FlexiSpotを調べていると、「SANODESK」という、いかにも怪しげな商品が見つかります。
「FlexiSpotなの?佐野なの?そうじゃないの?」
この記事では「SANODESK」の概要と、FlexiSpot/MAIDESITEとの違い、個人的にどんな人におすすめなのか提案します。
◎この記事の結論
SANODESKはFlexiSpotのサブブランド。エントリーモデルのE150(脚+天板)とハイエンド相当のEC5(脚のみ)の2種類を販売。
E150はFlexiSpotのEF1と迷っているなら、検討の余地あり。
EC5は2023年2月から欠品中。
SANODESKとは
SANODESK(サノデスク?)は、昇降デスクでおなじみ「FlexiSpot」が販売するサブブランドです。FlexiSpotいわく「通販専売ブランド」とのこと(FlexiSpot自体、通販専売じゃないのか!と、突っ込みたい)。
執筆時点ではAmazonと楽天で購入でき、公式サイトでは取り扱いがありません。
2023年5月現在、SANODESKブランドでは
- E150:脚(シングルモーター)+天板セット
- EC5:脚のみ(デュアルモーター)
の2種類のラインナップがありますが、EC5(脚のみ)は2月頃からずっと品切れが続いています。
SANODESK E150のスペック|脚+天板セット
E150はエントリーモデルの脚とメラミン化粧板の天板がセットになった、お求めやすいモデルです。
スペックは以下のとおり。
スペック、価格帯が近い商品として、本家FlexiSpotの「EF1」、価格のわりに性能が高いMAIDESITE(メイドサイト)の「S1 Basic-120」とも比較しておきます。
SANODESK E150 |
FlexiSpot EF1 (脚のみ) |
MAIDESITE S1 Basic-120 |
|
---|---|---|---|
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|
モーター (昇降速度) |
シングル (25mm/s) |
シングル (25mm/s) |
シングル (28mm/s) |
耐荷重 | 50kg | 70kg | 80kg |
天板 サイズ |
幅:120cm 奥行:60 cm |
幅:100-160cm 奥行:50-80cm 厚さ:2cm以上 |
幅:120cm 奥行:60cm 厚さ:1.8cm |
天板素材 | メラミン | 別売り | メラミン |
天板カラー | ・メイプル ・ホワイト ・ブラック |
ー | ・木目 ・ブラック ・ホワイト |
昇降範囲 | 73〜121cm | 71〜121cm | 72〜118cm |
パネル | ![]() |
![]() |
![]() |
機能 | USBポート メモリ ロック |
メモリ | USBポート メモリ ロック |
障害物検知 | ◯ | ◯ | ◯ |
脚段階 | ![]() |
![]() |
![]() |
備品 | ・収納ボックス ・ヘッドホンフック |
– | ・収納ボックス ・配線アクセサリ ・ヘッドホンフック |
価格 (参考) |
Amazon 27,800円 |
公式![]() 30,800円 |
Amazon 28,999円 |
「SANODESK E150」と「FlexiSpot EF1」の比較
「FlexiSpot EF1」は脚単体の商品です。
「SANODESK E150」と同等のメラミン化粧板 の天板を購入すると、約13,000円追加でかかり、合計で4万円を超えます。
耐荷重はEF1の方が20kg程度大きいですが、それ以外の機能や備品まで考えると、E150の方がコスパは良いです。
- 本家FlexiSpotにこだわるなら「EF1」
- 機能を重視するならSANODESK E150
が良さそう。
「SANODESK E150」と「MAIDESITE S1 Basic-120」の比較
「ジェネリックFlexiSpot」こと「MAIDESITE」は、とにかく価格が安いのが魅力。
「SANODESK E150」と「MAIDESITE S1 Basic-120」のスペック上の大きな違いは耐荷重。S1 Basic-120はハイスペックモデルにも迫る80kgに耐えられます。
ただこの辺はメーカーによって基準がマチマチだと思うので、そこまで神経質になってもしょうがない部分かと。
この両者はボタンや備品の好みで選んでしまって良いレベルかと思います。
ここまでの内容をまとめると、以下のとおり。
- FlexiSpot EF1
最も高価で機能は少ないが「FlexiSpot」ブランド - SANODESK E150
一応FlexiSpotのサブブランド、機能はEF1よりも充実 - MAIDESITE S1 Basic-120
3商品の中ではスペックは最も充実しているが、FlexiSpotではない
ブランドか機能面を取るかで、判断すると良さそうです。
