です。
まじでみなさん、これは「買い」です!!https://t.co/lfCasJZQNV https://t.co/8lwIbH0S6K pic.twitter.com/oHnCJfgyFj
— spkNote (@spk__note) November 29, 2022
- ノイキャン、外部音取り込み
- Alexa搭載
- セール時なら6,000円台での購入も可
買うならセール時に狙うのがおすすめです。
例えば2022年11月のブラックフライデーでは14,980円→6,980円まで下がりました!
audio technica|ATH-CKS50TW
引用元:https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-CKS50TW
「10年以上続く重低音シリーズの集大成」と銘打たれたオーディオテクニカの「ATH-CKS50TW」。
- 大口径9mmドライバーで圧巻の重低音
- イヤホン単体で20時間の超ロングバッテリー
- ソニー「360 Reality Audio」認定モデル
イヤホン単体20時間再生はエグい……!
aptX Adaptiveや低遅延モードにも対応し、とくにAndroid端末との相性はかなり良さそうです。
また、ANCが不要なら2022年10月に発売した廉価モデル「ATH-CKS30TW」もおすすめ。
とにかく使い勝手に気が配られていて好印象です。

【その他のマルチポイント対応モデル】
AVIOT|Openpiece
2022年8月にAVIOTから発売した「Openpiece」シリーズは、耳を塞がない貴重なインナーイヤー(オープンタイプ)のイヤホンです。
開放感と音のダイレクト感を両立した「TE-M1」と、より開放感を重視したコンパクトサイズの「TE-S1」の2モデルがラインナップされています。
- シーンに合わせて選べる「音漏れ抑制モード」「高音質モード」
- M1は単体10.5時間、S1は単体8時間の連続再生
【その他のマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
TE-D01m2 | 13,365円 | 2021年 11月 |
Snapdragon Soundに対応 |
TE-D01v | 10,791円 | 2022年 6月 |
単体で18時間再生に対応 |
TE-D01q2 | 7,128円 | 2022年 8月 |
大ヒットしたコスパモデルの後継機 |
TE-J1 | 19,701円 | 2022年 11月 |
インイヤーモニター設計 金属ノズル一体型のBAドライバー |
TE-BD11tR | 15,246円 | 2022年 12月 |
AVIOT随一の重低音モデル 単体18時間再生 |
TE-Z1PNK | 39,600円 | 2022年 12月 |
ピヤホン至上最高傑作 最新フラッグシップ |
Baseus|Bowie E8
日本では未発売ですが、Aliexpressで3,000円台で購入できるBaseus(ベースアス)のBowie E8。
貴重なインナーイヤー型のマルチポイント対応機種です。
- インナーイヤー型で装着感は、ほぼ空気
- 装着検出が正確
- 約1時間でフル充電(再生:単体5時間、ケース込み20時間)
- IPX5対応
この価格ながら細かいところまで丁寧に作られている印象を受けました。技適は付いておらず、日本への進出が待たれます。

