2022年12月、楽天ひかりを契約しました。
なぜ、このタイミングで契約したのか、契約/工事のフローや、楽天ひかりに対応したIPv6ルーターについて、情報をシェアします。
光回線って複雑なイメージがあると思うんで、そのハードルを下げてもらえたらうれしいっす!
ようやく、楽天ひかりを契約した
2022年11月30日に楽天ひかりの「ホームタイプ」(一戸建て)を申し込み、12月16日(金)に開通しました。
楽天ひかりはNTTフレッツ光の回線を利用した光コラボ。プロバイダは楽天ブロードバンドです。
「1年無料」もうすぐ終わりそう?
これまで楽天モバイルをGalaxy 5G Mobile Wi-FiでBand3固定し、自宅回線として利用していました。
僕の自宅環境では、下りで常時40Mbpsは出ており、楽天モバイルでも申し分ないパフォーマンスを発揮してくれていました。
正直、固定回線を契約する必要性は高くありませんでした。
ただ、
- 昨今の楽天グループのサービス改悪状況を見ていると、そろそろ楽天ひかりの「1年無料キャンペーン」が終わるんじゃないか、という気がしてきた
- 年度末になれば工事も混み合うと予想される
ことが、今回、契約にいたった動機です。
楽天ひかりの申込み/契約/工事の流れ
今回の申し込みから契約、工事から開通までの流れは以下のとおり。
- 11/30:公式サイトから申し込み
- 12/1:電話で工事日(無派遣工事)の調整
- 12/14:ONU配送
- 12/15:ONUを光コンセントに接続して、電源を入れておく
- 12/16午前:無派遣工事・開通(IPv6も開通)
申込みから約2週間というほぼ最短スケジュールで開通させることができました。
工事の日程調整はユーザーから電話するべし
楽天ひかりの公式サイトでは、申込後に楽天ひかりから「工事に関するお知らせ」があると記されています。
しかし「1週間以上経っても連絡(電話)が来ない」というが多いです。
そのため、これから申し込む方は、申し込みの翌日にでもユーザーから連絡して、工事日程を調整したい旨を伝えることをおすすめします。
0120-987-899
(ガイダンスにつながったら1→2の順に番号を押す)
10:00〜21:00(年中無休)
無派遣工事の決定から実施
ちなみに僕の自宅は、過去に光回線を契約していたことがあったため、回線設備が残ったままでした。
工事日程の調整の際にオペレーターにその旨を伝えたところ「無派遣工事を試してみませんか?」という提案を受けました。
- 戸建で過去に光回線を契約していたことがある場合、設備がそのままになっていることが多い
- 無派遣工事で試してみて開通すれば、無派遣工事の料金(2,200円)で済むし、開通しなかったら改めて派遣工事(最大19,800円)の日程調整をする
- もし無派遣工事に失敗したとしても、かかる工事費は派遣工事分のみ
工事費はダブらないので、戸建で過去に光回線を契約したことがあるなら、まずは無派遣工事で調整してみることをおすすめします。
無派遣工事でユーザーがやることは、工事日の前日にONUを光コンセントに接続しておくことだけ。
当日は特にすることはなく、工事予定時刻(僕の場合は「午前中」でした)を過ぎてから、ONUをルーターに接続し、無事に開通していることを確認しました。
楽天ひかりのIPv6の開通日:当日開通しました
また、IPv6については「いつ開通するかは、試してみないとわからない」とのことでした。1週間程度かかることもあるようです。
IPv6が開通すると
というメールが届きます。
僕は工事予定時刻の1時間後にはメールが届き、当日から利用できました。
また、IPv6の開通状況は楽天ひかりのメンバーズステーションで確認できます。「利用中」になっていれば、開通はしているので、あとは後述するルーターの設定をするだけです。
楽天ひかりのキャンペーン
2022年12月、僕が適用できたキャンペーンは「1年無料キャンペーン」のみ。条件は以下のとおり。
- 申し込み月を1ヶ月目とし、4ヶ月目末日までに初めて開通
- 楽天ひかりの申し込みの時点で楽天モバイルを契約、または申し込みの翌月15日23:59までに楽天モバイルを申し込み
また、タイミングによっては、1,000ポイントくらい上乗せされることもあります。
ただし先述のように、楽天ひかりもいつまでキャンペーンを続けるのか、不透明な状況です。二兎追って一兎も得ず、のときのダメージはデカイと思うので、判断はお早めに。
僕が買ったIPv6に対応したルーター
楽天モバイルでIPv6を利用するには「クロスパス」に対応したルーターを用意する必要があります。
