ガジェットランニング

Amazfit Active Max 市民ランナーレビュー。「視認性MAX」な2万円台ミッドレンジモデル

Amazfit Active Max
景品表示法に関する記載:当記事にはアフィリエイト広告が含まれています(メディアポリシー)。

2026年1月9日、Amazfitから「Amazfit Active Max(アマズフィット アクティブ マックス)」が国内発表されました。1月21日(水)に発売されます。

Amazfitのスマートウォッチとしては中価格帯のモデルで「Max」をコンセプトに開発・展開されます。

今回、メーカーさまより製品提供ならびに先行レビューの機会をいただきました。スマートウォッチとしての使用感をはじめ、一市民ランナー目線でランニングウォッチとして使ってみた感想も共有します。

==この記事のポイント==

  • Amazfit Active Maxのメリットをまとめると?
    2万円台でありながら1.5インチディスプレイ、最大3,000nitの高輝度、最大25日持つバッテリー容量などハイエンド寄りのミッドレンジモデル
  • Amazfit Active Maxのランニングウォッチとしての使用感は?
    日中の視認性は他社製のAMOLED(有機EL)ウォッチを含めてトップレベル。冬なので心拍センサーは正確に計測できなかった。GPSはデュアルバンド測位に対応していないが、実用レベル。総合的に見ても普通にランニングウォッチとして使える
  • Amazfit Active Maxはどんな人におすすめ?
    • 主要なランニングウォッチメーカー以外の製品が欲しい人
    • 他のAMOLED製品の視認性にストレスを感じている人
    • 2万円台で1ランク上の機能性やスペックを求めたい人 など
  • Amazfit Active Maxがおすすめできない人は?
    • トレイルランナーやビル群の中など空が開けていない場所を走るランナー(デュアルバンド測位に対応したAmazfit Balance 2などがおすすめ)
    • 大型サイズのウォッチが苦手な人 など

Amazfit Active Maxのスペック

Amazfit Active MaxとフラッグシップモデルのAmazfit Balance 2、下位モデルのAmazfit Active 2との主なスペックを以下の表にまとめます。