cheero|Wireless Open Earphones
引用:cheero Wireless Open Earphones – cheero_official
モバイルバッテリーなどのスマホアクセサリで有名なcheeroが2022年12月に発売した開放型モデル。
耳を塞がない「オープンイヤー型」では貴重なマルチポイント対応モデルです。
IPX5と防水レベルも高めで普段使いからスポーツの利用にも良さそうです。
Google|Pixel Buds Pro
引用:Google Pixel Buds Pro – Google ストア
Googleが2022年7月に発売した、同社初のANC搭載完全ワイヤレスイヤホンです。
- ユーザーの耳に合わせてノイキャンを最適化
- アップデートで空間オーディオにも対応予定
またマルチポイントの他に、3台以上の機器での利用に便利なAudio Switch(「音声の切り替え」機能)に対応。
これはAirPodsのApple製品における自動切り替え機能の「Android版」とも言える機能です。複数のAndroidスマホで、再生された機器に自動で切り替わります。
また、端末側からのワンタップ接続(オーバーライド接続)に対応している貴重なモデルです。
JBL|Live Free 2 TWSほか
引用:JBL Live Free 2 TWS | ハイブリッドノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン
JBLから2022年4月に発売した「JBL Live Free 2 TWS」。
発売前からいろんなインフルエンサーや量販店でPRされていました。
- オーバルシェイプ型(楕円形)のイヤーピースで高い遮音性と装着感
- 周囲の騒音レベルを認識しリアルタイムで補正
- イコライザ、フィット感のチェック、外耳道をスキャン
2022年最新の機能が全部盛りです。
また、ほぼ性能は同じでスティックタイプのLIVE PRO 2 TWSも公式サイトやAmazon、楽天など、一部の直営店舗で販売しています。
【JBLのマルチポイント対応モデル】
JLab|JBUDS AIR PRO TRUE WIRELESS EARBUDS
引用:JBUDS AIR PRO TRUE WIRELESS EARBUDS丨JLAB日本公式サイト
2005年にアメリカのカルフォルニアで設立されたオーディオメーカー。低価格帯を主戦場としており、公式サイトによれば米国内でシェアナンバーワンとのこと。
2022年9月に国内で発売した「JBUDS AIR PRO TRUE WIRELESS EARBUDS」はマルチポイントに対応しました。
イヤホン単体で9時間再生。JLabの製品はケースに直接、充電ケーブルが付いているのもユニークです。
JVCケンウッド|KH-BIZ70T
引用:https://www.kenwood.com/jp/press/2022/20220519-01/
JVCケンウッドから2022年5月下旬に発売。
- タッチセンサー+物理ボタンを搭載
- マイクミュート、高性能MEMSマイクによるノイズリダクションなど、ビデオ会議にも特化
音楽用途というよりも、普段使いに振り切ったモデルです。
ボタンが2種類付いているのも珍しいですね。
Noble Audio|FALCON ANC
引用:FALCON ANC – Noble Audio Japan
2022年5月13日に発売。
アメリカのイヤホンブランド・Noble Audioが初めて取り扱うアクテイブ・ノイズキャンセリングイヤホンです。
- Snapdragon Soundに対応
- 10mm径の「Dual-Layered Titanium Driver」で42kHz再生に対応
- 32kHzの音声通話品質「aptX Voice」に対応
Nobleのイヤホンは聴覚学者・専門医のジョン・モールトン氏によるチューニングで、多くのレビュワーから定評があります。
Nothing|ear (2)
斬新なデザインでガジェット界に新しい風を吹き込んでいるNothingから、2023年3月に発売した「ear (2) 」。
見た目だけではなく、各所のレビュワーから高い評価を得ています。
またマルチポイントだけでなく、接続デバイス側からのオーバーライド接続(上書き接続)にも対応しています。
NUARL|NEXT1 ほか
元は日本と中国間の貿易商社としてスタートしたエム・ティ・アイが立ち上げたブランド「NUARL」。
音質の良さに定評があり、YouTuber界隈では絶賛されています。
【NUARLのマルチポイント対応モデル】
OPPO|Enco Free2
スマホメーカーとして有名なOPPO(日本名:オウガ・ジャパン)が2021年8月に発売した製品。
- 業界トップクラス42dbのANC
- 聴力の感度に合わせて、オーディオのパーソナライズが可能
- IP54防水・防塵はこの価格帯のマルチポイントの中では高め
発売当初はマルチポイントは付いていませんでしたが、2021年10月のファームウェアアップデートで対応しました。
一時は4,000円台をつけることがありましたげ、現在は価格が上昇。セールで再びこれくらいの価格に下がることがあれば、行っちゃってOK。
【その他のマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
Enco Air2 | 7,618円 | 2022年 8月 |
マルチポイントではないものの 4秒長押しで2機種の行き来が可能 |
QCY|T18
「この価格の音質じゃない」ことでじわじわ知名度を上げているQCYから、遂にマルチポイント対応モデルが登場。
実売5,000円台で、なんとSnapdragonSoundをサポートしています。
ノイキャンへの優先度は高くなく、音質重視で、3台以上接続しない場合はおすすめできます!
世間に気づかれたら、これは売れる。
Samsung|Galaxy buds2 Pro ほか ※Galaxy端末間のみ
引用元:https://www.galaxymobile.jp/galaxy-buds-pro/
サムスンが販売するGalaxy Budsシリーズは、AppleにおけるAirpodsシリーズの様に、Galaxy端末(Android)間では、マルチポイントに近いシームレスな接続切り替えができます。
また、上書き接続(オーバーライド接続)にも対応しています。
【Samsungのマルチポイント対応モデル】
Sennheiser |MOMENTUM True Wireless 3
引用元:MOMENTUM True Wireless 3 | Sennheiser
圧倒的解像度の高さで人気のSennheiser(ゼンハイザー)のフラッグシップモデル「MOMENTUM True Wireless 3」。
2022年11月のファームウェアアップデートにより、マルチポイントに対応しました。
ゼンハイザーの製品は、アプリから接続デバイスを切り替えられることをウリにしていました。
しかしマルチポイントを待望するユーザーの声に押されたかたちで、遂に対応しました。
Sudio|N2
引用:Sudio N2 White | True Wireless Earphones
スウェーデン発祥のオーディオメーカー、Sudio(スーディオ)が2022年12月に発売したインナーイヤー型のイヤホン。
インナーイヤーでマルチポイントが使えるとても稀有な存在です。
マルチポイントの接続挙動、安定感も高く、メーカー3年保証を受けられるのも魅力。
ただ、2023年7月にインナーイヤー×マルチポイントの大本命「SOUNDPEATS Air4」が登場。今からだったら、こちらの方がコスパは良いと思います。

