2018年版で初版を発売し、今回が5年目になるSUNNY(サニー)手帳を買いました(今回も自腹)。
SNSで「買ったよ〜!」という人を見ることが増え、年々気になっていた商品でした。
結論、SUNNY手帳は手帳やノートが大好きな人でも満足できる商品だと思いました。
中身を紹介していきますね!
ピックアップ!
個人的にいちばんオススメの週間バーチカル手帳は、NOLTYのリスティ1です。
- 時間軸は6時から22時(上下のスペースを使えば24時間バーチカルも可!)
- 巻末に30ページ以上のノート付き
縦21.9cm×横12.3cm(横幅はA4の紙を3つ折りして入るサイズ!)と少し大きめですが、その分たっぷり記入できます!
「SUNNY手帳」ってどんな手帳?
SUNNY手帳は「いろは出版」さんが販売している手帳シリーズです。年々、知名度が上がってきている感があり、今、勢いに乗りまくっている商品です。
そしてなんと、いろは出版さんは京都の会社でした!
しかも左京区岩倉という、府外の方が想像する「京都」とは違った、閑静で緑も多い住宅街にその会社はあります。
フォーマットは3種類
SUNNY手帳のフォーマットは
- ウィークリー
- マンスリー
- デイリー(日付フリー)
の3種類があります。
いずれも記入スペースがたくさんあるのが特徴で、ウィークリータイプは141ページ、マンスリータイプでも111ページもの方眼ノートが付いています。
2022年版は用紙を刷新
上述のようにSUNNY手帳にはたっぷりなノートが付いているので、重さが気になるかもしれません。
しかし薄さと書きやすいを両立した用紙を使うことで、重さを最小限に抑えています。
- CITTA手帳2022(A5):365g
- ほぼ日カズン(A5)、本体のみ:約482g
- SUNNY手帳2022(ウィークリー):332g
また2022年度版のSUNNY手帳で使用される紙は「サンライズ手帳用紙」に変更されました。
これまでのクリーム色からホワイト系のカラーに変わり、よりコシがあり、めくりやすさが改善しているとのことです。
ざっくり、ジブン手帳とかほぼ日のような、比較的薄めな紙です。
SUNNY手帳はカバーの種類が豊富!
SUNNY手帳はカバーの違いも楽しめます。
- スタンダードカバー(ゴムバンドタイプ)
- トラッドカバー(マグネットのフリップタイプ)
- コレクションデザインカバー(デザイナーカバー)
- 本革カバー(牛革)
【スタンダードカバー】
【トラッドカバー】
引用:https://hello-iroha.com/sunny/pickup_5.php
【コレクションデザインカバー】
引用:https://hello-iroha.com/sunny/pickup_8.php
【本革カバー】
引用:https://hello-iroha.com/sunny/pickup_9.php
個人的には今回購入したスタンダードカバーでも十分な所有感を得ました。
ちなみにSUNNY手帳は本体のみの購入もできるので、カバーは翌年以降も利用できます。
SUNNY手帳の中身と特徴
SUNNY手帳は公式サイトの情報がとにかく豊富なんで、そちらを見て頂いた方が良いのですが、ここではページ構成をサクッと見ていきますね。
- 年間カレンダー
- 年間カレンダー(書き込み可)
- 月間
- 週間
- ノート(ナンバード)
- MY WISH LIST
- 年齢早見表など
年間カレンダー
年間カレンダーは見開き2年分を一覧できます。
さらに書き込みができる見開き半年の年間カレンダーが別にあります。
長期的な予定を俯瞰して確認するときに便利です。
個人的に縦一列に並んだ年間予定って好きだなぁ。予定を横書きできるのが良きです。
月数字の下には毎月のテーマや目標を書くスペースもあります。
月間ページ
マンスリーページは12月〜利用できます。
日にちの中央には横線が入っていて、午前/午後、仕事/プライベート、予定/タスクなど、その人に合わせた使い方ができます。
左下には前月、翌月のミニカレンダーもあります。
週間ページ
SUNNY手帳のメインがウィークリーページです。
いわゆる「ウィークリーノート」タイプで、時間軸は入っていません。
ノートの上部分6割くらいは白紙スペース。
さらに白紙スペースは3分割されていて、下の方には横線が引かれています。
例えば上の3分の2で予定を書き、横線の下にタスクリストを書き出すといった使い方をしてもOK。
下部は5mm方眼で自由に使えます。方眼は線が引きやすいのもグッドです。
ノート(ナンバード)
SUNNY手帳(ウィークリー)自慢の大容量141ページのノートです。
1年に換算すると、1日半ページ以上使える量です。
これだけあれば、1年間のノートをSUNNY手帳だけにまとめることもできそうです。
ノートページはドット軸で文字や線もきれいに書けます。
方眼が苦手な人はこちらの方がうれしいですね。
さらにめっちゃいいのが、すべてのノートページにページ番号が振られていること。
ノートは見返すことに意味があり、パラパラと振り返ることができるのが、紙の手帳の良いところです。
ページ番号があることで検索性が良く、例えば、ウィークリーページと紐付けることができます。
また、ノートページの冒頭には全ページ分の内容を記入できるインデックスがあります。
全ページというのはスゴイです……!検索がめっちゃはかどりそう。
MY WISH LIST
いわゆる「やりたいことリスト」ですが、SUNNY手帳はとにかく収録されている種類が多すぎる!