(在庫なし)SANODESK EC5のスペック|脚のみ
「SANODESK EC5」はミドル〜ハイエンドスペックの脚のみの商品です。
E150がエントリーモデルなら、EC5は「上位スペックで、天板も自分で選びたい」という方向けです。
EC5のスペックは以下のとおり。
こちらもスペック、価格帯が近い商品として、本家FlexiSpotの「EJ2」「EF1」、MAIDESITEの「T2 Pro Plus」とも比較しておきます。
SANODESK EC5 |
FlexiSpot EJ2(2.0) |
FlexiSpot E7 |
MAIDESITE T2 Pro Plus |
|
---|---|---|---|---|
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![]() |
|
モーター (昇降速度) |
デュアル (35mm/s) |
デュアル (38mm/s) |
デュアル (38mm/s) |
デュアル (40mm/s) |
耐荷重 | 100kg | 100kg | 125kg | 125kg |
天板 サイズ |
幅:120〜180cm 奥行:60〜80cm 厚さ:2cm以上 |
幅:120〜200cm 奥行:60〜80cm 厚さ:2cm以上 |
幅:120〜210cm 奥行:60〜80cm 厚さ:2cm以上 |
幅:100〜220cm 奥行:60〜100cm 厚さ:2cm以上 |
昇降範囲 | 62〜127cm | 69〜118cm | 58〜123cm | 62〜125cm |
カラー | ブラック ホワイト |
ブラック ホワイト |
ブラック ホワイト |
ブラック ホワイト |
パネル | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
機能 | USBポート A メモリ |
メモリ ロック |
メモリ ロック |
USBポート メモリ アラーム ロック |
障害物検知 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
脚段階 | ![]() 3段 |
![]() 2段 ピラミッド |
![]() 3段 |
![]() 3段 |
価格 (参考) |
Amazon 43,800円 |
Amazon・公式![]() 41,600円 |
公式![]() 57,200円 |
Amazon 38,999円 |
「SANODESK EC5」と「FlexiSpot EJ2 / E7」の比較
この3商品の価格は「FlexiSpot EJ2 < SANODESK EC5 < FlexiSpot E7」の順でに上がっていきます。
- SANODESK EC5
チャイルドロックが付いていない - FlexiSpot EJ2
最も安いが低く下げられない - FlexiSpot E7
58cmまで下がり、耐荷重は125kgと最高だが、最も高い
EJ2は安いですが中途半端なポジションで、選ぶならEC5かE7の二択。
より安定した125kgの耐荷重を約1.5万円の価格差で購入するか……という判断になります。
「SANODESK EC5」と「MAIDESITE T2 Pro Plus」の比較
別メーカーの比較になるので、単純に比べることはできませんが、両者には約5,000円の価格差があります。
スペック・性能面ではMAIDESITEが上回っている部分はありますが、「どうしてもMAIDESITEじゃないといけない!」という決め手には欠きます。
単純にFlexiSpot(のサブブランド)の安心感 or 価格、どちらを優先するかですね。
「脚のみ」商品の個人的な見解をまとめると、以下のとおり。
- SANODESK EC5
ブランド力(安心感)、 スペック・機能面でコスパは高い - FlexiSpot EJ2
安いが選ぶメリットが少ない - FlexiSpot E7
最下端58cm、耐荷重125kgとハイスペック。予算が許せば - MAIDESITE T2 Pro Plus
ブランドにこだわらないなら、かなりお買い得
SANODESKはスペックと価格のバランスが良い
SANODESKはスマホで言うところの「UQモバイル」「ワイモバイル」みたいな立ち位置。
FlexiSpot(大手キャリア)の傘下にあるため、安心して購入できますが、他のジェネリックFlexiSpot(格安SIM)ほど安くはありません。
そういう意味ではブランド力と価格のバランスが取れた商品と言えます。
- SANODESK E150
昇降デスクが欲しい。よくわからないメーカーのものは嫌だ - SANODESK EC5
ハイスペックの脚が欲しいけど、本家ブランドにはこだわらない
というニーズに応えてくれそうです。
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