フードデリバリーのおすすめアイテムを紹介した記事にて「気になっている」と伝えていたOPPO A3 5Gを買って、実際に稼働してみました。
==この記事の結論==
基礎性能、ディスプレイ輝度、ディスプレイサイズ・本体サイズ・重量、バッテリー容量、スプラッシュタッチ、耐久性と、フーデリ稼働に求められる脚切りポイントをクリアしており、「エントリーでここまで動いてくれるなら、ふつうに優秀な子」だと思えた。
フーデリのみならず、屋外での業務全般に向いていそう。
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OPPO A3 5Gのスペック
カラー | ブラック/パープル | アウトカメラ(ビデオ) | – 1080P/720P @30fps – スロー 720P @120fps |
---|---|---|---|
サイズ (縦×横×厚さ mm) | 166×76×7.7 | インカメラ(ビデオ) | ‐ 1080P/720P @30fps |
重量 | 約187g | CPU | MediaTek Dimensity 6300 |
RAM | 4GB ※最大8GBまで拡張可 | バッテリー | 5100mAh ※45W急速充電 |
ストレージ | 128GB | 生体認証 | 側面指紋/顔 |
外部メモリ | microSDXC(最大1TB) | SIM | SIM1(nanoSIM)+ SIM2(nanoSIM)+ eSIM |
ディスプレイサイズ | 約6.7インチ | Bluetooth ver. | 5.3 |
解像度 | HD+(1604×720) | 3.5mm オーディオジャック | ○ |
リフレッシュレート | 最大120Hz | NFC | おサイフケータイ |
最大輝度 | 1,000nit | 発売時OS | ColorOS 14 (based on Android™14) |
アウトカメラ | – 広角 5,000万画素/f1.8 – 深度 200万画素/f2.4 | 発売日時 | 2024年12月 |
インカメラ | 800万画素/f2.0 | 購入先 |
なぜOPPO A3 5Gは「フーデリ特化端末」と言えるのか
OPPO A3 5Gの以下の特徴が、フードデリバリーの稼働に向いています。
エントリーモデルだけど、性能はミッドレンジに近い
フードデリバリーは決して「めっちゃ稼げる仕事」ではないからこそ、経費は最低限に抑えたいものです。
OPPO A3 5Gはワイモバイル で1円端末として販売されているエントリーモデルでありながら、基本性能は高めです。SoCに「MediaTek Dimensity 6300」を採用。AnTuTuの総合スコアは40万点そこそこを記録します。
エントリーながら最大輝度「1,000nit」
スマホのエントリーモデルでは、カメラと並んでコストカットされがちなのがディスプレイです。
屋外ではまともに視認するのが難しいモデルが多いなか、OPPO A3 5Gは1,000nitの最大輝度を確保しています。
筆者がOPPO A3 5Gのスペックを初めてみたときに、最も驚いたのが最大輝度でした。
フーデリでスマホの画面が見えないのは致命傷です。1,000nitあれば、真夏の炎天下でも最低限の視認性を確保できそうです。
大画面&薄い&軽い
ほぼiPhone 16 Pro Maxと同じ本体サイズで、最大6.7インチの大きめのディスプレイを搭載しているにもかかわらず、重量は187gにとどまります。
個人的にフーデリは6インチ級(=無印iPhoneやGalaxy Sなど)よりも、6インチ台後半の方が向いていると思っています。
7.7mmの厚みも、特筆すべき薄さです。
衝撃に強い堅牢なボディ
365日、全天候の過酷な状況での稼働を求められる配達員にとって、スマホが頑丈だと安心できます。
OPPO A3 5Gは耐衝撃性に優れています。
1878年に設立され、130年以上の歴史があるSGSグループの衝撃テスト、さらに米国防総省が制定したMIL-STD-810H:method 516.8の耐衝撃テストをクリアしています。
国内の製品発表会では、ディスプレイ面で釘を打ち付けるデモンストレーションを行い、話題になりました。
参照:PHILE WEB
5,100mAhの大容量バッテリー
OPPOのAシリーズ史上最大となる5,100mAhの大容量バッテリーを積んでいます。
自転車稼働の目安となる、4時間程度の連続使用にも十分対応できます。
スプラッシュタッチ
雨に降られて、思うように画面を操作できない経験をしたことがある人は多いでしょう。
