2025年6月24日、Amazfitから「Amazfit Balance 2」が国内発表・発売されました。
2023年10月に発売した「Amazfit Balance」の後継機で、同社スマートウォッチのフラッグシップモデルです。
今回、メーカーさまよりご提供をいただきました。スマートウォッチとしての使用感をはじめ、一市民ランナー目線でランニングウォッチとして使ってみた感想も共有します。
==この記事の結論==
- Amazfit Balance 2の前作からの進化点は?
サファイアガラス、輝度、バッテリー容量、ストレージ容量、スピーカーなど、ハードが大幅に進化した - Amazfit Balance 2のランニングウォッチとしての使用感は?
とにかく大画面の恩恵が大きく、視認性が高い。欲しいデータは記録できるし、ウォッチとしてのセンサーの精度に不満はない - Amazfit Balance 2はどんな人におすすめ?
ウォッチに確かな所有感を求める人。数年は使い続けるつもりの人。他社のランニングウォッチが高いと感じている人 など
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Amazfit Balance 2のスペック
Amazfit Balance 2 | Amazfit Balance | |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
本体素材 | フレーム:アルミニウム合金製 ケース:繊維強化樹脂 | アルミニウム合金製ミドルフレーム 繊維強化ポリマー製ボトムシェル |
サイズ | 約47.4 x 47.4 x 12.3mm | 約46 x 46 x 10.6mm (心拍ベース除く) |
バンド幅 | 22mm | 22mm |
重量 | 約42g (本体のみ) 約59,7g (実測/バンド含む) | 約52g (バンド含む) |
ボタン | 2 (1つはクラウン) | 2 (1つはクラウン) |
OS | Zepp OS 5 | Zepp OS 4 |
常時表示(AOD) | あり | あり |
対応デバイス | Android 7.0以上, iOS 15以上 | Android 7.0以上, iOS 14.0以上 |
ディスプレイ | 1.5インチ AMOLED | 1.5インチ AMOLED |
解像度 | 480 x 480 | 480 x 480 |
PPI | 323 | 323 |
ピーク輝度 | 2,000nit | 1,500nit |
タッチスクリーン | サファイアクリスタルガラス 指紋防止コーティング | 強化ガラス+ アンチグレアガラスベゼル+ 指紋防止コーティング |
バッテリー容量 | 658mAh | 475 mAh |
充電時間 | 約2時間 | 約2時間 |
バッテリー持ち (標準) | 約21日間 | 約14日間 |
バッテリー持ち (ハード) | 最大10日間 | 約7日間 |
防水 | 10ATM ※ ダイビングに適合 | 5ATM |
MIL規格 | MIL-STD-810G-2014 | ー |
マイク | あり | あり |
スピーカー | あり(2個) | あり |
Bluetooth通話 | あり | あり |
ストレージ | 約32GB | 最大2.2GB |
Bluetooth | 5.2 | 5.0 |
Wi-Fi | あり (2.4GHz) | あり (2.4GHz) |
NFC | 日本なし | 日本なし |
外部センサー への接続 | あり | あり |
Alexa | なし | あり |
Zepp Flow | あり | あり |
Amazfit Balance 2 | Amazfit Balance | |
![]() | ![]() | |
体組成測定 | なし | あり (体脂肪率、筋肉量、基礎代謝など) |
生理周期 トラッキング | あり | あり |
レディネス | あり | あり |
BIOCHARGE | あり | ー |
GPS連続使用 | 最大33時間 (GPSモード) | 最大26時間 (精度GPS) |
測位システム | デュアルバンド6衛星測位 (GPS, GLONASS, Galileo, BDS, QZSS, NavIC) | デュアルバンド6衛星測位 (GPS, GLONASS, Galileo, BDS, QZSS, NavIC) |
健康センサー | BioTracker™ 6.0 (5PhotoDiode+2LED) | BioTracker™ 5.0 (8PhotoDiode+2LED) |