Amazfit
Active Max
Amazfit
Balance 2
Amazfit
Active 2
  Amazfit Active Max  Amazfit Balance 2 Amazfit Active 2
ディスプレイ 1.5 inch
AMOLED
1.5 inch
AMOLED
1.32 inch
AMOLED
解像度 480*480 480*480 466*466
輝度 3,000 nit 2,000 nit 2,000 nit
スクリーン 強化ガラス サファイアクリスタルガラス 強化ガラス
サイズ 48.5 x 48.5 x 12.2mm 47.4 x 47.4 x 12.3mm 43.9 x 43.9 x 9.9mm
重量
本体 39.5g
ストラップ込 約56g
本体 42g
ストラップ込 約59,7g
本体 29.5g
ストラップ込 約42.13g
本体材質 アルミニウム合金
繊維強化樹脂
アルミニウム合金
繊維強化樹脂
ステンレススチール
繊維強化樹脂
ストラップ 22mm
シリコン
22mm
シリコン
20mm
シリコン
心拍センサー 5PD + 2LED
(BioTrackerTM6.0
PPG 生体センサー)
5PD + 2LED
(BioTrackerTM 6.0
PPG 生体センサー)
5PD + 2LED
(PPG心拍センサー)
GPS 円偏波 5衛星測位システム
(GPS, GLONASS, Galileo,
BDS, QZSS)
デュアルバンド6衛星測位システム
(GPS, GLONASS, Galileo,
BDS, QZSS,NavIC)
円偏波 5衛星測位システム
(GPS, GLONASS, Galileo,
BDS, QZSS)
ストレージ 4GB
(音楽保存は512MB)
32GB 512MB
接続 Bluetooth Bluetooth Bluetooth
バッテリー容量 658m/Ah 658m/Ah 270m/Ah
バッテリー性能
(日常使用)
最大25日間 最大21日間 10日間
常時表示
耐水性 5ATM 10ATM
ダイビングに適合
5ATM
MIL規格 MIL-STD-810G-2014
気圧計
Bluetooth通話
Wi-Fi ◯ (2.4GHz)
スピーカー ◯ (2個)
マイク機能
モーター リニアモーター リニアモーター ローターモーター
NFC 日本なし 日本なし 日本なし
外部センサー
接続
生理周期
トラッキング
レディネス
BIOCHARGE
運動センサー 加速度センサー、
ジャイロスコープ、
地磁気センサー、
気圧高度計、
環境光センサー、
温度センサー
加速度センサー、
ジャイロスコープ、
地磁気センサー、
気圧高度計、
環境光センサー、
温度センサー
加速度センサー、
ジャイロスコープ、
地磁気センサー、
気圧高度計、
環境光センサー、
温度センサー
インターバル作成 あり
ウォッチ上で作成可能
あり
ウォッチ上で作成可能
あり
ウォッチ上で作成可能
トレーニングテンプレ作成 あり
アプリで作成可能
あり
アプリで作成可能
あり
アプリで作成可能
ランニングサポート
・トラックラン
・仮想ペーサー
・アチーブメント予測
・ケイデンスアシスタント
・3Dデータモード
・トラックラン
・仮想ペーサー
・アチーブメント予測
・トラックラン
・スマート軌道修正
・仮想ペーサー
スポーツモード 170種類以上 170種類以上
ゴルフ(約4万コース)
ダイビング(水深45m)
160種類以上
地形図 オフラインマップ、スキー場 オフラインマップ、スキー場 オフラインマップ、スキー場
YAMAP
YAMARECO
Zepp Flow
(読み上げ機能有り)

(読み上げ機能有り)

(読み上げ機能有り)
Zepp App
Food Log
税込想定小売価格 28,900円 43,890円 18,900円

※ 発売後の主なアップデート

  • 2026年3月末頃
    • 乳酸閾値テスト・自動計測機能の追加
    • スタンドアロン・ポッドキャスト(スマホ不要でエピソードをウォッチに転送・直接再生)
    • ラッキング(加重ハイキング/リュック背負い歩行)
    • ハイブリッドトレーニング(1回のセッションで複数種目を組み合わせ) など

Amazfit Active Maxは製品名にあるように「MAX」をコンセプトにしています。

同価格帯の製品としては各スペックがモリモリ「MAX」で提供されています。

Amazfit Active Max

以下ではそのMAXポイントに触れながらレビューしていきます。

Amazfit Active Max スマートウォッチとしてのレビュー

Amazfit Active Max

Amazfit Active Maxの日本国内でのカラー展開はブラックの1種類のみ。

AmazfitActiveMax251202

Amazfit Active Max

Amazfit Active Max

シリコン製のバンドが付属します。

直径48.5mmの大型ウォッチです。

Amazfit Active Max

第一印象で厚みがわりとあると感じましたが、12.2mmでAmazfit Balance 2の厚み12.3mmとほとんど変わりませんでした。

Amazfit Active Max

重さもバンド込み約56gでAmazfit Balance 2(約59.7g)よりも僅かに軽いです。

素材はアルミニウム合金と繊維強化樹脂を使用しています。

Amazfit Active Max

これまでのAmazfit製品とは一線を画すユニークなデザインです。円柱をスライスしたような丸みを帯びた意匠でクールな中にもどことなく柔らかみ、可愛らしさがあり、個人的には好きです。

