レースシーズンが終わった4月は、毎年シューズの入れ替えを行います。
今年は発売から4年経った今でも売れているワークマンの「アスレシューズ ハイバウンス」を購入してみました。
サブ3ランナー視点で感じたことを共有します。
==この記事の結論==
1,900円の激安ランシューを履いて感じた特徴は「幅広」「アッパーがとにかく柔らかめ」「地面を掴める耐滑性」。
個人的にはスピードを出す練習より、ジョグで気楽に使うのに向いていると感じる。
2024年1月にプーマが発売した「SOFTRIDE EASE IN(ソフトライド イーズイン)」。マラソン後のリカバリーシューズに良さそうだったので、ランナーのみなさんに共有します^^
ワークマン「アスレシューズ ハイバウンス」のスペック・特徴
アスレシューズ ハイバウンス | |
---|---|
国内発売 | 2020年4月 |
メーカー価格 | 1,900円 |
重量 | 240g(26.0cm) |
Width | 1種類(広め) |
ドロップ | 12mm(実測) |
アッパー | ー |
ミッドソール | BounceTECH(バウンステック) |
アウトソール | 耐滑底 |
カラー | ライトグレー、ブラック、 ブライトオレンジ、ディンキーグレー |
外観・特徴
アッパーはメッシュ素材で通気性の良さがアピールされています。真夏にブラックは少し暑そう&汗塩が浮きやすいかも。
足を入れる部分はゴム素材で伸びます。「水陸両用のサンダル」や「足袋」のような印象を受けます。
ミッドソールは「分子レベルから開発したワークマンオリジナルの高反発ソール」を謳う「BounceTECH(バウンステック)」が採用されています。
ドロップは約12mmです。
ソールは全面ラバーを使用した耐滑底です。本来の「ワークマン」らしさが見て取れる部分です。
実際に走ってみた感想
- やはり幅広
- アッパーの柔らかさは良し悪しがある
- 軽い
- 地面を捉えられる
- 速度を上げることで感じる反発
やはり幅広
数年前にカーボンプレート入りの「アスレシューズ ハイバウンス オーバードライブ」を使っていたときにも感じたのですが、今作もやはり表記サイズより大きめ&幅広でした。
他メーカーよりも0.5〜1cm小さめが推奨され、足長ジャストサイズで合わせても、人によっては幅広で遊びが生まれる可能性があります。
あえて大きめ(他メーカーと同じ表記)を選びインソールや靴下で調整する人も多いと聞きます。
もしくは、後述のとおりアッパーに柔軟性があるため、わりとしっかりめにレースを縛り固定しても良いですね。
アッパーの柔らかさは良し悪しがある
とにかくアッパーが柔らかい印象が強いです。
感覚的な表現になりますが「足に吸い付く」という感じでしょうか。嫌いではありません。
ただしアッパーの硬さは人それぞれ好みが異なります。
個人的にはスピードを出す練習をするときは、比較的アッパーがしっかりめ(硬め)なものが好みです。逆に気楽にジョグりたい日には、これくらい伸び伸びしてくれるシューズだとストレスがありません。
軽い
26cmで約240g(メーカー)です。
「デイリートレーナー」と呼ばれるシューズの中では、比較的軽い部類に入ると思います。
地面を捉えられる
アウトソールの外観の通りしっかりと地面を掴める感覚があります。
少なくとも、ここ1年間使ってきたアシックス「HYPER SPEED 2」よりは耐滑性を感じられます。
速度を上げることで感じる反発
4分00秒/kmくらいに上げたとき、確かに中足から踵にかけて、反発を得られる感覚がありました。
(個人的に新しいシューズを履いたときは、だいたいこんな感想になる。)
厚底特有のぐにゃぐにゃした感覚はなく、しっかり接地して踏ん張ることができました。
少し不安なこと・気になること
一方でアスレシューズ ハイバウンスの気になる部分は以下のとおり。
- シューレースがくたんくたん
- ソールの耐久性は価格相応
- アキレス腱が……という声も
ワークマンのシューズのレース(紐)は得てして「もう少しなんとかならんものか」レベルで、くたんくたんです(笑)。
このシューズの紐も例に漏れず結びづらいですし、見た目も良くありません。
また約6kmのジョグをしただけで、ソールへのダメージが確認されました。この辺りはやはり価格相応だと思われます。
またXで口コミを見ていると「アキレス腱を痛めた」という声も見つかりました。そうした声が多いわけではありませんが、合う・合わないの見極めは大事です。
安くても良いから状態の良いシューズを履きたい
いろんな考え方があると思います。
「練習用シューズにこそ、機能性が高く、ある程度の価格を投資すべきだ」とか、「良いシューズでモチベーションを上げる」みたいな考え方を否定するつもりはありません。
個人的には怪我を防げて変なクセが付かないなら、安いシューズで問題ないと思っています。
自分の性格的に、そこそこ高いシューズを買うと、ソールがすり減ってもなかなか買い替えられないことが多いです。
それよりは安くても定期的に買い替え、良い状態のシューズでトレーニングを積む方が、パフォーマンスも上がるのではないでしょうか。
ランニングはウォッチやエントリーフィーにがっつりお金がかかります。
「お金をかけるところにかけ、かけなくても良いところにはかけない」というメリハリランナーは、ローテーション要員として一足買っておいても良いと思います。
▼合わせて参考にして欲しい記事
それぞれの目標に向けて、一緒にがんばりましょう!
僕はラン歴10年、PBは2時間56分16秒の市民ランナーです。
コロナ禍を乗り越え、遂にレースが帰ってきました!それぞれの目標を達成できるように、いっしょにがんばりましょう^^
\VO2 Maxが測れるランナー向けGarmin/
出典:https://www.garmin.co.jp/- Forerunner 965(2023年4月発売)
有機ELに対応した最上位モデル - Forerunner 955(2022年6月発売)
Forerunner 965の前モデル - ForeAthlete 745
決済・音楽保存機能があるランナー最上位モデル - Forerunner 265(2023年3月発売)
上級者まで対応できるスタンダードモデル。有機EL対応! - Forerunner 255(2022年6月発売)
Forerunner 265の前モデル - Forerunner 165
有機EL・タッチスクリーンに対応したエントリーモデル - ForeAthlete 55
Forerunner 165の前モデル
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