2023年3月12日、今回から市民マラソン大会に生まれ変わった「びわ湖マラソン」に出場してきました。
結果、これまでのPBを1分44秒縮めるプライベートベストの更新に成功しました!!
2024年1月にプーマが発売した「SOFTRIDE EASE IN(ソフトライド イーズイン)」。マラソン後のリカバリーシューズに良さそうだったので、ランナーのみなさんに共有します^^
4年ぶりにPB更新
12月に走った奈良マラソン2022、これまでのPBだった湘南国際マラソン2018とのラップタイムの比較は以下のとおり。
びわ湖2023 | 奈良2022 | 湘南2018 | |
---|---|---|---|
0km | 0:30 | 0:26 | 0:39 |
5km | 21:58(22:28) | 20:08(20:34) | 20:49(21:28) |
10km | 21:20(43:48) | 20:10(40:44) | 20:35(42:03) |
15km | 21:49(1:05:37) | 19:50(1:00:34) | 20:52(1:02:55) |
20km | 20:58(1:26:35) | 21:14(1:21:48) | 20:54(1:23:49) |
25km | 21:31(1:48:06) | 23:03(1:44:51) | 20:53(1:44:42) |
30km | 21:42(2:09:48) | 27:00(2:11:51) | 21:54(2:06:36) |
35km | 21:41(2:31:29) | 28:29(2:40:20) | 23:21(2:29:57) |
40km | 22:31(2:54:00) | 32:20(3:12:40) | 25:53(2:55:50) |
Finish | 10:16(3:04:16) | 13:26(3:26:06) | 10:10(3:06:00) |
会心のイーブンペースに成功。
これまでは35 – 40kmでペースがダダ落ちすることが課題でしたが、最低限の落ち込み(4:30/kmをキープ!)に抑えることができました。
今回のレースの勝因
今回のレースで意識したことをフィジカル面、メンタル面で振り返っておきます。
フィジカル面
- レーストータルで勝つための入り方(突っ込まない)
- 上り坂では頑張らない(そんなになかった)
- 給水ポイントは最初からすべて取る
- 28kmでギアを上げる
- 35km以降はとにかく「前傾」を維持
- 練習内容を変更して臨んだ
いずれも奈良マラソンの失敗を反省して、今回、意識的に取り組んだことです。
当日の大津市は21℃まで上がりました。戦前から暑くなることが予想されていたので、第1ポイントからすべての給水を取りました。
また、今回、35km以降にダレなかった大きな要因は「前傾を維持する」ことを徹底できたからだと思います。
30kmを超えると足が重くなるのは避けられませんが、そこで無理に足を上げるのではなく、前傾によって勝手に足が出てくる状態を意識することで、苦しいながらもペースを維持することに成功しました。
練習内容の変更について
12月の奈良以降、練習の内容を変更しました。
ちなみに自分は巷で言う「ポイント練習」は行っておらず、日頃から行う「基本練習(変化走)」と「ロング走」の2種類のみを実践しています。
- 基本練習の距離を12kmから16kmに増やした
- 基本練習の中に取り入れていた①を②に変更した
① 1,000m(Iペース)→1,000m(レスト)×4
② 3分(Iペース)→1.5分(レスト)×3、3分(Tペース)→1.5分(レスト)×4〜5 - 基本練習のコース後半に上り坂(約2.5km)を入れた
1日に「16km」という走行距離に大きな理由はありませんが、月間走行距離を増やしたかったことと、レースの1/3以上の距離を習慣的に走っておきたかった、という気持ちがありました。
練習の内容はできるだけ無駄のない、密度の高い内容を検討して、変更しました。
数ヶ月で効果があったのかはわかりません。でも、特に後半の上り坂練習は心拍、脚力ともに、自分を追い込めている感があって、良い練習だと思っています。
メンタル面
振り返ると、今回PBを出せたのは、フィジカル的な要因よりも、メンタルの持って行き方がうまくいったからだと感じています。
- 先述のように「レースにはトータルで勝てばいい」という考え方を頭に刷り込んだ
- 前半は50km走るつもりで距離を積み重ねた
- 28kmまではアップ。それ以降が本番だと思い込んだ
とくに「28km(前後)まではアップ」と思い込むメンタルコントロールは、過去(姫路城マラソン、神戸マラソン、福知山マラソンなど)で実践して、良いイメージがありました。
前半は「早く28kmにならないかな」と、ギアを上げるのが楽しみと思えるくらいのモチベーションで走れました。
あと、今回、所属している(けど、練習には参加できていない)ランニングチームのグループLINEで、出走することを伝えていました。
「誰かに応援されている」ことが本当に凄いパワーを生み出すんだな、と実感しました。アスリートの「応援が力になる」という言葉は、嘘ではありませんでした。
外部要因
レース中の気温は20℃近くまで上がったようですが、暑さはそこまで気になりませんでした。
あと、やはりアップダウンが限りなく少ないコースにも恵まれたと思います。
びわ湖湖岸ということで風も心配していましたが、ほぼ無風と言っていいくらい、気になりませんでした。
PB更新するための条件は整っていたと思います。
当日の流れ
- JR京都駅 06:25発 臨時列車で大津京駅へ
- 6:50頃、皇子山総合運動公園到着
- 7:30頃まで野球場横のスペースでゆっくり準備
- 7:40頃に手荷物を預ける→トイレに並ぶ
- 8:00頃、ようやくトイレに入れる→急いでスタート待機列へ
- 8:20、号砲
- 11:24、フィニッシュ
- 12:00頃、バスで草津駅へ出発
- 12:43、普通列車で京都方面へ
- 14時前に帰宅
少しトイレが少なかったかな、という印象。20分待って、待機列への整列がギリギリになってしまったので焦りました。
今回のランニングアイテム
- シューズ:Fuelcell Prism(ニューバランス)
- ポーチ:CUBATTY
- サングラス:スポーツハーフリムサングラス(ユニクロ)
- カメラ:DJI Osmo Action 3
- 補給食:
– WINZONE(28km)
– トップバリュー ENERGY180(持参するもゴールまで飲まず)
マラソンで奇跡は起こらないが、自分を伸ばすことはできる
マラソンでは実力以上の結果は出ないと考えています。
自分の実力の中で、今できる最善の結果を残すのが、マラソン競技の妙味だと思います。
自分の年齢も気づけば30代中盤に差し掛かりましたが、この年になっても過去の自分を超えられたことは、大きな自信になりました。
目標の「40歳までにサブ3」に向けて、来シーズンも考えながら走りたいと思います。
大会をサポートしてくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました
▼合わせて参考にして欲しい記事
それぞれの目標に向けて、一緒にがんばりましょう!
僕はラン歴10年、PBは2時間56分16秒の市民ランナーです。
コロナ禍を乗り越え、遂にレースが帰ってきました!それぞれの目標を達成できるように、いっしょにがんばりましょう^^
\VO2 Maxが測れるランナー向けGarmin/
出典:https://www.garmin.co.jp/- Forerunner 965(2023年4月発売)
有機ELに対応した最上位モデル - Forerunner 955(2022年6月発売)
Forerunner 965の前モデル - ForeAthlete 745
決済・音楽保存機能があるランナー最上位モデル - Forerunner 265(2023年3月発売)
上級者まで対応できるスタンダードモデル。有機EL対応! - Forerunner 255(2022年6月発売)
Forerunner 265の前モデル - Forerunner 165
有機EL・タッチスクリーンに対応したエントリーモデル - ForeAthlete 55
Forerunner 165の前モデル
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