Amazfit Active Max

本体右側上下にボタンが配置されています。ボタンに入っている赤と青のアクセントがお洒落さを引き立てています。

Amazfit Active Max

ラグの部分に星型のビスが使われていることにも、こだわりを感じます。

Amazfit Active Max

また細かいですがウォッチを机に置くとき、バンドがぱたんと折れてしっかり畳めるのは個人的な評価ポイントです。

ディスプレイ

Amazfit Active Max

ディスプレイは1.5インチの大画面。Amazfit Balance 2と同サイズで、ActiveシリーズとしてはMAXサイズです(2026年1月現在)。

素材は強化ガラスでサファイアガラスではありません。

最大輝度は3,000nitでスマートウォッチとしてはMAXクラスです。個人的には直射日光下でも1,500nit程度あれば十分使用に耐えうるので、少し過剰な気がしなくもないですが、明るいに越したことはありません(この明るさに慣れてしまうと、もう後には戻れなさそう……)。

ワークアウト中の視認性については、後述します。

バッテリー

バッテリー容量もこの価格帯のスマートウォッチとしてはMAX級です。

Amazfit
Active Max
Amazfit
Balance 2
Amazfit
Active 2
バッテリー容量 658mAh 658mAh 270 mAh
バッテリー持ち (標準) 約25日間 約21日間 約10日間

Amazfit Active 2の約2.4倍、Amazfit Balance 2 と同容量でありながら、標準のバッテリー持続時間はそれをも凌駕する25日間とされています。

当方の環境では約1時間のワークアウトで4%程度の消費ワークアウトを含めた24時間で約6、7%程度の減りでした。またランニングをしなかった日はわずか4%程度しか減りませんでした。

実際、満充電で使用を始めてからこの記事を書いている10日目まで、まだ一度も充電をしていません。恐るべし……。

ストレージ

ストレージも同価格帯のモデルとしてはMAX級の「4GB」を搭載しています。

Amazfit
Active Max
Amazfit
Balance 2
Amazfit
Active 2
バッテリー容量 約4GB 約32GB 512MB

Amazfit Active 2 の512MB程度だと、オフラインマップを1ページ(約55km×約34kmの範囲)ダウンロードするだけで容量がほぼ上限に達してしまっていました。

4GBのストレージ容量があれば複数エリアのオフラインマップや音楽、またボイスメモも余裕を持って保存できます。

メーカーは「26時間のPodcastの録音が可能」としています。

※ 音楽保存は512MBまでとのことです。

スピーカー&マイク

Amazfit Active Maxにはスピーカーとマイクが搭載されています。

Amazfit
Active Max
Amazfit
Balance 2
Amazfit
Active 2
スピーカー ◯(1つ) ◯(2つ) (1つ)
マイク

スピーカーは主に後述する「Zepp Flow」や通話、Amazfit Active Maxにインストールした音楽を聴くのに使用できます。

Amazfit Active Max のマイクで録音したボイスメモの音声は以下のとおり。参考にAmazfit Balance 2、Amazfit Bip 6の録音データも置いておきます。ぜひ、聴き比べてみてください。

 

ボイスメモはちょっとしたアイデアを残したり、本格的なビジネス用途でも重宝します(以下はAmazfit Balance 2でボイスメモを録音し、NotebookLMで議事録を作成したときのイメージです)↓↓。

AI機能(GPT4.o搭載Zepp Flow、AI画像認識栄養管理)

Amazfit Active Maxは主要なAI機能としてGPT4.oを搭載した「Zepp Flow」と、アプリ内で利用できる「画像認識栄養管理」を推しています。

Zepp Flowはいわゆる「音声アシスタント」で、音声でAmazfit Active Maxを操作したり、簡易的な質問(例えば「明日の天気」や「◯◯までの距離」「計算」など)に回答できます。

画像認識栄養管理はアプリ内で利用できる機能で、食事の写真をアップするとAIが解析し「カロリー」「炭水化物」「たんぱく質」「脂肪」の目安を自動で表示します。

Amazfit Active Max

Amazfit Active Max

認識精度はわりと高めです。この手の食事ログはどうしても習慣化するのが難しいものですが、画像アップだけでおおよその記録ができます。本当にいつまで無料で使えるのか不安になるくらいの有料級の機能です。

