◎後継モデルが登場!
Redmi Buds 4 Pro 実機レビュー。大ヒットモデル後継の実力は
Xiaomiから7月に発表されたアクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)搭載の格安イヤホン「Redmi Buds 3 Pro」。
Aliexpressでグローバル版を購入し、8月末にようやく手にすることができました。
まずは数日間使ってみた上での実機レビューをお届けします。
(2021/10/26追記)
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「Redmi Buds 3 Pro」が届いた!
7月下旬にAliexpressで注文して、ちょうど1ヶ月くらいで届きました。今回はグレーとブラックを両方注文。
7月中に「ブラックが在庫不足だから、グレーにしてくれたら早く送るで」と連絡が来てたのをガン無視してたんで、結局1ヶ月待つことに。
外装はスマホのような高級感。そこにお金使ってるのに、この価格(アリで5,000円台)で売れるのおかしいでしょうよ。
思ってたよりも小さかった!
ケースは想像してたよりもかなり小ぶり。
サラサラとした質感で手に馴染みますが、少し擦れると跡がつきそう。
そしてイヤホンを初めて手にして思ったのが意外と小さい!ということ。
独特な形状なこともあり、もっとゴツいのかなと思っていたのですが、かなり小ぶりだな、という印象です。
接続方法
ケースについているボタンを2秒長押しすると、ペアリングモードに移行します。あとはふつうにスマホ側でRedmi Buds 3 Proを選んでペアリングするだけ。
XiaomiのRedmi Note 9Tでペアリングをしてみると、かっこいいアニメーションが表示されてホーム画面でかんたんにペアリングできました。
ちなみに僕が重視している「本体だけでのペアリングモードへの移行」はできませんでした。
またRedmi Buds 3 Proはマルチポイントにも対応しています。
一度ペアリングを済ませた端末であれば、同時に2台まで接続できます。1台目に接続した状態で、2台目のBluetooth設定からRedmi Buds 3 Proを選べば、接続できます。
操作方法
本体はタッチセンサーになっています。デフォでは
- 2タップ:再生/一時停止・着信を取る
- 3タップ:曲送り・通話を終了
- 長押し:ANCモード↔トランスペアレンシー(外部音取り込み)
が割り振られています。
音量調整、曲戻し、ANCの強度調整などはできません。
イヤホンの左右で操作を振り分けて、できることを増やしてほしかったな〜というのが、率直な要望。
センサーの感度はふつうに良いと思います。少なくとも僕の1軍イヤホン「Mi完全ワイヤレスイヤホン2 Basic」よりは良いです。
使用感レビュー
ここからは実際に使ってみて感じたことをお伝えしていきます。
【装着性】圧迫感が少なく疲れない
僕の耳にはすんなりフィットしました。また運動をしても落ちてしまうようなこともなさそうです。
落下防止のウイングチップがないこともあって、長時間つけていても痛くなったりストレスも感じません。
【音質】お察しの通りレベル
音質については期待していませんでしたが、まぁ可もなく不可もなし、といった感じの「お察しレベル」です。
- 解像感、繊細さは微妙(良い!とは感じない)
- 低音の響き、高音も特筆すべきことなし
- 全体的にこじんまりとして広がりを感じにくい
音楽を聴くことを主目的にこのイヤホンを選ぶ人は少ないと思うので、問題ないと思います。
同価格帯で僕が使ったことがあるものであれば、AnkerのLiberty Neo 2とかの方が音質の満足度は高いと思います。ノイキャンはついてませんが、遮音性はかなり高めです。
ちなみにマイク音質は以下をご参考に。
【ノイズキャンセリング】強すぎず心地よい
僕が使ったことがあるイヤホンの中では「そこまで強くないかな」という印象。
- 室内のサーキュレーターの音→消える
- 冷蔵庫の音→消える
- 鍋で煮物を煮込んでいる音→消える
- 同居人が階段を降りてくる音→消える
- 人の声→消えない
- 家の外を走る車の音→エンジン音は消えるが、タイヤが地面を擦れる音は聞こえる(雨の中をしぶきを立てて走っているような音が残る)
- キーボードのタイプ音→完全には消えないが、かなり低減される