OPPO A3 5Gのスプラッシュタッチ機能は、画面や手が濡れても、誤作動を抑えて、ストレスなく操作できます。
実際にOPPO A3 5Gで稼働してみた
OPPO A3 5GにUberと出前館のアプリをインストールして、実際に稼働してみました。
まず感じたのが軽いこと。自分は普段、約50g重いiPhone 15 Plus(ケース込み240g)を使っており、その差は明らかでした。
そして最も気になっていた画面輝度について。
1円で買えるフーデリ特化端末?として注目していた「OPPO A3 5G」に直射日光下での視認性はこちら。
– 1月下旬の午前11時台
– 天候は曇のち晴れという環境であれば、余裕で視認できる。この感じなら、真夏の直射日光下であっても、普通に見えそう。
解像度、色味がちょっと……なのはご愛嬌 pic.twitter.com/3GzgNN05Uf
— spkNote (@spk__note) February 11, 2025
1月下旬の正午を挟んだ約2時間、曇り時々晴れという天候下では、視認性は問題ありませんでした。十分、稼働に耐えうる輝度です。
真夏にどこまで視認性が確保されるのか、断定はできませんが、この日の太陽下での見え方から判断する限り、「めっちゃ見やすいとは言えないが、普通に稼働する分に問題なさそう」と言えるでしょう。
上の動画のとおり、画面の粗さは否めず、どこか毒々しい(笑)マップに見えます。また画面フィルムを貼らないと反射が気になりました。
バッテリーについては、1時間で約15%程度の消費にとどまりました。自分の目安としてる基準(4時間以上)は余裕でクリアしてくれました。
メモリ4GBということで、心配していた処理性能ですが、
- 拡張RAMで8GBに増強
- 表で出前館、裏でUber Eats
という環境であれば、特にもっさり感を感じることはありませんでした。
アプリ間の切り替えのイメージ。
フーデリ稼働の際によくある「Uber」↔️「出前」↔️「地図アプリ」みたいな切り替えも、実用的なスムーズさ pic.twitter.com/eeTkpy5Bxm
— spkNote (@spk__note) February 11, 2025
「出前館で住所をコピー」→「Yahoo!地図にペーストして検索」のシミュレーション(実際の出前館の画面は見せられないので、メモ帳からのコピーで代替)。
突っかかりもなく、普通に操作できてます。 pic.twitter.com/A57M9ZiXLz
— spkNote (@spk__note) February 11, 2025
濡れた画面の誤作動を防ぐ「スプラッシュタッチ」機能を擬似的に試した結果は以下のとおり。
雨が降ってきたときに便利な、濡れた画面や指でも操作ができる「スプラッシュタッチ」機能について。
結論、水たまりになっているような箇所の操作は難しいが、「濡れている」程度の画面なら、操作できる(iPhoneとかは、ちょっと濡れているだけで、普通に操作できないことがある)。 pic.twitter.com/2wIUgeA9l5
— spkNote (@spk__note) February 11, 2025
水の上から正確に操作するのは難しいですが、「画面が濡れている」「指が濡れている」程度であれば、そこまでストレス無く意図したように操作できると思われます。
フーデリ用に安い端末を買うなら、間違いなく推す
普段からハイエンドスマホを使っているなら、それをそのままフーデリでも使うのが良いでしょう。
一方で、フーデリ専用に端末を用意したい、今使っているスマホが稼働には心もとない、という状況で、少しでも安く、最低限の稼働に耐えうる端末がほしいなら、OPPO A3 5Gは検討に値すべき端末と言えます。
- 基礎性能(SoC性能)
- ディスプレイ輝度
- ディスプレイサイズ・本体サイズ・重量
- バッテリー容量
- スプラッシュタッチ
- 耐久性
フーデリ稼働に求められる脚切りポイントをクリアしており、「エントリーでここまで動いてくれるなら、ふつうに優秀な子」だと思えるはずです。
ワイモバイル へ乗り換えられるなら1円で買えます。単体購入したい人は、イオシスやメルカリなどで、1万円台後半で買えます。
一点、「エントリーモデルで問題なさそうだから」と、安易に他のエントリーモデルに手を出すのだけは、注意してください。ここまで普通に稼働できそうな「エントリーモデル」はそんなに多くありませんので。
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