2021年4月16日に、XiaomiのRedmiシリーズから「Redmi Note 10 Pro」の国内販売が始まりました。
「ミッドレンジスマホを再定義する」というXiaomiの決意が込められたこのスマホは、海外ではすでにかなりの人気なようです。
日本では昨年の「Redmi Note 9S」に続いて、ヒット間違いなしと期待されてます。
そこで、昨年、Redmi Note 9Sを買った僕が、今回、Redmi Note 10 Proに乗り換えるメリットがあるのか調べました。
乗り換えを考えてる人はもちろん、どちらを買うか迷ってる人も、参考になれば!
スペック比較|「Redmi Note 10 Pro」vs「Redmi Note 9S」
スペックシートの比較は以下のとおり。
Redmi Note 10 Pro | Redmi Note 9S | |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 732G | Snapdragon 720G |
ROM/RAM | 6GB/128GB | 6GB/128GB 4GB/64GB |
サイズ | 高さ:164mm 幅:76.5mm 厚さ:8.1mm 重量:193g | 高さ:165.75mm 幅:76.68mm 厚さ:8.8mm 重量:209g |
ディスプレイサイズ | 6.67インチ | 6.67インチ |
ディスプレイ | AMOLED (有機EL) 解像度:2,400 x 1,080 FHD+ リフレッシュレート:120Hz | 解像度:2,400 x 1,080 FHD+ リフレッシュレート:60Hz |
リアカメラ(背面) | 広角:1億800万画素・f/1.9 超広角:800万画素・f/2.2 マクロ:500万画素・f2.4 深度センサー:200万画素・f2.4 | 広角:4,800万画素・f/1.79 超広角:800万画素・f/2.2 マクロ:500万画素・f2.4 深度センサー:200万画素・f2.4 |
フロントカメラ(イン) | 1,600万画素・f/2.45 | 1,600万画素・f/2.48 |
カメラ機能 | 夜景モード 108MPモード | 夜景モード |
バッテリー | 5,020mAh 33W急速充電 | 5,020mAh 18W急速充電 |
認証 | 側面指紋 顔認証 | 側面指紋 顔認証 |
NFC | ー | ー |
防水 | IP53 | ー |
対応バンド | 4G:FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/12/17/ 18/19/20/26/28/66 4G:TDD-LTE B38/40/41 | 4G:FDD LTE B1/2/3/4/5/7/8/ 18/19/20/26/28 4G:TDD LTE B38/40/41 |
オーディオ | ステレオ イヤホンジャック | イヤホンジャック |
SIM | デュアルNanoSIM (microSD同時搭載可) | デュアルNanoSIM (microSD同時搭載可) |
カラー | ブルー ブロンズ グレー | グレー ブルー ホワイト |
価格(Amazon) | 34,800円 | 28,900円 |
ちなみに9Sのキャッチフレーズは
「伝説は続く Redmi Note 9S 勝利への力」
でしたが、10 Proではただの商品説明になってしまってとても残念です。
外観と処理性能|大きな進化はなし
端末の外観と、処理性能については大きな変化はなく「一歩前進」といった感じです。
10 Proはよりコンパクトに
サイズ感は全体的にコンパクトに。
厚さが0.7mm薄く、重量も16gほど軽くなってます。
9Sは200gオーバーでとにかく重かったんで、これらの差は体感できるレベルかと。
処理能力の大幅なアップはなさそう
10 ProのSoCは微妙に進化しているようですが、9Sからの場合は、「劇的な変化」ではありません。
- 10 Pro→Snapdragon 732G
- 9S→Snapdragon 720G
ベンチマークを検証された方の情報を見ても、あまり大差はありません。
ただ、このあと説明するリフレッシュレートが倍になっているので、操作性は確実にアップすることが見込めます。
ディスプレイ|10 Proは有機EL、120Hz対応
ディスプレイには大きな差があります。
10 Proは有機ELを搭載。解像度こそ変わりませんが、コントラストはよりはっきりと視認できるようになります。
9Sは液晶ということもあり、画面が少し黄みがかっているのが少し残念ポイントでした。
また、ミッドレンジでありながら120Hzのリフレッシュレートを積んできたのは、この端末の最大のサプライズと言ってもいいですね。
正直、リフレッシュレートってパンドラの箱だと思っていて、これに慣れてしまうと他のスマホに戻れなくなりそうで怖いです。
とくにスマホを複数台持ちしている人は、60Hzなどのその他の端末のリフレッシュレートに耐えられなくなるかもしれません。
カメラ|メインは1億800万画素
あくまで、スペックシートから読み取れる情報での比較になりますが。
