引用元:OCNモバイルONE
LIBMO(リブモ)ユーザー(3年以上)の私だって、他の格安SIMが羨ましく見えることもあります。
今回は、LIBMOユーザーから見た「OCNモバイルONE」のいいところと微妙なところを紹介します。
- LIBMOとOCNモバイルONEで迷っている人
- どちらかからの乗り換えを考えている人
- OCNモバイルONEの口コミが知りたい人
は参考にしてください。
先に結論を言っておくと、OCNモバイルONEはめっちゃ良いサービスです。普通に使うならLIBMOの上位互換と言ってもいいでしょう。
私はこの記事を書いたあとにOCNモバイルONEを契約しました。なので、どちらの使用経験もあるユーザーの声として、参考になると思います。
OCNモバイルONEは「ドコモの親戚」
引用元:OCNモバイルONE
OCNモバイルONEは「ドコモの親戚」です。
運営しているのはNTTグループの中核企業「NTTコミュニケーションズ株式会社」です。
今、通信業界では通信料金値下げの話題で持ちきりです。ソフトバンク、auはそれぞれワイモバイル、UQモバイルというサブブランドがあり、それらのブランドを利用しながら、料金値下げを模索しています。
ドコモは現時点ではサブブランドがありませんが、このOCNモバイルONEをサブブランドと位置づけるのでは?という話もあったり、なかったりします。
もちろん、OCNモバイルONEで使える回線はドコモ回線のみです。
OCNモバイルONEは2019年に「新コース」で生まれ変わった
正直なところ、OCNモバイルONEは2019年までは、老舗ではあるものの際立った特徴もない微妙な格安SIMでした(以前からセールは有名でしたが)。
しかし、2019年11月20日にそれまでとは全く別のサービス「新コース」を始めたことで、料金も安くなり速度も劇的に改善しました。
2020年10月現在、サブブランドを除く格安SIMの中では、最も安定した速度が出ているサービスのひとつと言ってもいいでしょう。
OCNモバイルONEのプラン(LIBMOとも比較)
OCNモバイルONEの新コースの料金プランは以下の通り。
音声 | SMS データ |
データ | LIBMO (音声) |
|
---|---|---|---|---|
1GB | 1,180円 | – | – | 1,180円 ※ライトプラン |
3GB | 1,480円 | 1,000円 | 880円 | 1,580円 |
6GB | 1,980円 | 1,500円 | 1,380円 | 2,180円 |
10GB | 2,880円 | 2,400円 | 2,280円 | 2,980円 |
20GB | 4,400円 | 3,920円 | 3,800円 | 4,680円 |
30GB | 5,980円 | 5,500円 | 5,380円 | 6,580円 |
LIBMOの音声プランとも比較してます。
OCNモバイルONEの音声SIMは1GBプランがあり、LIBMOはその代わりにライトプラン(最大200Kbpsで無制限)があります。
それ以外のプランは奇跡的に同じです。全体的にOCNモバイルONEの方が割安感があります。
OCNモバイルONEの速度(LIBMOとも比較)
前述の通り、OCNモバイルONEの速度は格安SIMの中でもかなり安定している方です。
みんそくの直近の結果を引用してみましょう。
OCNモバイルONEは直近3ヶ月で474件、LIBMOは16件の平均です(じ、じゅうろく…)。
OCNモバイルONE (下り/上り)Kbps |
LIBMO (下り/上り)Kbps |
|
---|---|---|
朝 (5:00〜8:59) |
51.13/11.67 | 3.37/2.85 |
昼 (12:00〜12:59) |
18.1/10.79 | 4.04/8.73 |
夕 (16:00〜18:59) |
23.76/11.76 | 12.17/9.05 |
夜 (20:00〜22:59) |
42.72/12.13 | 56.0/16.63 |
深夜 (0:00〜4:59) |
57.64/14.15 | 28.98/3.8 |
引用元:https://minsoku.net/(2020/10/25確認)
みん速は実際よりも速めな数値が出がちという前提をしてでも、さすがOCNモバイルONEですね。格安SIMで速度も譲れない人は、OCNモバイルONEを選んでおけば失敗することはないでしょう。
LIBMOは完敗かと思いきや、実は夜の時間帯はOCNモバイルONEを抑えてたりします。てか、LIBMOの夜の時間帯めっちゃ速い。
でも、夜ってふつうは家にいるので、そこまで速度出なくてもいいんですよね(本音)。
【メリット】OCNモバイルONEのいいところ
LIBMOユーザー目線でOCNモバイルONEのいいところを紹介していきます。
1GBコースがあること
全く高速通信できないのはしんどいけど、1GBもあれば十分ってケースでは、1GBプランがあるのはうれしいですよね。
在宅ワークになったことで、ほとんど通信量を消費しなくなったという人も多いと思います。
LIBMOはライトプランの次がいきなり3GBなので、少しもったいない感が否めません。
以下は、LIBMO非公式の1.5GBプランを使う方法です。
SIMカードの追加手数料がタダ
引用元:https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/campaign/1911-simadd.html
OCNモバイルONEはSIMカードを追加して、親回線の容量をシェアできます。
2020年10月現在、SIMカードの追加にかかる手数料が無料になっています。1年くらいやっているキャンペーンなので、このままデフォになる可能性が高いです。
LIBMOはSIMを1枚発行するごとに、きっちりと3,000円の手数料がかかります。
お昼の通信速度が格安SIMの中でも割と速い方
2020/10/25時点のみんそくの「格安SIM通信速度ランキング」では、OCNモバイルONEは16サービス中6位です。
- UQモバイル
- IIJmio
- Ymobile
- b-mobile
- イオンモバイル
- OCNモバイルONE
先に見た直近3ヶ月の速度では、お昼も割と速そうだったので、速度を心配する必要はなさそう。
ちなみに、LIBMOは16サービスの中に入ってません。
扱っているスマホがめっちゃ豊富&セールがお得すぎ
引用元:https://simseller.goo.ne.jp/
OCNモバイルONEと言えばお得すぎるスマホセールが有名です。格安SIM・ガジェ好きな人ならもはや常識ですね。
NTTレゾナントが運営する「goo Simseller」というECサイトからめちゃお得にスマホが買えます。
私が今回OCNモバイルONEを契約したのも、このセールに釣られてのこと(iPhone SEが欲しかったんです…!)。
LIBMOも比較的早くからiPhone SE(第2世代)を扱ったり、端末購入サポートプログラムがあるなど、格安SIMの中では端末の販売にも力を入れている方だと思います。
無料で公衆Wi-Fiが使える
私はほとんど外出しなくなったので、そこまで恩恵はありませんが、OCNモバイルONEユーザーは全国87,000ヶ所以上の公衆無線Wi-Fiが無料で使えます。
使えるお店などの一例を見てみると…。
ぶっちゃけ、これらのお店って、お店独自の無料Wi-Fiがあったりするので、そこまでメリットないかもですね…。
また、Do SPOTというステッカーが貼ってあるお店で使えるみたいですが、見たことありますか?