全体的な操作感

Amazfit Active Max

約2週間程度の使用の中で、もたついてストレスを感じるような場面は一度もありませんでした。

リューズボタンがあった方がもちろん操作性は上がりますが、この価格なので妥協できる部分です。

Amazfit
Active Max
Amazfit
Balance 2
Amazfit
Active 2
リューズボタン

逆にリューズボタンがないことでボタンの出っ張りがなく、手首を反らせる姿勢のとき(キーボードのタイピング時など)に痛くなりづらいのは良かったです。

ウォッチの基本操作は以下のとおり。

  • 上ボタン
    全アプリ一覧
  • ウォッチフェイスから左にスワイプ
    クイックアクセス(各機能への簡単なアクセス)
  •  ウォッチフェイスから右にスワイプ
    ショートカット・カード(カード型のウィジェット)
  •  ウォッチフェイスで上から下にスワイプ
    コントロールセンター(主にシステム機能へのショートカット)
  • ショートカット
    上ボタン長押し、下ボタン1回押し、下ボタン2回押しに機能を割り当てられる

アプリによるインサイト:「BIOCHARGE」

Amazfit Active Max

Amazfit Active Max

Amazfit Active Max

Amazfit Active Max

Amazfitのボディバッテリー指標は2025年6月のAmazfit Balance 2から従来の「レディネススコア」に代わって「BIOCHARGEスコア」に変更されました。

BIOCHARGEスコアも、身体のエネルギー状態を数値で示すもので、睡眠の質、心拍変動(HRV)、ストレス、日中の活動などをもとに算出されます。

ぐっすり眠れた日は数値が高くなりやすく、日中の活動やストレスで徐々に下がっていきます。

スコアは常に高く保つ必要はなく、日々の活動に合わせて、運動と休息をバランスよく取り入れることで、体調を整え、日常のパフォーマンスを高めることができます。

その他の機能(オフラインマップ)

Amazfit Active Max

Amazfit Active Maxも他のAmazfit製品同様に、事前にマップデータをインストールすることでオフラインでも使用できるマップ機能があります。

  • Wi-Fi接続には非対応でBluetoothでダウンロード・インストールする。約54km×約34kmの範囲のマップを約15分でインストールできた(以前にAmazfit Bip 6でインストールしたときは約50分かかったので、かなり速い)
  • スマホのようにマップをスクロールして移動できる(Amazfit Balance 2と同じ)
  • ランドマークがアイコンで表示されるが「信号」「店の名前」などは表示されない

ランニングウォッチとしてのレビュー

一市民ランナーがランニングウォッチとしてAmazfit Active Maxを使用して感じたこと、取得データなどを共有します。

日中の視認性(筆者的MAXポイント)

Amazfit Active Max

Amazfit Active Maxは、他のAmazfit製品と同様にランニング中は輝度最大、常時表示設定にしていても、強制的に消灯し(最低輝度に下がり)ます

最低輝度に下がると、直射日光下では何も見えず、視認するためには都度、画面を点灯させる必要があります。

点灯の速度は以下のような感じ(点灯の反応速度は「敏感」に設定)。

点灯感度(速度)は他のAmazfit製品と比べて特別に良いという感じはしませんでしたが、多少、点灯までの時間にバラツキはあるものの、「数値を見たいのに点灯しなかった」ということはほぼありませんでした。他メーカーのAMOLEDランニングウォッチと比較しても、感度や速度はトップレベルだと思います。

また1.5インチのディスプレイサイズはやはり正義でした。筆者の一軍の「Garmin Forerunner 255S」はMIP液晶で日中は圧倒的な視認性を確保できますが、ディスプレイサイズが小さいというデメリットがあります。Amazfit Active Maxこれだけディスプレイが大きいと個人的には苦手なAMOLEDでも許せるかな、と思えました。