運動センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、 地磁気センサー、気圧高度計センサー、 環境光センサー、温度センサー | 加速度センサー、ジャイロセンサー、 地磁気センサー、気圧センサー、 環境光センサー、温度センサー |
スポーツモード | 170種類以上 ゴルフ(約4万コース) ダイビング(水深45m) | 150種類以上 |
インターバル作成 | あり ウォッチ上で作成可能 | あり ウォッチ上で作成可能 |
トレーニングテンプレ作成 | あり アプリで作成 | あり アプリで作成 |
ランニングサポート | ・トラックラン ・仮想ペーサー ・アチーブメント予測 | ・トラックラン ・スマート軌道修正 ・仮想ペーサー ・アチーブメント予測 |
ワークアウトステータス | PeakBeats™ (Vo2Max、完全回復時間、 トレーニングの負荷・効果など) | PeakBeats™ (Vo2Max、完全回復時間、 トレーニングの負荷・効果など) |
国内発売日 | 2025年6月24日 | 2023年10月24日 |
発売時価格 | 43,900円 | 41,900円 |
Amazfit Balance 2 レビュー(スマートウォッチとして)
Amazfit Balance 2の国内でのカラー展開は1種類のみ。
バンドはブラックとオレンジ味のあるレッドの2本が付属しています。ともにシリコンバンドです。
本体がこちら。
初見で感じたのは「とにかく、デカい」。直径47.4mmの大型に分類されるウォッチです(ちなみにApple Watch Ultra 2は49mm)。
重量は本体42g(公称値)、付属バンド込みで59.7g(実測値)で、それなりに存在感があり、同時に所有欲を満たしてくれます。
本体フレームはマットなアルミボディで、他モデルとは一線を画します。米軍調達規格のMIL規格(MIL-STD-810G-2014)に準拠しています。耐水性は前作の5ATMから進化し、10ATM、最大水深45mのダイビングにも対応しました。
ディスプレイ
ディスプレイは1.5インチの大画面。耐久性に優れたサファイアガラスに変更されました。
最大輝度は2,000nitで前モデルの1,500nitからさらにアップ。大画面+高輝度+周囲光センサーで、直射日光下でも不便なく視認できます。
ワークアウト中の視認性については、後述します。
バッテリー
今作はバッテリーも大きな進化点です。
Amazfit Balance 2 | Amazfit Balance | |
---|---|---|
バッテリー容量 | 658mAh | 475 mAh |
バッテリー持ち (標準) | 約21日間 | 約14日間 |
バッテリー持ち (ハード) | 最大10日間 | 約7日間 |
バッテリー容量は約1.4倍にアップ。
当方の環境では約1時間10分のワークアウトで6%程度の消費。ワークアウトを含めた24時間で約10%程度の減りでした。
毎日ワークアウトをしたとしても、1週間に1度程度の充電で運用できるかもしれません。1週間程度の出張や旅行であれば、充電器は持ち運ばなくても良さそうです。
ちなみにAmazfit Balance 2の充電器は、Amazfit Active 2や Amazfit Bip 6 などの廉価帯モデルのものとは異なります。
スピーカー|2つ搭載
Amazfit Balance 2はスピーカーを左右2つ搭載しました。
音の表現はステレオのスマートフォンには及ばないものの、かなりの大音量で出力できます。
Amazfit Balance 2 | Amazfit Balance | |
---|---|---|
ストレージ | 約32GB | 最大2.2GB |
また今作はストレージ容量が超絶な進化を遂げており、より多くの音楽データを持ち運べるようになりました。
ただ音楽の転送はアプリを使う必要があり、また、多少、時間もかかるため、スマホを携帯しているときは、あえてAmazfit Balance 2で音楽を聴くことはないと思います。
(「Spotifyer」という、自分のSpotifyのライブラリやお気に入りリストから音楽をダウンロードできるアプリが提供されていますが、Spotify無料会員の筆者は、音楽をダウンロードできませんでした。)
全体的な操作感
フラッグシップモデルということで、動作には余裕さえ感じます。
前作から引き続きクラウンボタンが搭載されていることで、非搭載モデルと比べて格段に操作性がアップします。
とくにアクティビティ中や後に画面を触りたくないとき、クラウンボタンだけで操作できるのは快適です。
【Amazfitの現行のクラウンボタン搭載モデル】
また、通常は上ボタン押下は待ち受け画面への移動、下ボタン押下は割り当てた機能へ移動できますが、設定→アクセシビリティ→「ボタンモード」を有効にすることで
