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QCY MeloBuds Neo レビュー|約3,000円のマルチポイント対応モデル

QCY MeloBuds Neo
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2024年9月頃からAmazonで取り扱いが始まっていたQCYの「QCY MeloBuds Neo」を購入しました。

この製品、2024年11月現在、なぜか日本のQCY公式サイトには掲載されておらず、ひっそり販売されています。

もともと安価なQCYの製品の中でも、最安水準(3,000円強)で購入できるマルチポイント対応のMeloBuds Neo。使ってみた感想を共有します。

==この記事の結論==

約3,000円というマルチポイント対応機としては最安水準で購入できるモデル。価格のわりにしっかりとしたつくりで、接続も安定している。

某Nothing社の製品を多分にリスペクトした外観には賛否両論ありそうなものの、マルチポイント対応モデルを少しでも安く買いたいとなると、有力な選択肢になる。この価格の下では大きなデメリットは感じられない。

✅ QCY MeloBuds Neoの長所

  • 3,000円ちょっとでマルチポイント対応
  • 価格に対する製品のクオリティは高い

🤔 QCY MeloBuds Neoの短所

  • マルチポイント以外の機能は最小限
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QCY MeloBuds Neoのスペック

MeloBuds Neo

タイプ カナル型 ANC
カラー ・ホワイト
※海外では他カラーあり
外部音取込
重量 ・片耳 約4g
・ケース+イヤホン 約56.3g(実測)
装着検出
連続再生 ・単体:7時間
・ケース込合計:24時間
片耳
充電時間 ・イヤホン 約●分 ※非公開
・充電ケース 約120分
ワイヤレス
充電
充電コネクタ USB Type-C 専用アプリ
防水 IPX5 低遅延
(68ms)
対応
コーデック
SBC / AAC 価格 3,300円
Bluetooth 5.3 その他

スペックシートを見た段階で感じたメリデメは以下。

  • メリット
    3,000円台でマルチポイント対応、IPX5、
  • デメリット
    ANC、外部音取り込みなどなし

冒頭でお伝えしたとおりQCY MeloBuds Neoは、なぜか日本のQCY公式サイトでは掲載されていません。しかしケースには技適マークがしっかり示してあるので、国内でも安心して使えます。

MeloBuds Neo

QCY MeloBuds Neo 実機レビュー

MeloBuds Neo

この価格なので、もう少しチープな質感を予想していましたが、良い意味で裏切られました。どこを基準にするかによるものの、少なくともこの価格帯のノーブランドの中華製品よりはしっかり作られています。

MeloBuds Neo

特徴的なデジタルのバッテリー表示部を見てもそう。視認性が高く「とりあえずケースに残量表示付けておきました」的な格安製品とは一線を画します。

MeloBuds Neo

Nothing社の製品を連想させる透明なケースは傷が目立ちそうです。ただこの価格帯のイヤホンにわざわざ専用ケースを買って装着するのもなんだかなぁという感じです。

MeloBuds Neo

イヤホン本体はおそらく中身の基盤が見えているのではなく、それっぽいデザインが施されているだけのようです。

MeloBuds Neo

本体からイヤホン口にかけた軸は短めです。と言っても、最近は短いものが多いように感じます。

説明書

クリックで拡大できます。

MeloBuds Neo

MeloBuds Neo

装着感

MeloBuds Neo

横への出っ張りは少なく、コンパクトに収まっている方だと思います。個人的には寝ながらの使用は難しそう。

遮音性はやや高めに感じました。アクテイブノイズキャンセリング機能はないものの、最低限の耳栓効果は期待できます。

ただしMeloBuds Neoには外部音取り込み機能がありません。屋外で使用する際はイヤーピースを変更するか、若干浅めに装着するなどして安全を確保する必要があります。

操作性

タッチセンサー部には点字みたいな突起が施されており、直感的に操作できます。地味ながら大事な気配りです。

デフォルトでは以下のコマンドが割り当てられています。

【ステレオ(両耳)使用時】

操作
・音量−
※初期設定は無効
1タップ ・音量+
※初期設定は無効
・再生/一時停止
・通話応答/終話
2タップ ・再生/一時停止
・通話応答/終話
・音声アシスタント 3タップ ・ゲームモード
・曲戻し
・着信拒否
・電源オン
1.5秒長押し ・曲送り
・着信拒否
・電源オン

これらのコマンドはアプリで変更できます。

片耳使用時も上記に示したとおりの操作となります。例えば左耳のみで使用する場合、デフォルトでは音量アップやゲームモードへの切り替えはできません。

※ イヤホン単体でペアリングモードへの移行はできません。ペアリングモードへ移行するには、すべてのデバイスとの接続を解除する必要があります。またペアリングモードの状態で約5分が経過すると、自動で電源がオフになります。

バッテリー持続時間

公称値は以下のとおり。

  • イヤホン単体 7時間
  • ケース込み 24時間

充電左右90%表示の状態から、音量30%程度、マルチポイント切(単体接続)で約1時間、YouTubeで音楽を流したところ、左80%、右70%表示となりました。

ざっくり、1時間15%程度の消費で公称値通りの再生時間を期待できそうです。

音量の段階

  • iPhone:0〜16段階(端末操作では0〜16)
  • Android:0〜16段階(端末操作では0〜30)
    ※Xperia 5 IV

アプリ

アプリでできることは以下のとおり。

  • イコライザ設定
    6種類+カスタム
  • 左右オーディオバランス
  • 操作カスタマイズ
  • スリープモード
  • ゲームモード
  • イヤホンを探す
    マップ、アラーム鳴動
  • 電源オフタイマー
  • ファームウェアアップデート

