大幅値下げ!Anker Soundcore A30iレビュー。実売4,000円台のマルチポイント対応モデル

Soundcore A30i gadget
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2024年5月に発売したリップスティック型の完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore A30i」が各所で4,000円台に値下げされ、割安になっています。

実際に購入して使ってみた感想を共有します。

==この記事の結論==

発売当初の価格には魅力を感じなかったが、AnkerブランドのTWSが4,000円台で買えるなら、十分な訴求力がある。

✅ Anker Soundcore A30iの長所

  • 小型で耳への負担が少ない
  • 性別問わず使いやすいカラー
  • ANC/外部音取り込みの品質が丁寧
  • 通信の安定感
  • 体感で遅延が少ない

🤔 Anker Soundcore A30iの短所

  • バッテリー持ちはやや心もとない
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Anker Soundcore A30iのスペック

Anker Soundcore A30i

タイプカナル型ANC
(●dB)
カラー・ブラック
・ホワイト
・ブルー
・ピンク
外部音取込
重量・片耳 約3.7g
・ケース+イヤホン 約47.4g
装着検出
連続再生・単体:7時間(ANCオフ)
・ケース込合計:24時間
片耳
充電時間・イヤホン 約60分
(10分で2時間再生)
・充電ケース 約120分
ワイヤレス
充電
充電コネクタUSB Type-C専用アプリ
防水IP54低遅延(●ms)
対応
コーデック
SBC / AAC価格6,990円
Bluetooth5.4その他

スペックシートを見た段階で感じたメリデメは以下。

  • メリット
    IP54の防塵防滴性能
  • デメリット
    コーデックはAACまで

Anker Soundcore A30i 実機レビュー

Anker Soundcore A30i

特徴的なリップスティック型のケース。今回はブルーを購入。

ブルー以外にも、ホワイト、ピンクと女性を意識したラインナップが揃っています。

Anker Soundcore A30i

強めのマグネットでケースが誤って開いてしまうことはなさそうです。Anker製の高いビルドクオリティを感じられます。

Anker Soundcore A30i

本体は樹脂感多分で光沢感があります。見た目からしても筐体は小さく、ケースからの取り出しや装着がしづらいと感じるかもしれません。

Anker Soundcore A30i

ノズルは正円形で他社製のイヤーピースとも相性は良さそうです。

説明書

クリックで拡大表示できます。

装着感

Soundcore A30i

かなり小ぶりなので、最初は少し収まりが悪い感じがしました。鏡を見て、しっくり来るところを見つけておくと、次回以降、確実に装着できるようになります。

自分は最初以下のような角度で装着していましたが、公式サイトの画像によれば、耳の穴に対して横にするのが正しい方法のようです。

Soundcore A30i

Soundcore A30i

出典 https://www.ankerjapan.com/

また見た目で想像していたとおり、それなりに高い遮音性を確保できました。個人的にはパッシブ・ノイズキャンセリングの性能は及第点。静かな屋内であればANCは使わないと思います。自分の心拍が聞こえるくらいの性能です。

ANCが苦手な人にもおすすめできます。

操作性

デフォルトでは以下のコマンドが割り当てられています。

【ステレオ(両耳)使用時】

操作
1タップ
・曲送り
・通話応答
2タップ・再生/一時停止
・通話応答
3タップ
・ANC↔外部音
・通話拒否・通話終了
2秒長押し・ANC↔外部音
・通話拒否・通話終了

【モノラル(片耳)使用時】

操作動作
1タップ
2タップ・再生/一時停止
・通話応答
3タップ
2秒長押し・ANC↔外部音
・通話拒否・通話終了

アプリによって1タップ、3タップに他のコマンド(音量操作など)を割り当てられます。

ただ、筐体が小さいため、装着時に誤ってセンサー部分を触ってしまいがちです。1タップはデフォルトのとおり、無効にしておくのが良いでしょう。

また先の写真のように↓↓

Soundcore A30i

装着してしまうと、センサー部分が耳たぶに隠れてしまい、正しくタッチできません。dマークがしっかりと見える位置に固定するのが良きです。

バッテリー持続時間

公称値は以下のとおり。

  • イヤホン単体 7時間(ANCオフ)
  • ケース込み 24時間

iPhone(AAC)で音量40%程度、ANCオフで約1時間、YouTubeを視聴しました。

結果、バッテリー残量は15〜20%程度減りました(左60→40、右40→20)。1時間に15%程度の消費と仮定すると、ちょうど公称値くらいのバッテリー消費かな、という感じです。