- 上ボタン:待ち受け画面への移動→「決定」ボタンへ
- 下ボタン:割り当てた機能への移動→「戻る」ボタンへ
に変更できます。
アプリによるインサイト:新指標「BIOCHARGE」
Amazfit Balance 2の発売に合わせて、従来の「身体がどれだけ充電(休息)できているか」の指標だった「レディネススコア」に加えて、「BIOCHARGEスコア」が確認できるようになりました。
BIOCHARGEスコアも、身体のエネルギー状態を数値で示すもので、睡眠の質、心拍変動(HRV)、ストレス、日中の活動などをもとに算出されます。
ぐっすり眠れた日は数値が高くなりやすく、日中の活動やストレスで徐々に下がっていきます。
スコアは常に高く保つ必要はなく、日々の活動に合わせて、運動と休息をバランスよく取り入れることで、体調を整え、日常のパフォーマンスを高めることができます。
ちなみに従来の「レディネススコア」も「概要タブ」の最下部で確認できます。
アプリによるインサイト:食事の記録
アプリによる記録で面白いのが、食事の写真をアップするだけで、カロリーや栄養価をざっくり計算して、自動で登録してくれる機能です。しかもインサイトまで提案してくれます。
この手のサブスクサービスは他にもありますが、Zeepアプリなら無料で使えます(おそらく、Amazfit Balance 2 以外でも利用できます)。
これ、本当に無料で使って大丈夫なんですか?と不安になってきます。
その他の機能
ゴルフ機能
最近のフラッグシップスマートウォッチの流行でもあるゴルフ機能が搭載されました。
世界中の約4万コース、日本は2,349コース(カバー率99%以上)を網羅しています(2025年6月現在)。
ゴルフ機能では6衛星測位システムを活かし、グリーンまでの距離はもちろん、池やバンカーなどの障害物までの距離、ホールのレイアウトを確認できます。グリーン上のピンの位置が変わるコースに備え、ピン位置を任意に設定することもできます。
GPS以外にも、スイングの軌道を確認できる「スイング分析」など、Amazfit Balance 2の各種センサーをフル動員した、肝いりの機能です。
【ゴルフ機能でできる主なこと】
- グリーンまでの距離、ハザード、ホールのレイアウトを確認
- コースをナビゲートするためのカスタムポイントを設定
- ピンの位置を変更したグリーンビュー
- 地図をスクロールして障害物を表示
- スコアリングとハンディキャップのオプション
- 前回のスイングのメトリクスに素早くアクセス
オフラインマップ
他のAmazfit 製品よりも、確実にオフラインマップの使い勝手は良いです。
- Wi-Fi接続に対応しているため、Bluetoothでマップを取り込む他のモデルよりも、圧倒的に早くインストールできる(環境にもよると思うが、約55km×約34kmの範囲のマップを5分でインストールできた(Bluetoothの場合、1時間かかったことも……!)
- スマホのようにマップをスクロールして移動できる
- ストレージ容量が大きくなったので、大量のマップを保存できる
ボイスメモ
Amazfit Balance 2 で録音した音声は以下のとおり。
Amazfit Bip 6で録音したものよりも、ノイズが少ないように感じます。
今回のボイスメモ機能は、Amazfitも力を入れておられるようで、「とりあえず」の機能ではなく、議事録の作成など、実用的な利用を想定して開発しているようです。
録音したボイスメモデータは、アプリを使ってウォッチ→スマートフォンに簡単に保存できます。
例えばスマホの各種文字起こしアプリを使ったり、スマホからPCにデータを転送し、GoogleのNotebookLMにインポートすれば、音源を簡単に文字データにできます。
実際にデモンストレーションしてみた様子は、以下の動画でご確認ください。
その他、個人的におすすめのアプリ
- ウォッチの空き容量
ストレージ残量を確認できる - リアルタイム心拍数
起動するとすぐに現在の心拍数が確認できる - ランニング計算機
距離、タイムからペースを計算できる
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ランニングウォッチとしてのレビュー
一市民ランナーがランニングウォッチとしてAmazfit Balance 2を使用して感じたこと、取得データなどを共有します。
日中の視認性
Amazfit Balance 2は、他のAmazfit製品と同様にランニング中は輝度最大、常時表示設定にしていても、強制的に消灯し(最低輝度に下がり)ます。
最低輝度に下がった状態では、直射日光下では何も見えず、視認するためには都度、画面を点灯させる必要があります。
点灯の速度は以下のような感じ(点灯の反応速度は「敏感」に設定)。