ANC(アクティブ・ノイズキャンセリング)・外部音取り込み

MeloBuds Neoにこれらの機能はありません。

遅延

デフォルトだとYouTubeのようなライトな視聴でも、少し遅延を感じます。

ゲームモードにすることで、動画のカット編集ができるくらいには遅延を抑えられました。

音質

正直、最初は本当に特筆すべきことがなかった音質も、2、3時間エージングすることで、大きく変わった印象を受けます。

  • 中音〜高音にかけてハキハキ
  • 曲によっては低音の存在が薄く、表層をすくって鳴らしていると感じることも
  • エージングによって解像感は高まった感じあり
  • 特別に空間の広さは感じない
  • どちらかというと硬めな印象

マイクの音質は以下のとおり。

接続・マルチポイントの挙動

接続やマルチポイントに関する挙動は以下のとおり。

操作 挙動
端末側からペアリングモードへ移行 できない
・すべての接続を解除する
電源オン時の挙動 前回、電源をオフにしたときに接続されていた
端末(最大2台)に自動で接続
通信圏外に移動して接続解除
→再び通信圏内に戻ったとき
自動で再接続される
A再生中に停止
→続けざまにBを再生
1、2秒で切り替わる。スムーズ。
A再生時にBを再生 Bが再生されて、Aが停止する
→Aを再生するとBが停止する
A再生時にBが着信 Aの再生が停止し、Bが鳴動
→通話終了後にAの音声に自動で復帰する
※ただし、端末により挙動が異なる
– Mac再生時にiPhoneが着信
→iPhoneは鳴動する
– Mac再生時にAndroidが着信
→Androidは鳴動しない
– iPhone再生時にAndroidが着信
→Androidは鳴動する
– Android再生時にiPhoneが着信
→iPhoneは鳴動する
A再生時にBが通知 Aの再生が止まるが、Bは鳴動しない
※Android再生時にMacに通知の場合
※アプリ、サービス、環境によって異なる
A・B接続時に、登録済み端末C
のBluetooth設定から選択
上書き接続できない。
AまたはB、いずれかの接続を解除する必要あり
マルチポイント接続時のコーデック AACでの接続を確認
(Xperia 5 IV)

その他、細かい挙動に関する補足です。

  • 蓋を開けるだけでペアリングがスタートする。逆に言うと、蓋を閉めなければ、電源はオフにならない
  • 2台接続時に1台を解除しても、解除音は鳴らない

QCY MeloBuds NeoとGEO GRFD-TWS QT26の比較

2024年11月現在、最安水準で購入できるマルチポイント対応モデルとしてゲオの「GRFD-TWS QT26」と比較します。こちらの製品もQCYが製造にかかわっているとされています。

QCY
MeloBuds Neo
ゲオ
GRFD-TWS QT26
MeloBuds Neo GRFD-TWS QT26
タイプ カナル型
(スティックタイプ)
カナル型
(スティックタイプ)
カラー ・ホワイト
※海外では他カラーあり
・ブラック
・ホワイト
・ライトグレー
重量 ・片耳 約4g
・ケース+イヤホン 約56.3g(実測)
・片耳 約4g(実測)
・ケース+イヤホン 約40.9g(実測)
連続再生 ・単体:7時間
・ケース込合計:24時間
・単体:8時間
・ケース込合計:33時間
充電時間 ・イヤホン 約●分 ※非公開
・充電ケース 約120分
・イヤホン 約120分
・充電ケース 約120分
充電コネクタ USB Type-C USB Type-C
防水 IPX5 IPX5
対応
コーデック
SBC / AAC SBC
Bluetooth 5.3 5.3
ドライバ 10mm径
ダイナミックドライバー
7.2mm径
ダイナミックドライバー
チップ
ANC
外部音取込
装着検出
片耳
ワイヤレス
充電
専用アプリ
操作カスタマイズ
EQなど

(QCYアプリ)
操作カスタム
EQ など
低遅延
(68ms)
価格 3,300円 3,278円
発売日 2024年9月
(国内Amazon取扱い)
2024年4月

【MeloBuds Neoの長所】

  • AACまで対応
  • 公式にアプリサポート

【GRFD-TWS QT26の長所】

  • 単体・ケースのバッテリー持続時間

どちらもマルチポイントに対応したこと以外、2024年の完全ワイヤレスイヤホンとしては最低限のスペックです。

スペックに表れない製品クオリティ・外観的・音質は、MeloBuds Neoに分があります。個人的には迷ったらQCY MeloBuds Neoを買っておいた方が後悔はないと思います。

格安マルチポイント対応モデルの有力候補

QCY MeloBuds Neo

QCYのMeloBuds Neoは約3,000円で購入できるマルチポイント対応モデルです。

「ゲオのイヤホン」のような価格で買えつつも、さすが本家QCYだけあり、ゲオ製品よりも丁寧に作り込まれている印象を受けました。

「QCY」「ゲオ」「Xiaomi(Redmi)」……。この価格帯の製品は差別化が難しく、マルチポイント以外の性能は似たりよったりです。そんな中、賛否ありそうな「インスパイア」な見た目で差別化をはかってきたMeloBuds Neo。外観を許容できるなら、大きな欠点もなく、失敗しない1台としては「アリ」ではないでしょうか。

 

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