2024年11月にAliExpressでE-YOOSO A68を購入しました。
おそらく日本にいながら購入できるロープロファイルのメカニカルキーボードとしては、最安水準の3,000円台で購入できます。
使用して感じたことを共有いたします。
==この記事の結論==
ロープロファイルのメカニカルキーボードとしては最安水準で購入できるモデル(3,000円台)。
ロープロファイルを試してみたいユーザーの入門機としては選択の余地あり。質の高い打鍵感に慣れている人などは物足りなさを感じ、沼っていく可能性があるので注意。
E-YOOSO A68のスペック
E-YOOSO A68 | |
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発売日 (Amazon取り扱い開始) | 2024年夏頃? |
サイズ (縦×横×厚み mm) | 104×310×22 |
重量 | 415g |
対応OS (メーカーが保証) | Windows / macOS etc |
同時接続台数 | 1台 |
キー種類 | メカニカル |
軸 | 赤 |
ホットスワップ | 対応 |
接続 | USB TYPE-C |
キー配列 / キー数 | 70%配列 / 68キー |
バッテリー | ー |
充電ポート | ー |
その他 | ー |
参考価格 (AliExpress) | 3,697円 |
説明書
クリックで拡大できます。
当方の環境と購入した動機
- MacBook Airで使用
- 自宅では分割キーボードの7s Proを使用
- 外出用のコンパクトなものを探していた
- ロープロファイルを格安で試してみたかった
- ホットスワップに対応していた
E-YOOSO A68を使って感じたメリット・デメリット・特徴
約2ヶ月、サブ機として使用して感じていることを共有します。
外でもギリギリ使える打鍵音
おそらく日本国内にいながら購入できるロープロファイルのメカニカルキーボードとしては最安水準の「E-YOOSO A68」(赤軸/英字)をアリエクで購入しました。ロープロ沼の入口はこちらです pic.twitter.com/N6wq14KOSw
— spkNote (@spk__note) November 25, 2024
2025年1月の執筆時点のラインナップは赤軸のみ。
作業場やカフェなどでもギリギリ使えるかな、という打鍵音。静かなコワーキングスペースなどではちょっと厳しいかもしれません。
HHKB HYBRID Type-Sなんかよりは打鍵音は小さいように感じます。
打鍵感はもの足りない
ロープロファイルの使用経験がそこまで多くないのですが、正直、タイピングに気持ちよさは感じませんでした。だからこそ「ロープロファイル沼の入口」とも言えます。
あと「最後まで打ち切らないと入力されにくい」という印象を受けました。「ロープロファイルだから、これくらいのソフトタッチで入力されるでしょ」という気持ちでタイピングすると、空振りすることが多い気がします。(すごく感覚的な話です)。
Fn行がないのが良いがFnキーの位置が好きじゃない
最上段にFn行がなく、コンパクトな設計です。持ち運び用途として使うにはうれしいポイントです。
Fn+数字キーでFnキーの各機能が使えます。ただ最下部にあるFnキーの位置が個人的には好みではありません。Fnキーはホームポジションから移動せずにアクセスできる位置にあるとうれしかったです。
ケーブルポートが本体左側なのが良き
MacBook Airユーザーとしては、本体の左側にUSBポートがあるのはとても良きです。
一般的にメカニカルキーボードのUSBポートは本体奥側にあることが多いです。奥側にあると、MacBook Airで尊師スタイルで使うときにケーブルの処理が煩雑になります。
MacBook Airは本体左側にUSBポートが付いており、左側にケーブルポートが付いているE-YOOSO A68との相性は良いです。
矢印キーが遠い
E-YOOSO A68はBackSpace、Enterなどの列のさらに右にもう1列あります。
その列に右矢印キーが侵食することで、矢印キー全体が右方向に移動し、ホームポジションから離れてしまいます。
この手の配列は海外製のキーボードではよく見られます。個人的に最右列は不要で、矢印キーをもう1列ホームポジション側に近づけて欲しいです。
その他、細かいこと
- Macで使う際、右Ctrlが英/かなのトグルキーになる
- 有線なので技適を心配することなく海外サイトで購入できる
- VIAなどのリマップソフトには非対応
E-YOOSO A68はロープロファイル沼の入口
ロープロファイルのメカニカルキーボードは気軽に手が出せる価格帯のものが少ないです。
そんな中、国内にいながら3,000円台で購入できるE-YOOSO A68は「ロープロファイルメカニカルを試してみたかった」という人におすすめしやすい1台です。
個人的には打鍵感やFnキー、矢印キーの位置など、好みではない部分もありました。だからこそ「もっと理想的なものがあるだろう」とロープロファイル沼に足を突っ込みたくなる危ない子だと感じます。
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