心なしか、手首を持ち上げたときの点灯感度と成功確率が、これまで使ってきたAmazfit製品よりも高いような気がします(気のせいかもしれません)。
普段使っているランニングウォッチがGarmin Forerunner 255Sという小ぶりなものであるため、Amazfit Balance 2の画面の大きさが、ここまで視認性を高めてくれるとは思ってもいませんでした。
正直、この画面の大きさに慣れてしまうと、戻れないかも……という危惧があります。
これだけ画面が大きいと、有機ELディスプレイ特有の「点灯までのラグ」を多少は許容しても良いかな、という気持ちになります。
他のモデルと同様に、トレーニング画面に表示させる項目の個数や項目を任意に変更できます。
- 3項目表示時
- 2項目表示時
- 1項目表示時
(追記)
Amazfit 製品は画面をタッチして点灯させることもできます。ランニング中に「画面タッチで点灯」を試してみたところ、「これ、ありかも……」と感じました。
タッチは腕上げと違い、確実に点灯します。Amazfit Balance 2は画面も大きく、タッチもしやすいので、むしろ最初からタッチして点灯させ、ディスプレイを確認するようにした方が、ストレスが減るかもしれません。
GPS精度
Amazfit Balance 2はデュアルバンドの6衛星測位に対応しています。
同じくデュアルバンド測位に対応しているGarmin Forerunner 255S との3回のワークアウトの測定結果の違いは以下のとおり。
①Amazfit Balance 2 | ②Garmin Forerunner 255S | ① – ② ( (① – ②)/ ② ) | |
---|---|---|---|
1回目 | 14.50km | 14.53km | -0.03km (-0.2%) |
2回目 | 14.47km | 14.52km | -0.05km (-0.3%) |
3回目 | 6,12km | 6.15km | -0,03km (-0.4%) |
いずれもAmazfit Balance 2の方が数十m短くなりましたが、その差は0.5%以下です。
今回は特にデュアルバンド測位の恩恵を感じませんでしたが、トレイルやビルが多い都会を走るランナーにとっては、あるに越したことはありません。
他のAmazfit製品同様に、ランニングウォッチのGPS精度への心配は不要です。
運動中の心拍センサーの精度
Amazfit Balance 2のヘルスモニタリングセンサーはBioTracker™ 6.0に進化しました。
Amazfit Balance 2 | Amazfit Balance | |
---|---|---|
健康センサー | BioTracker™ 6.0 (5Photo Diode+2LED) | BioTracker™ 5.0 (8Photo Diode+2LED) |
ワークアウト中の心拍センサーの精度を、胸部に装着するセンサー(Coospo H6)と比較してみました。
▼初回の測定結果(濃い赤=Amazfit Balance 2、暗い塗り=Coospo H6(胸バンド) )
気温23℃、湿度67%
初回からかなり高い精度で記録できたと感じます。
走り出しと、40分頃の1番高い山の部分がついて行けなかった以外は、ほぼ完璧と言って良いでしょう。
▼2回目の測定結果(濃い赤=Amazfit Balance 2、暗い塗り=Coospo H6(胸バンド) )
気温26℃、湿度43%
この日は少し精度を欠いていますが、それでも十分追従できています。同じく40分頃のダッシュで付いていけず、ここでバンドを強めに装着し直したところ、後半の精度は上がりました。
得てしてランニングウォッチは気温が上がると、当初はしっかり締めていても、途中に汗で動いてしまいがちです。それが精度に影響した可能性が高いです。
特にAmazfit Balance 2はサイズが大きく、他のモデルよりも重量があるので、しっかり強めに装着することを意識した方が良さそうです。
記録できる内容(Garmin Forerunner 255Sと比較)
以下はランニングで計測できる項目と、約14.5km走ったときの測定記録です。
空白のセルはそのウォッチでは測定できない項目です。
項目名 (カッコ内はGarmin における項目名) | Amazfit Balance 2 | Garmin Forerunner 255S |
---|---|---|
距離 | 14.40km | 14.45km |
エクササイズ時間 (合計タイム) | 1:07:39 | 1:07:41 |
平均ペース | 4’41” | 4’41” |
平均移動ペース | 4’40” | |
平均勾配-ペース調整 | 4’37” | |
ベストペース | 2’45” | 2’31” |