MUSICカウントフリーが便利そう
OCNモバイルONEの追加料金なしで加入できるオプションに「MUSICカウントフリー」があります。
- Amazon music
- ANiUTa
- AWA
- dヒッツ
- Google Play Music
- LINE MUSIC
- Rec Music
- Spotify
- ひかりTVミュージック
のデータ容量がカウントフリーになります。
個人的にはradikoあたりが対象だとうれしいなーと思うんですが、タダで使えるので、そこまで多くは望めませんね。
データチャージが安い
個人的にはデータをチャージすることはないので、そこまで大きなメリットではないのですが、
- OCNモバイルONE…500円/1GB
- LIBMO…1,000円/GB
と、LIBMOの半額でチャージできます。
また、LIBMOは200円/100MB単位でチャージすることもできます。
バースト転送機能がある
OCNモバイルONEは低速モード時(最大200Kbps)のバースト転送機能があります。
Webの読み込みなどが速くなるので、体感のストレスも低減されます。
ちなみに、LIBMOはバースト転送機能がない上に、低速モードは128Kbpsに制限されるので、Webブラウジングはかなり厳しいです。
【デメリット】OCNモバイルONEの微妙なところ
OCNモバイルONEのデメリット的なところもお伝えします。
あまりデメリットらしいデメリットはないのですが、LIBMO(他社)ユーザー視点から見たデメリットをお伝えします。
容量シェアはLIBMOが圧倒的に安い
引用元:https://www.libmo.jp/option/data-share/
データ容量のシェアで言うなら、業界一安いLIBMOも黙ってません。両者の毎月の容量シェアの料金比較は以下のとおり。
OCNモバイルONE | LIBMO | |
---|---|---|
音声SIM | 1,000円 | 820円 |
SMSデータSIM | 520円 | 260円 |
データSIM | 400円 | 120円 |
これはOCNモバイルONEのデメリットというよりも、LIBMOのメリットと言えます(データSIM1枚120円とか安すぎます!)。
30GBプランの使い勝手はLIBMOの方が上
デフォルトの30GBプランはLIBMOの方が高いですが、LIBMOには30GBプランにいくつかの選択肢が用意されています。
- 学生支援…音声SIMが2,980円で使える
- ペア割30…2枚のSIMでシェアしながらお得に使える
- TLCプラス&ペア割30…TOKAIホールディングスの他のサービスと一緒に契約するとさらにお得に使える
正直なところ、30GBも使うならLIBMOもOCNモバイルONEもあまりおすすめはしません。普通に大手キャリアを使った方が幸せになれそうです。
IDやメールアドレスやらが多くてややこしい
今回OCNモバイルONEを契約した際に、
- お客様番号
- 認証ID(ユーザー名)
- OCNメールアドレス
といったID系がドバっと付与されて、かなりややこしいと感じました。
例えばOCNモバイルONEのアプリにログインする際に、なぜかOCNモバイルONEで付与されたメールアドレスが必要だったり、ごちゃごちゃしていて、結構ストレスを感じました。
OCNモバイルONEはデメリットらしいデメリットがない
もちろん、格安SIMとしての根本的なデメリット(速度とか)はありますが、OCNモバイルONEには、デメリットというようなデメリットはありません。
格安SIMで失敗したくななら、普通におすすめできます。
ドコモのサブブランドと言われても遜色ないくらいのサービスです。ワイモバ、UQモバイルあたりとも迷っていてるなら、両者よりも割安なOCNモバイルONEも選択肢に入れてもいいかもしれません。
さいごに…僕がLIBMOを使っている理由
僕がLIBMOを使い続けている理由は、数ある格安SIMの中でも最安レベルだからです。
LIBMOはTOKAIホールディングスの株主優待を使うことで、オトクに使えます!
300株保有したときの毎月の料金は以下のとおり(税込)。
- ライトプラン(200kbps)…143円
- 1GBプラン…143円
- 5GBプラン…583円(1年間は8GBに増量中!)
- 20GBプラン…1,056円(さらに10,000円還元!)
- 30GBプラン…1,793円(さらに12,000円還元!)
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