- やりたいことリスト
(仕事、生活習慣など9ジャンル) - 行きたいところマップ
(世界/国内) - 読みたい本リスト
- 観たい映画リスト
- 行きたい場所リスト
- 欲しいものリスト
- 大切にしたいことリスト
(嬉しかったこと、感動したことなどを書き留めておく)
個人的にはいちばん最初のやりたいことリストに「◯◯へ行きたい」みたいな感じで入れてしまうと思うので、「行きたい場所リスト」などの他のリストが埋められなくなりそうなのが目に見えてる……笑。
この手のリストを毎年がっつりとつくりたい人にはうれしいページですね。
年齢早見表など
最後に付録として付いています。
他の手帳にもよくある年齢早見・用紙サイズ表などです。
SUNNY手帳を実際に手にして感じた「さり気なさ」
実際に手にしてみて感じたのが「細かいところまで気配りされた、さり気なさがいいなぁ」ということでした。
例えば「読みたい本リスト」の上部にあるジャンルの記載。
このリストにはジャンルを書く列があるのですが、「あれ、ジャンルって何書けばいいんだっけ……」となる人もいると思います。
そんな人には予めジャンルが示されていると助かります。
「このように手帳を使ってください!」という強制とも違う、そっとサポートしてくれるような気づかいが、うれしいです。
先程も見たフリーページのナンバードもその内のひとつ。
これ、全ページに書いていくのは、ほんまに面倒なので助かります。
「ページ数は要らない」という人も、これくらいのさり気なさなら、邪魔になることもありません。
これらひとつひとつはすごく地味ではありますが、作り手のこだわりが伝わってきて、うれしい気持ちになります。
黄色とグレーの配色が良い!
あと、個人的にいいなぁと思ったのが、中の色が黄色とグレーで統一されているところ。
例えば普通は青、赤を使いたくなるような土日も、2色で表現しています。
しかも直感的に黄色が日祝だということがわかる!
中の配色にもここまでこだわりがあると、手帳カバーも黄色かグレーで統一したくなるかもです。
公式サイトの「手帳の使い方アイデア」がめちゃくちゃためになる!
SUNNY手帳の公式サイトには、とてもたくさんの手帳の使い方例が紹介されています。
このようなコンテンツって、手帳好きの人にはたまりませんよね。
仕事を忘れて、余裕で半日くらい見ていられます。
SUNNY手帳ユーザーでなくても参考になると思うので、みなさんもよろしければ覗いてみてくださいね。
2023年版の変更点
2022年秋に発売した23年版では、以下の変更点があります。
- 新色カバー(スタンダード、トラッド)
- MOVIE LIST→WATCH LISTなど、細かいフォーマットの調整
1年後の使い込んだときをイメージするのが楽しい手帳
SUNNY手帳は「1年後をイメージするのが楽しい手帳」です。
ノートもたくさん付いていて、この1冊にすべてをまとめることも決して難しいことではありません。
個人的には手帳全体のトーンや統一感がすごく好みで、がっつり1年使うと楽しいだろうなぁと思いました。
また京都の会社ということもあって、これからも注目していきたいと思ってます!
おまけ…筆者の週間バーチカル歴
2016年に初めて使った週間バーチカル手帳は高橋手帳のニューダイアリーアルファ11 ウィークリーNo.105
2025年版↓↓
コンパクトでありながら、週間バーチカルの良さを十分発揮してくれたこの手帳。
そして2018年から3年間使ったのがリスティ1。トラベラーズノートやカ・クリエらと相性がいいサイズ感。
2025版↓↓
▼合わせて参考にして欲しい記事
▼2022年写真レビュー記事
コメント