10 Proは1億800万画素の撮影に対応。
一般に画素数が増えると、
- メリット:トリミング、デジタルズーム時に高画質を保てる
- デメリット:データサイズが大きくなる、ノイズが増える
と言われます。
10 Proには、9Sに引き続き、望遠ズームカメラが付いてないので、デジタルズームや切り出しをする場面で、1億800万画素の性能が活かされそうです。
ただし、「高画素」=「高画質」ではないことは知っておきたいところです。
10 Proの1億という数字にはインパクトはありますが、むしろ、ふだん使いにはクセがあり、「108MPモード(1億800万画素で撮影するモード)」を使う機会は、それほど多くはならないと思われます。
「9-in-1ビニング」には期待
しかし、10 Proには「9-in-1ビニング」という、9つのピクセル(3×3)を1つのピクセルとして扱うことで明るい撮影ができる機能があります。
1億800万画素ならではの機能なので、期待は高まりますね。
少なくとも9Sよりは暗いところでの撮影には強くなるはずです。
クローン機能はおもしろそう|細かいカメラ性能比較
その他、カメラの細かい遊べる機能が増えています。
- 望遠マクロカメラで通常のマクロの2倍近づける
- 「デュアルビデオ」でフロント・リアカメラ同時撮影ができる
- ビデオ・写真ともに複数の撮影をしてクローン編集できる
Galaxyシリーズに載りそうな、これ1台で遊べる機能がたくさんつきました。
正直、このご時世、なかなか外出できないので、これをフルに使って楽しめるのは、もう少し先になるかもしれませんね。
その他性能を比較
以下の項目でも10Proと9Sで差異が出てきそうです。
- バッテリー
- 防水
- オーディオ
バッテリーは9Sと同じ5,020mAh。
10 Proでリフレッシュレートを120Hzで利用するなら、9Sよりも持続時間は短くなりそうです。
しかし、10 Proは有機ELを搭載しています。一般に有機ELの方が省電力と言われるので、9Sからの大きな駆動時間の減りは抑えられるかもしれません。
充電関連では、33Wの急速充電に対応し、5,000mAhを超える大容量でありながら、30分で約6割の充電ができます(9Sは急速18W)。
また、10 Proには9Sにはなかった防水性能「IP53」に対応しました。
ただ、防水レベルは8段階中の3ということなんで、「生活防水」くらいに考えておいた方が良さそう。
オーディオも正式にステレオに対応したことを謳ってますが、ふだんスマホのスピーカーで出力しないので、個人的にはそこまで優先度は高くないですね。
結論:Redmi Note 9SからNote 10 Proはすべての人にメリットあり
見てきたとおり、両機の大きな差はディスプレイとカメラにありました。
中でもディスプレイが有機ELになったことと、リフレッシュレートが120Hzに対応したことは、センセーショナルな進化と言えます。
これらディスプレイ周りの進化は、ブラウジング、SNS、ゲームなど、スマホのすべての操作に影響します。
ここが今回の買い替えで、一番大きな変化を感じられる部分になりそうです。
個人的には、これだけでも買い換える価値は十分にあると思ったので、買い替え決定です^^
また、Amazonで7,000円程度の差額なんで、少なくとも、今から買うのであれば、9Sを買う理由は、もうないでしょう。
セット端末で買うならBIGLOBEモバイル
2021/04/16発売日にRedmi Note 10 Pro を発売したのは
- BIGLOBEモバイル
- IIJmio
- イオンモバイル
の3キャリアでした。
OCNモバイルONEも発売されると予想されてますが、発売日の登場とはなりませんでした。
OCNモバイルONEでも取り扱いが始まりました!
恒例のセールも始まりましたが、初日は秒でなくなったようです。
乗り換え&オプション加入で10,300円とBIGLOBEモバイルよりも条件いいです。
BIGLOBEモバイルなら実質12,689円
この3社で選ぶなら、BIGLOBEモバイルが優位です。
2021/04/16現在、音声SIMとのセットで20,000ポイント還元があり、実質12,689円でゲットできてしまいます。なんかおかしいぞ!
また、BIGLOBEモバイルでは
- 1年間3GB音声SIMが770円
- エンタメ・フリーオプションが6ヶ月無料
も同時に行っていて、維持費も抑えながら格安で端末もゲットできます。
ただし、BIGLOBEモバイルの注意点として
- 端末購入は24回払いしかできない
- もらえるポイント(Gポイント)は端末代の支払いには充てられない
この2点は知っておくと良いですね。
※仮に24回払いの途中で他社移転した場合も、残債を一括で精算するだけです。
でも、GポイントはAmazonギフトにも交換できるんで、使いみちに困ることはないでしょう。
ということで、僕もさっそくBIGLOBEモバイルで申し込みました!
到着が楽しみですね!9Sのときも初期はけっこう品薄だったんで、気になる人は、早めに動くことをおすすめします〜!
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