【その他のマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
SUDIO N2 PRO | 9,775円 | 2022年 12月 |
カナル型でミニマルなデザイン |
Tranya|Novaなど
2015年に中国深センで創立されたオーディオ・ガジェットブランドです。最近は日本国内でも徐々に知名度を上げてきました。
フラッグシップモデルの位置付けとなるTranya Nova、実売6,000円台の普及モデルTranya T6はマルチポイントに対応しています。
Xiaomi|Redmi Buds 4 Pro
前モデル「Redmi Buds 3 Pro」は、圧倒的なコスパによって、日本国内におけるマルチポイントの敷居を下げたと言っても過言ではありません。
そして2023年3月、待望の後継モデルが遂に日本で発売しました。
LDACをサポート、イマーシブサウンド(空間オーディオ)や最大43dbのANCに対応。
円安、物価高にありながら、1万円そこそこに抑えたのも、さすがはXiaomi。前作ほどのコスパは……という感じですが、確実な進化を遂げています。

【その他のマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
Xiaomi Buds 4 Pro |
26,800円 | 2023年 3月 |
Xiaomi最上位モデル 6軸センサーで追跡型の空間オーディオに対応 |
XROUND|FORGE NC
台湾のオーディオメーカー「XROUND」が初めて発売する完全ワイヤレスです。
- 独自技術「TailorID」で個々人に最適な音質を自動でカスタマイズ
- IP67の最高防水防塵レベル
3Dチューニング技術による音場の広さもアピールされています。気になるメーカーが登場しましたね!
【その他のマルチポイント対応モデル】
商品名 | Amazon価格 | 発売 | コメント |
---|---|---|---|
XROUND VOCA |
17,500円 | 2023年 6月 |
2023年6月発売のスティックタイプ 適応型のANCやAIの通話ノイキャン機能など |
YAMAHA(ヤマハ)|TW-E3C
引用:ヤマハ | TW-E3C
2022年11月に発売したヤマハのエントリーモデル「TW-E3C」は、マルチポイントに対応しました。
IPX5の高い防水性能、最大9時間の単体再生時間、カラバリの豊富さが魅力。
実機レビューまとめ
当記事内で紹介しているイヤホンで、実際に利用したものをレビューしています。

















2023年もどんどん発売する予感!
これまで数える程しかないマルチポイント対応機種ですが、2022年の1年間で爆発的に増えました。
iPhoneやMacユーザーならAir Pods Proがあれば複数接続のイライラは解消されますが、Android派な人、Air Pods Proよりも音質を求めたいなら、マルチポイント対応は欠かせません。
今後、マルチポイントがもっと当たり前に搭載されるようになるとうれしいですね!
【売れ筋4選】
Amazon価格 | 発売 | コメント | |
---|---|---|---|
EarFun Air Pro 3 |
7,990円 | 2023年1月 | 2023年U1万円全部入りの定番 コレ買っとけばハズれない |
Anker Soundcore Liberty 4 |
14,990円 | 2022年 9月 |
Anker史上最高傑作のふれこみ LDAC対応、3Dオーディオなども |
SOUNDPEATS Air4 |
8,980円 | 2023年 7月 |
インナーイヤー✕マルチポイントの最適解 ANCにも対応 |
Technics EAH-AZ80 EAH-AZ60M2 EAH-AZ40 |
37,000円 28,000円 15,000円 |
・2023年 6月 ・2021年 10月 |
・マルチポイント×オーバーライド接続 の優秀モデル ・AZ80、AZ60M2は 国内初の3台同時接続! |
※価格は2023年9月調査時のものです。
【その他メーカー】
Amazon価格 | 発売 | コメント | |
---|---|---|---|
Edifier W320TN |
11,990円 | 2023年 8月 |
インナーイヤー、上書き接続にも対応! |
HUAWEI FreeBuds 5i |
11,616円 | 2023年 3月 |
マルチポイント×オーバーライド接続最安級 スライド音量調整もできるスティックタイプ |
ソニー WF-1000XM4 |
26,500円 | 2021年 6月 |
2023年冬のアップデートで遂に対応! |
Jabra Elite 7 Pro |
24,800円 | 2021年 10月 |
市場を拓いたJabraのフラッグシップ |
Skullcandy Mod |
9,880円 | 2022年 8月 |
隠れた名機 マルチポイントの安定感はトップクラス |
※価格は2023年9月の調査時点のものです。
▼合わせて参考にしてほしい記事

新しいイヤホンと合わせて、ぜひ!
コメント