公式サイトでは対応ルーターを公表しています。
どれが良いか考えるのが面倒であれば、上記ページの「接続するだけで利用できるルーター」の中から選んでおけばOK。
僕は「ご利用前に設定が必要なルーター」の中から、TP-LINKのArcher A2600を購入しました。
■ メモ
約1ヶ月半使用後にバッファロー社のWSR-3200AX4S に買い替えました。正直、最初からこちらにしておけば良かった。
Archer A2600(Archer A10)のIPv6の設定方法
「利用前に設定が必要」と言われると身構えてしまいますが、設定はめちゃくちゃ簡単です。
以下、楽天ひかりでIPv6が開通している前提での手順です。
- スマホ、またはパソコンでArcher A2600(Archer A10)のWi-Fiに接続
- ウェブブラウザのアドレスバーに「192.168.0.1」と入力
- 「基本」タブ>「インターネット」
- インターネット接続タイプ=「DS-Lite」、AFTR名=「dgw.xpass.jp」と入力して保存(以下画像参照)
- インターネットステータスが「接続しました」になっていればOK
遅い?速い?京都南部・戸建の楽天ひかりの実測
- 京都府南部
- 戸建(ファミリープラン)
- 1階にルーターを設置
- 2階でMacBook Air(M1、2020)で5GHz、IPv6接続
- fast.comを利用
上記の条件で数日間測定した結果は以下のとおり。
随時、計測結果を追記していきます。
日時 時間 | 下り | 上り | レイテンシ (アンロード) |
---|---|---|---|
2022/12/17(土) 17:30 | 59Mbps | 56Mbps | |
2022/12/21(水) 13:18 | 68Mbps | 170Mbps | |
2022/12/21(水) 17:37 | 120Mbps | 240Mbps | |
2022/12/22(木) 13:22 | 180Mbps | 150Mbps | |
2022/12/22(木) 15:31 | 120Mbps | 140Mbps | |
2022/12/29(木) 05:55 | 110Mbps | 140Mbps | |
2022/12/31(土) 11:15 | 180Mbps | 270Mbps | 8ms |
2023/01/01(日) 09:00 | 120Mbps | 130Mbps | 8ms |
2023/01/01(日) 19:40 | 180Mbps | 290Mbps | 8ms |
2023/02/05(日) 17:11 ※ルーター変更 | 200Mbps | 470Mbps | 7ms |
また、開通後に以下の対策を行いました。
- ONU – ルーター間のLANケーブルをCAT.5e→CAT.6aに変更
→大きな改善なし - ルーター変更 WSR-3200AX4S
→パケ詰まり、上り速度が劇的に改善
1年無料のうちに、ぜひ
最後に今回、僕が楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Ⅶから楽天ひかりに乗り換えることで、どれくらいの節約になったのか、まとめておきます。
楽天ひかりを今後、1年間使う場合の費用は以下のとおり。
項目 | 金額 |
---|---|
初期登録費 | 1,980円 |
工事費 (ホームタイプ/無派遣工事) | 2,200円 |
ルーター (Archer A2600) | 5,769円 |
楽天モバイル (〜3GB、楽天ひかりを1年無料で使う ために契約) | 1,078円×12ヶ月=12,936円 |
1年後の解約違約金 | 5,280円 |
合計 | 28,165円 |
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ を1年使った場合、3,278円/月×12ヶ月=39,336円で、1年間で約1万円節約できる見込み。
■ 楽天モバイルは解約してもOK
楽天ひかりの1年無料が適用されたあとは、楽天モバイルを解約しても1年間は無料で使えるようです。
楽天モバイルを解約すれば、さらに節約することもできます。僕はRakuten Linkや「3GB」のモバイル通信が地味に便利なんで、使い続けるつもりです。
節約できて、回線速度もアップ。今回、いいタイミングで決断できてよかったです。
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