TRUEFREE O1 自腹レビュー。マルチポイント対応、実売4,000円台のオープンイヤー

TRUEFREE O1 gadget
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2023年5月にオーディオブランド・TRUEFREEから発売した開放型の耳掛けワイヤレスイヤホン「TRUEFREE O1」を自腹購入しました。

TRUEFREEは聞き慣れないブランドですが、かの「SOUNDPEATS」の姉妹ブランドのようで、信頼できると確信して購入。

数日使って感じたことをお伝えします。

==この記事の結論==
オープンイヤー型・ウェアラブル型かつブランド製品としては最安レベルで安心して購入できる。

ワイヤレスのストレスフリーを求めるならアリ。全体的にワンランク上のSOUNDPEATS RunFreeもおすすめ。

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TRUEFREE O1のスペック

TRUEFREE O1

タイプ オープンイヤー型 ANC
カラー ・ブラック 外部音取込
重量 ・片耳 11g
・ケース込 約103g
装着検出
連続再生 ・単体:最大10時間
・ケース込:最大45時間
片耳
充電時間 最大2時間 ワイヤレス
充電
充電コネクタ USB Type-C 専用アプリ
防水 IPX4 低遅延
(60ms)
対応
コーデック
SBC / AAC
(LDAC接続を確認)
価格 5,380円
Bluetooth 5.3 その他

スペックシートを見た段階で感じたメリデメは以下。

  • メリット
    単体で10時間再生、低遅延モードあり
  • デメリット
    ケースが重め(大きい)、コーデックはAACまで

TRUEFREE O1 の実機レビュー

TRUEFREE O1

TRUEFREEは説明書などに記載のある社名「Shenzhen Ginto E-Commerce Co., Limited」がSOUNDPEATSと同じことから、関連ブランド・姉妹ブランドであることがわかります。

ちなみにSOUNDPEATSには「TRUEFREE 2」という製品があってややこしいんですが、今回レビューするTRUEFREEブランドとは関係ありません。


TRUEFREE O1(オーワン)の箱を開けると、まずアホみたいにデカいケースに度肝を抜かれました。

TRUEFREE O1

右のAirPods Proと比べると、その違いがよくわかります。

少なくともこのケースは持ち歩きには向いておらず、この段階でTRUEFREE O1はユーザーを選ぶ製品と言えそうです。

なんで外出時は基本的に帰宅するまで付けっぱなしでの利用が想定されます。

TRUEFREE O1

本体はこんな感じ。Oladanceなどの一般的な開放型・ウェアラブル型と特に変わったところはありません。

上の写真ではメタリック感があるように見えるかもですが、光沢のあるプラスチックで、高級感はありません。

TRUEFREE O1

耳に当たる側には音が聴こえるイヤホン口。この辺りのつくりはネックバンド型のワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS RunFree」と似ています。

TRUEFREE O1

こうして比較すると、TRUEFREE O1の方がイヤホン部、耳の後ろにくる本体部とも一回り小さいことがわかります。

TRUEFREE O1

 

装着感

初めて装着したときはやけにフラフラしましたが、装着方法を間違えていました。

装着したあと、耳の後ろの本体部分を人差し指で下に押さえると、いい感じに収まります。

(説明書には逆方向の矢印が書いてあるので分かりづらい……。回転させるのは逆方向です)。

装着してしばらく使った感想は以下。

  • 後頭部にワイヤーがないのでストレスフリー
  • ワイヤー型のような締め付けがなく、長時間付けていても痛くなりづらい

SOUNDPEATS RunFreeも締付けが弱い方でしたが、ワイヤレスになることで、さらにストレスから開放される感じです。

先述のように、外出時にケースを持ち出さずとも、付けっぱなしでも過ごせそうです。

操作性

ボディ表面であれば、大雑把にタップしてもタッチセンサーが反応します。

TRUEFREE O1

割当は以下のとおり。

操作
・音量ダウン 1タップ ・音量アップ
・再生/一時停止
・受話
・終話
2タップ ・再生/一時停止
・受話
・終話
・ゲームモード移行 3タップ ・音声アシスタント起動
・電源オン/オフ
・曲戻し
・着信拒否
・通話切り替え
1.5秒長押し ・電源オン/オフ
・曲送り
・着信拒否
・通話切り替え

気になったことは

  • センサーをタップする角度によってはイヤホンの揺れが気になる
  • 説明書には1.5秒長押しで電源を切れるとあるが、実際は切れない

この2点。

ただしペアリングモードの状態で、いずれの端末とも接続しないと、5〜10分程度で自動で電源が切れます(左右連動して切れます)。

電源オフの状態では、1.5秒長押しで電源を入れられます。電源を入れるときは左右それぞれ長押しする必要があります

また端末単体でのペアリングモードへの移行はできません

  • すべての接続を切断
  • ケースに戻してケース内のボタンを3秒長押し

いずれかで移行できます。

バッテリー持続時間

音量50%で1時間音楽を視聴して、ざっくり10%程度の減りでした(アプリがないので、残量はざっくり目安)。

ほぼ公称値通りのバッテリー持ちが期待できそうです。

10時間もぶっ続けで音楽を聴くことなんてないと思うので、十分です。

音質

音質については、一聴しただけでSOUNDPEATS RunFree の方が良い、と感じました。

  • 解像感はSOUNDPEATS RunFreeが少しだけ上回る
  • 少しぼやっとしか感があり、キレの良さに欠ける
  • 逆にゆったりまろやかに聴くのには向いている
  • 低音はあっさり、人の声は聴きやすく、YouTubeやPodcastとの相性は良さそう

