2021年版で彗星のごとく登れた、折りたためる手帳「TETEFU(テテフ)」。
僕も昨年からずっと注目していたのですが、ついに手にすることができました。
この記事ではTETEFUの中身や、実際に手にしてみて感じたことを正直にお伝えします。
結論「まだまだ改善の余地がある、伸びしろ満点な商品」といった印象でした!
▼2025年版【B6】
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ピックアップ!
個人的にいちばんオススメの週間バーチカル手帳は、NOLTYのリスティ1です。
- 時間軸は6時から22時(上下のスペースを使えば24時間バーチカルも可!)
- 巻末に30ページ以上のノート付き
縦21.9cm×横12.3cm(横幅はA4の紙を3つ折りして入るサイズ!)と少し大きめですが、その分たっぷり記入できます!
商品の詳細なスペックは以下の記事でレビューしてます。
TETEFU(テテフ)とは
TETEFUは2021年版で初めて商品化された手帳です。
名古屋に本社がある伊藤手帳さんが販売しています。
ノベルティ、社員手帳などtoB事業をメインに手掛けておられる会社ですが、個人向けの商品も「yumekirock」というECサイトで販売しています。
この記事を読んでいる方ならおそらくご存知の「セパレートダイアリー」をつくっている会社でもあります。
折りたためる唯一無二の手帳
TETEFUの最大の特長は折りたためること。
手帳の中身は上下に分かれていて広げると244×315mm。
それをパタン、パタンと2回折りたたむことで、文庫本くらいのサイズにまで小さくできます。
休みの日にスマホは家において、文庫本とTETEFUだけを持って、近所のカフェで読書&手帳タイム……。最高ですね!
組み合わせは……45通り?
TETEFUは上下で好きなリフィルを組み合わせて利用できます。
マンスリー×ウィークリー、マンスリー×デイリーなどの定番な組み合わせは予めセット販売されていますが、リフィル単体で購入して、オリジナルの組み合わせで利用することもできます。
- マンスリー
- マンスリー(日付フリー)
- ウィークリー
- ウィークリー(日付フリー)
- デイリー(日付フリー)
- 家計簿
- 罫線
- 方眼
- 無地
全部で9種類のリフィルがあって、その組み合わせは……45通り(たぶん。ド文系でしてm(_ _)m)
また、ただの組み合わせではなく、重複も許されるので「デイリー×デイリー」とか「ウィークリー×ウィークリー」みたいな攻めた使い方もできます。
折りたたんでいる様子
ただひたすらに折りたたんだだけの動画をアップしました。
商品の質感もなんとなく伝わるのではないでしょうか。ぜひ参考にしてください。
TETEFU(テテフ)(Monthly×Weekly)の中身
今回僕は、TETEFUの中でも最もオーソドックスと思われるマンスリー×ウィークリーの既製品セットを選びました。
マンスリー、ウィークリー、それぞれのリフィルの中身をさらっと見ていきましょう。
マンスリーリフィルの中身
マンスリーリフィルのページ構成は以下のとおりです。
- 年間カレンダー
- マンスリーブロック
- ガントチャート
- フリー4P
▼年間カレンダー
▼マンスリーブロック
▼ガントチャート
ページ順は1ヶ月毎に「マンスリー」「ガントチャート」「フリー×4ページ」が1セットになって、それが12回繰り返されます。
「マンスリーやガントチャートそれぞれが12ヶ月まとまっている」というものではなく、前から順番に利用していけます。
ウィークリーリフィルの中身
ウィークリーリフィルにも最初に年間カレンダーが付いており、それ以降はひたすらウィークリーバーチカルが続きます。
- 期間:2021年12月〜2022年12月
- 時間軸:6:00〜24:00
TETEFU(テテフ)を手にとって分かったこと
今回、実際に手帳を手にすることでわかった良かったところ、微妙だったところを紹介します。
マンスリー→ガント→フリーの並び順が秀逸
先に述べたとおり、この順番はいいなぁ〜と思いました。
一月ごとにマンスリーブロック、ガントチャート、フリーが1セットになっています。
特にマンスリーブロックとガントチャートが前後のページで連続しているので、両ページの行き来がとても楽ちんです。
リフィルだけで使うのもふつうにあり!
TETEFUはリフィルだけの販売もしているのですが、単体で使うのがわりとありかも、と思いました。
見てきたようにTETEFUは上下で別れていて、それぞれのリフィルの縦の長さは約10cmです。
引用元:https://www.yumekirock.com/SHOP/ttfw.html
こんな感じでパソコン前の狭いスペースで筆記するのにも向いてます。
他の手帳と併用するのもいいかもしれませんね。
ウィークリーのすべての日に時間表記が欲しかった
これはTETEFUのウィークリーで最も残念な部分でした。
気づかれた方もいらっしゃるかもしれませんが、ウィークリーページの時間はページの左右端にしか表記されていません。
そのため、特に火曜、金曜、土曜は直感的に時間が分からず、記入しづらいかもしれません。
逆に言えば、時間の表記がほとんど目立たないので、デフォルトの表記(6:00〜24:00)を無視して、自分の好きな時間軸に書き換えて使う、みたいなことができそうです。
表紙の素材はレパートリーが合っても良い
現状のTETEFUの表紙は、シワ加工が入ったビニールです。
色にもよるかもしれませんが、個人的にはそこまで高級感はなく、少し安っぽさを感じずにはいられませんでした。
また、毎日折りたたむので、耐久性についても、少し未知なところがあります。
「折り畳める素材」である必要がありますが、もう少し質感も楽しめるようになれば、選択肢に入れる人が増えるかも!と思いました。
TETEFUは発展途上の伸びしろ満載な1冊
TETEFUの折り畳めるというギミックは唯一無二です。
リフィルを組み合わせて、自分に合った使い方ができるのも◯です。
一方で中身の細かいレイアウトだったり、全体的な質感については、今後もっと良くなっていくんじゃないかな、というのが個人的な感想でした。
今回が2回目の販売だったTETEFUが、息の長い商品になることを願わずにはいられません!
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▼リフィルだけの購入もおすすめ!
おまけ…筆者の週間バーチカル歴
2016年に初めて使った週間バーチカル手帳は高橋手帳のニューダイアリーアルファ11 ウィークリーNo.105
2025年版↓↓
コンパクトでありながら、週間バーチカルの良さを十分発揮してくれたこの手帳。
そして2018年から3年間使ったのがリスティ1。トラベラーズノートやカ・クリエらと相性がいいサイズ感。
2025版↓↓
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▼2022年写真レビュー記事
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