といった感じ。
3種の強度切り替えができない(苦笑)
Redmi Buds 3 Proは3種類のノイキャン強度に対応しています。
- 地下鉄・飛行機…強(最大35db)
- コーヒーショップ・公園…中程度
- 図書館・事務所…弱
しかしイヤホン単体ではどのモードになっているかもわからないし、切り替えることもできません。
なんで「そこまで強くないかな」とお伝えはしたものの、どのモードに設定されているのかわからないので、本来の性能を判断することができません。
【外部音取り込み】自然に聞こえる
Redmi Buds 3 Proはセンサー長押しで「ノイキャン」↔「トランスペアレンシーモード(外部音取り込み)」を切り替えられます。
本当は人の声を聞こえやすくする「エンハンスボイスモード」もあるみたいなんですが、これも現状は使えない機能です。
トランスペアレンシーモードは実質、「ノイキャンオフ」の状態だと思ってもらえれば良いかと思います。
イヤホン自体の遮音性が低いため「ノイキャンをオフにすれば外の音も聞こえるよね」といった感じです。
【マルチポイント】ふつうに便利
マルチポイントが不安定、といったレビューも見かけましたが、個人的にそのようなことはありませんでした。
僕はMac↔iPhoneで使っていますが、これまで接続が切れてしまったことはありません。
ただし、Macで一度ペアリングした情報が消えてしまった、ということがありました。これはイヤホンの問題というよりは、Macの問題のような気がしてます。
初めてマルチポイント対応イヤホンを使いましたが、これはほんまに便利ですね。
デスク前ではパソコンの音源に接続→トイレに行くときはスマホでポッドキャストを再生するといったことを1日に何度もしますが、都度切り替えなくてもいいのは快適そのもの。
【その他】片耳モード、コーデック
スペックシートでは片耳モードに対応しているかどうかがわかりませんでしたが、対応していました(そもそも最近のイヤホンで対応してないのあるのかな?)
コーデックはaptXには非対応です。
現状の「グローバル版」でできないこと
現状日本で購入するなら「グローバル版」になると思いますが、グローバル版では中国では対応しているらしいアプリが使えません。
そのため以下の使用に制限があります。実際に使えませんでした。
- ノイキャンの強度調整と、現在の強度の確認
- ノイキャン強度のAI自動調整
- エンハンスボイスモード(人の声を聞き取りやすくする補助機能)
- ウェイクアップ音声制御機能
- タップ操作のカスタマイズ
むしろ中国ではこれらの機能が全部使えて、この値段なんでしょうか。だったら価格設定明らかにミスってるっす。
その真価を発揮するのは、いつかわからない未来
音質は微妙というか、この価格帯でもっと良いものがあるはずです。
しかしノイキャンなどの充実した機能を備えていていこの価格は、他ではなかなか難しいでしょう。
とくに超貴重なマルチポイントに対応していることだけで、僕にとっては「買い」でした。
今後アプリに対応するかどうかはわかりませんが、可能性はゼロではありません。そこまでを楽しみにしながら、長い目で使っていければと思ってます!
「機能がついているのに、日本で使えないのはRedmi Buds 3 Proだけだよ!」
(2021/10/26追記)
国内でも正式に発売しました!↓↓
(2021/11/30追記)
ガルマックスさんから超貴重な情報が発信されてます!これで、このイヤホンが覚醒します!!
新しいイヤホンと合わせて、ぜひ!
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コメント
iPhoneで使用できるANCイヤホンを探しています。何個か試しましたが、音量が小さくできない問題で失敗続きです。このイヤホンは音量を1〜2で有線並みに小音量になるか、良かったらレビュー頂けませんか?
コメントありがとうございます!
結論、このイヤホンについては、特別音量が小さくなるとは感じておりません。
また、有線イヤホンでも製品や人によって、音の聴こえ方は異なると思いますので、
文字電話さまが求められている情報をお届けできなさそうです。
ご期待に添えず、申し訳ありません!
返信ありがとう御座います。
了解しました。ただ、”音量が小さくなる”ではなく、”小さく出来ない”でした。iPhone使用で困っている方は以外と少ないのですね。