また最大輝度3,000nitについても、他メーカーのモデルを含めてトップレベルです。ワークアウト中のディスプレイは黒背景なので、最大輝度が上がったからといって劇的に視認性が上がるわけではありません。また冬は最大輝度3,000nitを持て余してしまう感が否めませんが、真夏の直射日光下では大きな効果が期待できそうです。

夏の使用が今から楽しみです。

ちなみに他のモデルと同様に、トレーニング画面に表示させる項目の個数や項目を任意に変更できます。

 

さらにAmazfit Active Maxは他のAmazfit 製品と同様に画面をタッチで点灯させられるのもグッドポイントです。

AMOLEDの点灯感度のまばらさが苦手なランナーは「ディスプレイタッチで点灯させる」を習慣化させることで、AMOLEDのデメリットを克服できるかもしれません。自分も確実にディスプレイを見たい時はあえてディスプレイをタッチすることがあります。

GPS精度

Amazfit Active Maxは5つの衛星測位に対応しています。ただし異なる周波数帯の電波を使用して精度を高める「デュアルバンド」には対応していません。

デュアルバンド測位に対応しているGarmin Forerunner 255S との4回のワークアウトの測定結果の違いは以下のとおり。

※3Dデータモード=オン(実際のルートの2次元の距離と高度、鉛直高さの変化で移動距離を正確に計算する機能)

①Amazfit
Active Max
②Garmin
Forerunner 255S
① – ②
( (① – ②)/ ② )
1回目 15.40km 15.60km -0.2km
(-1.2%)
2回目 11.81km 11.89km -0.08km
(-0.6%)
3回目 15.16km 15.18km -0.02km
(-0.1%)
4回目 30.57km 30.75km -0.18km
(-0.5%)

最初は過去に使用した他のAmazfit製品と比べると、少し精度が甘いかな、と感じました。アプリで実際に確認しても、明らかにルートを逸脱した記録が残っていることもありました。

Amazfit Active Max

ここはデュアルバンドに対応している上位モデル「Amazfit Balance 2」との大きな差になるかも……と思って使用を続けていると、徐々にGarminに精度が近づいていき、3回目の測定では誤差は0.1%程度になりました。

デュアルバンドに対応していないことで極端にGPS精度が劣るということはなさそうです。ただしトレイルやビル群の中を走るランナーはAmazfit Balance 2を選んでおいた方が確実です。

運動中の心拍センサーの精度

Amazfit Active MaxのヘルスモニタリングセンサーはBioTracker™ 6.0(5Photo Diode+2LED)です。スペック的にはAmazfit Balance 2と全く同じものです。

ワークアウト中の心拍センサーの精度を、胸部に装着するセンサー(Coospo H6)と比較してみました。

▼1回目の測定結果(12月下旬、スタート時の外気温=8℃)

Amazfit Active Max

前提としてスマートウォッチに内蔵された心拍センサーが外気温が低くなると極端に精度が落ちます。

今回は外気温一桁台だったため期待はしていませんでしたが、やはり想像していたとおりの結果となりました。目視でも胸の心拍センサーにはほぼ追従できていませんでした。

▼2回目の測定結果(12月下旬、スタート時の外気温=12℃)

Amazfit Active Max vs H6

この日はスタートから意識的に心拍を上げて12km弱を一気に走り切りましたが、またも2つのグラフはほとんど一致しませんでした。この日は冒頭以外、Amazfit Active Maxの数値が胸センサーを終始下回っていました。

▼3回目の測定結果(12月下旬、スタート時の外気温=4℃)

この日は雪が舞うような気温でのスタートでしたが、1、2回目から改善しませんでした。そもそもスタート時に心拍が安定せずいきなり140からスタートし、その後も出鱈目な数字が表示され続けました。

