FlexiSpotを調べていると、「SANODESK」という、いかにも怪しげな商品が見つかります。
「FlexiSpotなの?佐野なの?そうじゃないの?」
この記事では「SANODESK」の概要と、FlexiSpot/MAIDESITEとの違い、個人的にどんな人におすすめなのか提案します。
SANODESKはFlexiSpotのサブブランド。エントリーモデルのE150、さらに2023年夏には超エントリーモデルQS1の販売もスタート。FlexiSpotのEF1の価格かそれ以下で、天板まで一気に揃えられます。
SANODESKとは
SANODESK(サノデスク?)は、昇降デスクでおなじみ「FlexiSpot」が販売するサブブランドです。FlexiSpotいわく「通販専売ブランド」とのこと(FlexiSpot自体、通販専売じゃないのか……?)。
執筆時点ではAmazonと楽天で購入でき、公式サイトでは取り扱いがありません。
2023年10月現在、SANODESKブランドでは「E150」と「QS1」の2種類が展開されています。いずれも天板と脚のセットで、脚単体の販売はありません。
E150とQS1の違い
SANODESK E150 |
SANODESK QS1 |
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---|---|---|
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モーター (昇降速度) |
シングル (25mm/s) |
シングル (25mm/s) |
耐荷重 | 50kg | 60kg |
天板 サイズ |
幅:120/140 cm 奥行:60/70 cm |
幅:110/140/160 奥行:60/60/75 厚み:1.5cm |
天板素材 | メラミン | 不明 (おそらくメラミン) |
天板カラー | ・メイプル ・ホワイト ・ブラック |
・メイプル ・ブラック |
昇降範囲 | 73〜121cm | 72〜117cm |
パネル | ![]() |
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機能 | USBポート メモリ ロック |
メモリ |
障害物検知 | ◯ | ◯ |
脚段階 | ![]() |
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備品 | ・収納ボックス ・ヘッドホンフック |
・ケーブルクリップ (天板備付) |
価格 (参考) |
Amazon 27,800円〜 |
Amazon 19,800円〜 |
モーターの数、昇降範囲といった基本的なスペックは同じです。
QS1は2023年夏頃に販売開始された新しいモデルで、最低限の機能に絞り価格を抑え、1万円台から購入できます。
一応のFlexiSpotブランドの昇降デスクが、脚、天板セットでこの価格で買えるのはアツいです。
SANODESK、FlexiSpot、MAIDESITEを比較
SANODESKとスペック、価格帯が近い商品として、本家FlexiSpotの「EF1」、価格のわりに性能が高いMAIDESITE(メイドサイト)の「S1 Basic-120」とも比較しておきます。
SANODESK E150 |
SANODESK QS1 |
FlexiSpot EF1 (脚のみ) |
MAIDESITE S1 Basic-120 |
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モーター (昇降速度) |
シングル (25mm/s) |
シングル (25mm/s) |
シングル (25mm/s) |
シングル (28mm/s) |
耐荷重 | 50kg | 60kg | 70kg | 80kg |
天板 サイズ |
幅:120/140 cm 奥行:60/70 cm |
幅:110/140/160 奥行:60/60/75 厚み:1.5cm |
幅:100-160cm 奥行:50-80cm 厚さ:2cm以上 |
幅:120cm 奥行:60cm 厚さ:1.8cm |
天板素材 | メラミン | 不明 (おそらく メラミン) |
別売り | メラミン |
天板カラー | ・メイプル ・ホワイト ・ブラック |
・メイプル ・ブラック |
ー | ・木目 ・ブラック ・ホワイト |
昇降範囲 | 73〜121cm | 72〜117cm | 71〜121cm | 72〜118cm |
パネル | ![]() |
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機能 | USBポート メモリ ロック |
メモリ | メモリ | USBポート メモリ ロック |
障害物検知 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
脚段階 | ![]() |
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![]() |
備品 | ・収納ボックス ・ヘッドホンフック |
・ケーブルクリップ (天板備付) |
– | ・収納ボックス ・配線アクセサリ ・ヘッドホンフック |
価格 (参考) |
Amazon 27,800円 |
Amazon 19,800円〜 |
Amazon 30,800円 |
Amazon 33,500円 ※クーポンあり |
「FlexiSpot EF1」との比較
「FlexiSpot EF1」は脚単体の商品です。
SANODESKと同等のメラミン化粧板 の天板を購入すると、約13,000円〜追加でかかり、合計で4万円を超えます。
「MAIDESITE S1 Basic-120」との比較
「ジェネリックFlexiSpot」こと「MAIDESITE」は、とにかく価格が安いのが魅力。
SANODESKの2モデルと「MAIDESITE S1 Basic-120」のスペック上の大きな違いは耐荷重。S1 Basic-120はハイスペックモデルにも迫る80kgに耐えられます。
ただこの辺はメーカーによって基準がマチマチだと思うので、そこまで神経質になってもしょうがない部分かと。
ボタンや備品の好みで選んでしまって良いレベルかと思います。
SANODESKはスペックと価格のバランスが良い
ここまでの内容をまとめると、以下のとおり。
- FlexiSpot EF1
最も高価で機能は少ないが「FlexiSpot」ブランド - SANODESK E150
一応FlexiSpotのサブブランド、機能はEF1よりも充実 - SANODESK QS1
一応FlexiSpotのサブブランドで最安1万円台から買える - MAIDESITE S1 Basic-120
比較した製品の中ではスペックは最も充実しているが、FlexiSpotではない
SANODESKはスマホで言うところの「UQモバイル」「ワイモバイル」みたいな立ち位置。
FlexiSpot(大手キャリア)の傘下にあるため、安心して購入できますが、他のジェネリックFlexiSpot(格安SIM)ほど安くはありません。
そういう意味ではブランド力と価格のバランスが取れた商品と言えます。
「昇降デスクが欲しいけど、高い……。でも、よくわからないメーカーのものは嫌だ。」というユーザーは検討の価値があります。
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