平均スピード | 12.8km/h | |
平均移動速度 | 12.8km/h | |
平均勾配-速度調整 | 13.0km/h | |
最高速度 | 23.9km/h | |
平均心拍数 | 144bpm | 144bpm |
最大心拍数 | 169bpm | 175bpm |
最小心拍数 | 75bpm | |
カロリー消費 | 672kcal | 安静時 75kcal 運動消費 616kcal 消費済み 691kcal |
推定発汗量 | 986ml | |
平均呼吸数 | 37brpm | |
最小呼吸数 | 23brpm | |
最大呼吸数 | 50brpm | |
平均歩行頻度 (平均ピッチ) | 182spm | 183spm |
最大歩行頻度 (最高ピッチ) | 227spm | 239spm |
歩数 | 12,340 | |
平均歩幅 (平均ストライド) | 116cm | 116cm |
最大ストライド | 164cm | |
平均垂直レシオ (平均上下動比) | 5.4cm | 7.7% |
平均垂直振動 (平均上下動) | 4.9% | 8.9cm |
平均接地時間 | 229ms | 225ms |
トレーニング効果 | 有酸素 3.5 無酸素 0.6 | 利点:テンポ 有酸素 4.1 無酸素 2.0 |
ワークアウト負荷 (運動負荷) | 131 | 219 |
VO2 MAX (ml/kg/min) | 59 | 64 |
最高標高 | 156m | 137m |
最低標高 | 33m | 10m |
平均標高 | 73m | |
獲得標高 上り | 177m | 171m |
獲得標高 下り | 176m | 173m |
平均勾配 | 1% | |
平均パワー | 256w | 239w |
最大パワー | 455w | 412w |
気温 | 21℃ | 25℃ |
湿度 | 91% | |
風 | 東11km/h (約3.05m/s) | |
その他記録項目 | ・心拍ゾーン ・リアルタイムパフォーマンス ・勾配分布 | ・心拍ゾーン ・パワーゾーン ・リアルタイムパフォーマンス ・ボディバッテリー消費量 |
以前レビューした Amazfit Active 2 と測定できる項目はほぼ同じで、「平均垂直レシオ」「平均垂直振動」の2項目がAmazfit Balance 2 で測定できるようになる項目です。
個人的にランニングウォッチとして記録したい項目はカバーできています。
他のAmazfit製品とGarmin Forerunner 255S で比較したときと同様に、ベストペースと最高歩行頻度(最高ピッチ)に、比較的目立った差があります(ただ、これはどちらが正しいのか、正確に把握するのが難しい)。
ランニングウォッチとしての操作感
やはりランニングウォッチとして、クラウンボタンがあるのは便利です。
先述の「ボタンモード」を有効にしておけば、ワークアウト開始からワークアウト中、終了時の登録まで、完全に画面にタッチせず操作できるようになります。
他のAmazfit製品同様に、ワークアウト中は画面が点灯した状態でボタンを押すことで、操作できます。点灯していないときのボタンを押しても点灯するだけですので、注意が必要です。
また、他の機種と同様にウォッチ内でインターバルトレーニングの作成に対応しています。
2025年 Amazfitの確信を感じるフラッグシップ
Amazfitのフラッグシップモデルを初めて使用しました。Amazfit製品は廉価ながら実用性の高いモデルが多いため、なかなかフラッグシップにまでたどり着かないユーザーも多いかもしれません。
しかし手にしたことで、価格に見合う所有感を確かに感じることができました。
Amazfit Balance 2 は、前モデルから「できること」に大きな違いはないかもしれません。
一方で
- サファイアガラスの採用
- ピーク輝度のアップ
- ストレージ容量の大幅な増加
- バッテリー容量のアップ
など、ハードを中心に確実な進化を遂げています。
前作ではそれまでのフラッグシップだったGTRとGTSシリーズから「心と身体のバランスを整える」という方向性に大きく舵を切りました。そして今回のハードを中心とした進化は、Amazfitが考えるフラッグシップモデルがより完成形に近づいたと言えるのかもしれません。
スマートウォッチとしてはもちろん、ランニングウォッチとして検討されている方も、ぜひ、選択肢に入れてみてください。昨今はランニングウォッチの価格が高騰していますが、Amazfit Balance 2ならフラッグシップモデルでありながら4万円台前半で購入できます。
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