Amazfit Active Max

3回の結果から、やはり冬季における心拍センサーの精度は厳しいものがありました。一般的なスマートウォッチと同様に11月〜翌年4月頃までは外部の心拍センサーを使うことを推奨します。Amazfit Active MaxはBluetoothで外部の心拍センサーに接続できます。

ちなみに運動時以外は心拍センサーが荒ぶるようなことはなかったので、そこは安心してください。

またおそらく同じセンサーを使用していると思われるAmazfit Balance 2で初夏に測定した記録は以下のとおりです。見事に一致しているので、センサー自体は信用できるものだと思っています。

▼参考:Amazfit Balance 2(気温23℃、湿度67%)

参照記事:Amazfit Balance 2 レビュー。ハードが大進化したフラッグシップをランナー目線でレビュー

標高の精度

以下は同じコースを3回走ったときの最大標高・最低標高の数値です。

最大標高 最低標高
1回目 138m 9m
2回目 149m 19m
3回目 163m 29m
参考:
電子国土Web
135m 12m

Amazfit Active Maxは気圧センサーによって高度を測定しているため、日によって数十mの差異が出るのはいたって普通なことです。

記録できる内容(Garmin Forerunner 255Sと比較)

Amazfit Active Max

以下はランニングで計測できる項目と、約14.5km走ったときの測定記録です。

空白のセルはそのウォッチでは測定できない項目です。

項目名
(カッコ内はGarmin
における項目名)
Amazfit
Active Max
Garmin
Forerunner 255S
距離 15.40km 15.60km
エクササイズ時間
(合計タイム)
1:16:45 1:16:47
平均ペース 4’58” 4’55”
平均移動ペース 4’55”
平均勾配-ペース調整 4’49”
ベストペース
(最高ペース)
2’59” 2’38”
平均スピード 12.2km/h
平均移動速度 12.2km/h
平均勾配-速度調整 12.5km/h
最高速度 22.8km/h
平均心拍数 145bpm 144bpm
最大心拍数 162bpm  168bpm
最小心拍数 76bpm
カロリー消費 778kcal 安静時 85kcal
運動消費 702kcal
消費済み 787kcal
推定発汗量 951ml
平均呼吸数 37brpm
最小呼吸数 20brpm
最大呼吸数 48brpm
平均歩行頻度
(平均ピッチ)
184spm 181spm
歩く最大頻度
(最高ピッチ)
231spm  237spm
歩数 14,134
平均歩幅
(平均ストライド)
108cm  112cm
最大ストライド 164cm
平均垂直レシオ
(平均上下動比)
5.0% 8.0%
平均垂直振動
(平均上下動)
5.3cm 8.9cm
平均接地時間 219ms 231ms
トレーニング効果 有酸素 5.0
無酸素 0.2
利点:ペース
有酸素 4.1
無酸素 2.2
ワークアウト負荷
(運動負荷)
131 219
VO2 MAX
(ml/kg/min)
55 64
最高標高 138m 145m
最低標高 6m 14m
平均標高 48m
獲得標高 上り
(総上昇量)
202m 197m
獲得標高 下り
(総下降量)
205m 193m
平均勾配 1%
平均パワー 209w 236w
最大パワー 326w 395w
気温 7℃ 17℃
湿度 74%
北13km/h
(約3.61m/s)
その他記録項目 ・心拍ゾーン
・リアルタイムパフォーマンス
・勾配分布
・心拍ゾーン
・パワーゾーン
・リアルタイムパフォーマンス
・ボディバッテリー消費量

上位モデルのAmazfit Balance 2と測定できる項目は全く同じです。

「平均垂直レシオ」「平均垂直振動」といったランニングに特化した専門的な内容も記録できます。

個人的には計測できる項目に不足はなく、十分(むしろ活用しきれない)だと感じています。

「ベストペース」に約20秒ほどの差異(Garminより遅い)、「ベストピッチ」にも数歩の差異(Garminより少ない)があるのが気になっています。これは他のAmazfit製品も同様の傾向があります。