音量の段階

  • iPhone:0〜16段階(端末操作では0〜16)
  • Android:0〜16段階(端末操作では0〜30)
    ※Xperia 5 IV

アプリ

アプリでできることは以下のとおり。

  • ANC↔標準↔外部音取り込みモード
  • イコライザー設定
    (デフォルト、アコースティック、ベースブースター、ベースリデューサー、クラシック、他(17種類)、カスタム
  • 3Dオーディオオン/オフ
  • 操作カスタマイズ
  • ゲームモードオン/オフ
  • 装着テスト
  • 操作音設定(タッチ音、バッテリー残量低下通知音)
  • マルチポイントオン/オフ、機器との接続/解除
  • イヤホンを探す(ビープ音)
  • ファームウェア アップデート

ANC(アクティブ・ノイズキャンセリング)

ANCの効果はしっかりと感じることができます。

個人的にはパッシブ・ノイズキャンセリングがけっこう強めなので、普段はANCはオフにしておくと思います。

ANCは環境音に応じて自動で設定されるモード(弱/中/強)、手動モード(1〜5)、シーンから選択(交通機関/屋外/屋内)のモードがあります。

この辺りのきめ細かさはAnkerならではの強みだと感じます。

外部音取り込み

外部音取り込みの性能はそこまで高くありません。

パッシブ・ノイズキャンセリングが強めなので、外部音取り込みをオンにしても、眼の前の人と会話するのが難しいと感じるかもしれません。

外部音を収集する強度が強くないためか、ホワイトノイズや不快な機械音などは感じません。

遅延

Anker Soundcore A30iはデフォルトでも遅延は抑えられている方だと感じました。YouTube程度であれば、違和感なく視聴できます。

アプリからゲームモードをオンにすると、口元に注目して視聴しても、ほとんど遅延を感じられないくらいになります。

一点、ゲームモードをイヤホン操作でオン/オフにできないのは、ちょっと残念なところ。イヤホンから切り替えできないと、結局、ゲームモードを使わなくなりそうな気がしてなりません。

音質

音質の1stインプレッションは以下のとおり。

  • 万人受けするようなドンシャリサウンド
  • ギターサウンドが気持ち良い
  • 解像感は思ってたよりも高い
  • 音場も横への広さ、空間みを感じる

マイクの音質は以下のとおり。

接続・マルチポイントの挙動

マルチポイント接続に関する挙動は以下のとおり。

操作挙動
端末側からペアリングモードへ移行できる!
・ケースから出した状態で両方のタッチエリアを
3秒同時に長押し
電源オン時の挙動前回、電源をオフにしたときに接続されていた
端末(最大2台)に自動で接続
通信圏外に移動して接続解除
→再び通信圏内に戻ったとき
自動で再接続される
A再生中に停止
→続けざまにBを再生
端末によっては切り替えに3秒くらい時間がかかる
A再生時にBを再生Bの出力に切り替わり、Aの再生は止まる
(ただし、切り替えに3〜5秒かかる)
A再生時にBが着信Aの再生が止まり、Bの着信音が鳴動する
→通話終了後にAの再生が自動で再開する
※Macで再生時にAndroidで着信時
※iPhoneの着信時にイヤホンが鳴動しないことあり
A再生時にBが通知Aの再生は止まらず、Bの通知音は鳴らない
※アプリ、サービス、環境によって異なる
A・B接続時に、登録済み端末C
のBluetooth設定から選択
上書き接続できない。
AまたはB、いずれかの接続を解除する必要あり
マルチポイント接続時のコーデックAACでの接続を確認
(Xperia 5 IV)

登録済みの3台目の端末のBluetooth設定からの上書き接続には対応していませんでした。

ただしケースに戻さずとも、イヤホン単体でペアリングモードへ移行(強制的に接続解除)ができるため、比較的ペアリング切り替えは便利に使えます。

「かつてのAnker」らしい価格でならアリ

Soundcore A30i

Soundcore A30iの発売時の実売価格は約9,000円。24年10月頃に約7,000円となり、25年2月現在、販売店によっては4,000円台で購入できます。

当初の価格となると、Anker Soundcore P40i というU1万円全部入り端末に勝てる要素がほとんどありませんでした。しかし4,000円台ともなれば話は変わります。Ankerブランドのマルチポイント対応モデルがこの価格で買えるなら普通に選択肢に入れても良いでしょう。

そう、かつてのAnkerと言えば、価格と性能のバランスがこんな感じでした。ブランドとして一つ上のステージに上ったからこそ、この価格で買えることにすごく価値を感じます。

いつまでこの価格で買えるかわからないので、気になる方はお早めに。

 

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