開放型の特性上、しっかりと音楽を聴き込むイヤホンではありません。しかし、まったく音楽が聴けないレベルではなく、実用上は問題ありません。

ただしより音楽を楽しみたいのであれば、SOUNDPEATS RunFreeを選んだ方が後悔しないかな、という感じ。両機種は記事末で比較しています。

マイクの音質は以下のとおり。

LDAC接続を確認

ちなみにAndroidスマホで接続時、スペックシートシートには記載のないLDAC接続による接続を確認しました。

しかしLDAC接続ができるからといって、劇的に音質に違いがあるとは感じませんでした。

音量の段階

  • iPhone:0〜16段階(端末操作では0〜16)
  • Android:0〜16段階(端末操作では0〜26)
    ※Google Pixel 7

遅延

TRUEFREE O1は低遅延モードを搭載。

そもそも遅延を感じづらく、低遅延モードにすることで、動画編集もできるくらい(60ms)でした(開放型が動画編集に向いているかは別問題)。

接続・マルチポイントの挙動

接続精度、マルチポイントの挙動は以下のとおり。

操作 挙動
端末側からペアリングモードへ移行 できない
接続中の機器を切断するか、
ケースボタンで移行
電源オン時の挙動 前回、電源をオフにしたときに接続されていた
端末(最大2台)に自動で接続
A再生中に停止
→続けざまにBを再生
再生してから5〜10秒くらい
切り替わりに時間がかかることがある
A再生時にBを再生 Aの再生は止まらず、
Bが無音で再生される
A再生時にBが着信 Aが無音になり、Bの着信音が鳴動する
→通話を終了すると、自動でAの音に戻る
A再生時にBが通知 Aの再生は止まらず、Bの通知音は鳴らない
※アプリ、サービス、環境によって異なる
A・B接続時に、登録済み端末C
のBluetooth設定から選択
上書き接続(オーバーライド接続)できない
マルチポイント接続時のコーデック LDAC接続を確認

マルチポイントの接続については、めちゃくちゃ安定しているわけではありませんが、実用の範囲内です。

2台接続時にA再生→ストップ→B再生のような素早い移動には少し付いていけないことがあります。ただ、日常使いでそんなシーンは少ないので、個人的には問題ありません。

TRUEFREE O1とSOUNDPEATS RunFreeの比較

TRUEFREE O1 SOUNDPEATS RunFree
SOUNDPEATS RunFree
タイプ オープンイヤー型 オープンイヤー型
カラー ブラック ・ブラック
重量 ・片耳 11g
・ケース込 約103g
28g
連続再生 ・単体:最大10時間
・ケース込:最大45時間
14時間
充電時間 最大2時間 約1.6時間
(要5V/1Aでの充電)
充電コネクタ USB Type-C USB Type-C
防水 IPX4 IPX4
(イヤホン口
以外はIPX7)
対応
コーデック
SBC / AAC /
(LDAC接続を確認)
SBC / AAC
Bluetooth 5.3 5.3
ドライバ 16.2mm径
ダイナミックドライバー
16.2mm径
ダイナミックドライバー
チップ
ANC
外部音取込
装着検出
片耳
ワイヤレス
充電
専用アプリ
低遅延
(60ms)
価格 5,380円
(Amazon)
6,680円
(Amazon)
発売日  2023年5月 2023年4月

SOUNDPEATS RunFreeの方が優位な点は多いです。

  • イヤホン口以外はIPX7に対応
  • アプリが使える
  • 解像度は一段上
  • ケース不要で直充電できる
  • 使わないときは首にかけておける
  • 単体でペアリングモードへ移行できる
  • 単体での再生時間が長い
  • マルチポイントの安定性、敏しょう性◎

一方でTRUEFREE O1にもメリットはあります。

  • 後頭部にワイヤーがなくストレスフリー
  • 長時間付けていても比較的痛くならない
  • 非公式ではあるもののLDAC接続できる

個人的には装着時のストレスはTRUEFREE O1の方が少ないです。

とくにソファやチェアのヘッドレストに頭を預けても干渉しないことは、明らかなメリットです。

【RunFreeがおすすめ】

  • がっつり汗をかく運動をする
  • 少しでも音質を求めたい
  • ケースが煩わしい

→自宅、屋外、柔軟に対応

【TRUEFREE O1がおすすめ】

  • ワイヤータイプの締め付けに慣れない
  • 長時間付けて使用したい
  • 横になったりヘッドレストに頭を預けて使うシーンがある

→どちらかというと自宅用

改めて感じる「ワイヤレス」の開放感

SOUNDPEATS RunFreeを購入後、けっこうな頻度で使用してきました。

今回、改めて「ワイヤレス」を使うことで、意識せずとも、ワイヤー型には多少のストレスを感じていたことに気づきました。

TRUEFREE O1は自宅内での利用をメインに、ちょっとした外出程度でも活躍してくれそう(ケースがバカでかいことには注意)。

このジャンルのトップブランド「Oladance」の1/7の価格で購入できます(しかもOladanceはマルチポイント非対応)。

お試しでよくわからない中華製品を購入するのであれば、TRUEFREE O1をおすすめします!

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