この夏、しっかりと走り込むためのシューズに「部活シューズ」とも呼ばれるアシックスの「HYPER SPEED 2」を購入しました。
ここまで3週間くらい、約150kmを走ってみて感じたことをシェアします。
2024年1月にプーマが発売した「SOFTRIDE EASE IN(ソフトライド イーズイン)」。マラソン後のリカバリーシューズに良さそうだったので、ランナーのみなさんに共有します^^
HYPER SPEED 2(ハイパースピード2)のスペック
アシックスのロード系のシューズには多様なモデルがラインナップされています。
参照:【2023年最新】おすすめのランニングシューズをタイプ別・目的別にご紹介
HYPER SPEED 2は最も競技志向が高い「SPEED」カテゴリで、ライド感と走行効率性を重視した「バウンス&エナジー」の中でも、最もオーソドックスなシューズという位置づけです。
アスリート向けのレースシューズ「METASPEED」シリーズの機能とデザインを踏襲。
iPhoneで言うところの「SE」的なポジションでしょうか、知らんけど。
HYPER SPEED 2 | |
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国内発売 | 2022年9月 |
メーカー価格 | 9,790円 実売(Amazon)_は6,000〜7,000円台 |
重量(26.5cm) | 190g(実測) |
Width | STANDARD、WIDE |
ドロップ | 7mm |
アッパー | アッパー素材の50%以上に リサイクルポリエステルを使用 |
ミッドソール | FLYTEFOAM |
アウトソール | AHARアウターソール |
HYPER SPEED 2の特徴
- 非厚底
- 安い
- ミッドソールのFLYTEFOAM
- フルグラウンドのAHARアウターソール
非厚底
厚底全盛の時代において、HYPER SPEED 2は貴重な非厚底シューズです。
練習ではできれば厚底を履きたくない昭和脳な自分は、HYPER SPEED 2を見つけた瞬間に購入を即決しました。
安い
メーカー価格は9,790円。実売で6,000円台で購入できます。
昨今の物価の上昇はランニングシューズにも及んでおり、1万円以下でまともなシューズを買うのが難しくなっています。
この価格なら摩耗を気にせず、ガツガツと履き倒せますね。学生にもうれしい価格です。
ミッドソールのFLYTEFOAM
今作ではミッドソールに新たにFLYTEFOAMが採用されました。
軽量かつ、ほどよいクッショニングを実現しています。
また「非厚底」ではあるものの、前作よりもミッドソールを厚くすることで、ロング走での足へのダメージを軽減してくれます。
フルグラウンドのAHARアウターソール
アウトソールにはフルグラウンド(全面)にAHARアウターソールが採用されています。
AHARは耐摩耗性に優れた素材。自動車のタイヤに用いられるゴムを主材料とし、アシックスの従来のラバーよりも2倍の耐摩耗性を発揮するとのことです。
HYPER SPEED 2で走ってみた
アッパーは通気性があり、暑い季節でも蒸れることなしっかりと走り込めそう。
公式曰く
つま先部分の適度なゆとりと中足部の優れたフィット性を実現
とのこと。
HYPER SPEED 2は「STANDARD(2E相当?)」と「WIDE」の2種の幅が用意されています。
個人的にアシックスのシューズは初めてだったので、全てのシューズがそうなのかはわかりませんが、HYPER SPEED 2に関しては、普段のサイズ+0.5cmの方が良さそうです。
最初、STANDARDで普段通りのサイズを購入したところ、つま先にほとんど余裕がありませんでした。
少し遊びがある方が好みなので、幅はSTANDARDのまま、サイズを0.5cm上げました。
かかとはしっかりめなタイプで、がっちりホールド。
重量は実測190gでめちゃ軽。
ブレない安定感
約3週間、使ってみて感じたことを、ザザッとお伝えします。
- +0.5cmで購入すると、少し、アッパーとの間に余裕ができすぎる(ぶかぶかする)かも。シューレースは他のシューズより若干キツめに縛る
- HANZO(NewBalance)シリーズほどではないが、クッション性はほぼ感じず「薄底」に近い感覚
- ブレない。厚底系に慣れていると、その安定感に懐かしさすら感じる
- 軽さは特に感動しなかった
「前作からクッション性がアップしている」という声が多いようです。前作を知らない自分からすると、見た目から想像していたよりも「しっかり硬いかな」という印象でした。
キロ4分台で走っているうちは、そこまで「乗れている感」は得られませんが、3分台になってくると、しっかりと地面を蹴ってスピードを出せる感覚がありました。
ソールの耐久性は期待できそうです。約150km走行したあとの状態はこんな感じ。
ただ、濡れた路面は少し苦手で、キュルキュル滑ります。
良くも悪くもその日の自分と向き合える
HYPER SPEED 2を履いて以降、良くも悪くも、自分のその日のコンディションがパフォーマンスに直結すると感じています。
今日は少し身体が重い……という日でも、HYPER SPEED 2は「しんどいの?ふーん、そうか」という感じで、まったく助けてくれる素振りを見せません(笑)。
シューズに試されている感じ。
時節柄、ハーフを超えるようなロング走はできていませんが、オフシーズンのトレーニングや、短い距離のスピード練習でも活躍してくれそうです。
▼合わせて参考にして欲しい記事
それぞれの目標に向けて、一緒にがんばりましょう!
僕はラン歴10年、PBは2時間56分16秒の市民ランナーです。
コロナ禍を乗り越え、遂にレースが帰ってきました!それぞれの目標を達成できるように、いっしょにがんばりましょう^^
\VO2 Maxが測れるランナー向けGarmin/
出典:https://www.garmin.co.jp/- Forerunner 965(2023年4月発売)
有機ELに対応した最上位モデル - Forerunner 955(2022年6月発売)
Forerunner 965の前モデル - ForeAthlete 745
決済・音楽保存機能があるランナー最上位モデル - Forerunner 265(2023年3月発売)
上級者まで対応できるスタンダードモデル。有機EL対応! - Forerunner 255(2022年6月発売)
Forerunner 265の前モデル - Forerunner 165
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