ちなみに気温や高度はGarmin Forerunner 255SよりもAmazfit Active Maxの方が実態に近い数値を記録できています。

ランニングウォッチとしての操作感・使用感

取り回しについては特に手首が細めの人はわりと強めにバンドを装着することをおすすめします。大画面でそれなりに重量もあるので、しっかりと固定しておかないとズレてくることがあります(もしかしたら、今回心拍センサーが安定しなかった理由の1つかもしれません)。

本体のみ39.5gとめちゃくちゃ重いわけではありませんが、例えばCOROS PACE 3 のような本体のみ20g台の超軽量モデルを使っている人からすると、存在感を感じると思います。

またボタンの操作について冬季で手袋を装着していたので、若干、操作しづらいと感じましたが、これは慣れの問題で解決できると思います。ちなみにAmazfit Active Maxにはグローブモードがあり、厚さ2mmまでの手袋であれば画面タッチ操作ができます。冬季のランニングではめちゃくちゃ重宝する機能です。

あと重要なこととして、これまでのAmazfit製品と異なり、日中のワークアウト中に画面が点灯していない状態であっても、ボタンを1回押すだけで一時停止やラップ計測ができるようになっています。画面の状態を気にすることがなく、確実に操作できるようになりました。

限りなくハイエンドに近いMAXなミッドレンジモデル

Amazfit Active Max

Amazfit Active Maxはコスパの良いActiveシリーズの中ではスペックはMAX級=フラッグシップ寄りで、バランスの取れたモデルです。

上位のAmazfit Balance 2より劣る部分はスクリーンガラスの素材、GPSのデュアルバンド非対応、ストレージ容量、耐水性くらいで、その分約1.5万円安く購入できます。

Amazfit Active 2だと画面サイズやバッテリーが少し物足りない、でもAmazfit Balance 2は少し持て余しそう……といった隙間ニーズを見事に埋めてきました。

ランナー目線で言えば少しGPSの精度に不安を感じなくもありませんが、それはデュアルバンド測位モデルと比べれば……であって、空が開けた場所を走るランナーであれば、大きな影響はありません。それよりも1.5インチの大サイズで輝度の高いAMOLEDディスプレイを搭載したモデルが2万円台で購入できることに価値を感じます。

もちろんランナー以外でも、十分コスパの高さを感じられるはずです。


▼合わせて参考にしてほしい記事

Amazfit Bip Maxレビュー。エントリーモデルにMax要素を詰め込んでU2万円の破壊力
2026年5月に発売したAmazfit Bip Maxを市民ランナー目線でレビュー。ディスプレイ、バッテリー、ストレージ、操作性、価格といったMaxポイント、ランニングウォッチとしてどこまで使えるのかを正直にお伝えしています。Amazfit Active MaxやAmazfit Bip 6とも比較しています。
Amazfit Active 3 Premium 市民ランナーレビュー。2万円台で単体ルート作成に対応
2026年2月に発売のAmazfit Active 3 Premiumを市民ランナー目線でレビュー。乳酸閾値テストなどのランニング機能、ディスプレイの視認性、GPSや心拍センサーの精度など、実機レビュー
COROS PACE 4 レビュー。AMOLED搭載で正当進化、ボイスメモ機能などランナー目線の機能も
2025年11月に発売したCOROSのエントリーモデル「COROS PACE 4」をレビュー。今作からAMOLEDになった画面の視認性、操作性、注目のボイスメモなど、実際に使ってみることでわかったこと、考えたことを共有。
Amazfit Balance 2 レビュー。ハードが大進化したフラッグシップをランナー目線でレビュー
spkNote(スピカ・ノート)2025年6月24日に日本国内で発表・発売されたAmazfit Balance 2のレビュー。スペック、前作からの進化点、ランニングウォッチとしての使用感をレビュー。
タイトルとURLをコピーしました