HHKB Professional HYBRID Type-S 無刻印のレビューと2ヶ月で諦めた話

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2019年12月に買って約2ヶ月使ったHappy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S の英語配列無刻印モデル。今回、無刻印モデルをこれ以上使うことに限界を感じたので、日本語キートップを購入しました。

HHKBの無刻印モデルのどこがどう難しかったのか。無刻印モデルを検討している人の参考になればうれしいです。

HHKB無刻印は数字のタイピングがとにかく無理ゲーだった

無刻印モデルを買う前は自分は完璧にブラインドタッチができていると思っていたので、特に難しくはないだろうとなめていました。使い始めるとそのとおり、手元は見ずともある程度のタイピングはできました。こと日本語入力に限っては。

しかし絶対的に無理ゲーだったのが数字の入力とパスワードの入力です。

数字のタイピングについては、HHKBはテンキーが付いていないので、キーボードの最上段に数字があるのですが、ブラインドタッチでは5割くらいの確率でミスタイプをしてしまいました。

ミスタイプをしたあとも、ミス→削除→ミス→削除のループに陥ることもしばしば

パスワードを打つときは、入力欄は「●●」と入力した文字が表示されないことが多いので、これもまた無理ゲーでした。誤ったパスワードを登録してしまう恐れもありました。

ローマ字での日本語入力と英字入力のタイピングは全く別スキル

今回のHHKBの導入で初めて気づいたことがあります。それはローマ字で日本語入力するときと英語の入力は全く別と言えるくらい別のスキルだということです。

例えば日本語で「雪の宿食べたいな。あの甘じょっぱさが癖になる」と打つとします。いま、わたしは全く手元を見ずに打つことができました。ミスタイプは1回しました。

それが「I want to eat Yukinoyado. That sweet and salty taste become a habit.」となると話は別で、全くスピードも出ませんし、今、自分は2字に1字はミスタイプをしました。

俺、ブラインドタッチには自信があるんだぜ、という人も、落ち着いて、自分は英語もブラインドタッチできるか試してみてください。プログラマーなどの職種の方は話は別ですが、日本語をメインでタイピングしている人は、英語もそのスピードで打てることはなかなかないと思います。

日本語をメインで打っている人でも商品名など英語を打つ機会は絶対にあります。そのときになって「あれ、俺、英語全く打てないやん」と気付くかもしれません。自分がそうでした。

自分の場合、特に日本語ローマ字入力でなかなか使うことがないc、v、bなどは最後までうまくタイプすることができませんでした。あとpは難しい。小指がうまく動かない。私、不器用なので。

無刻印モデルから刻印モデルに変えて感じたキーの重み

ひとつ気になったのが、無刻印モデルをから刻印がついたキートップに変更したときのこと。押下時につっかえというか、重さを感じました

これはキートップを変更したことが原因なのか、実際に刻印ありモデルよりも無刻印のキートップの方が軽いのかは、定かではありません。

無刻印は指をすべらせることで入力ができる感覚がありましたが、刻印ありにしてからは確かに押し込んでいるという感覚があります。この違いは気のせいでしょうか。両方打ち比べたことがある方、どうですか?

HHKB無刻印モデルは数年後、自分が成長した暁にもう1回チャレンジしたい

今回はHappy Hacking Keyboardの無刻印モデルの使用を諦めました。でもいつか、自分のタイピングスキルが上がった暁には、ぜひもう一度無刻印モデルで挑戦をしたいという思いでいます。

今回、無謀にも無刻印モデルで背伸びをした経験は決して無駄ではなかったと思っています。改めてキーボードの配置を考える機会を与えてくれました。ここまでキーボードについて思いを巡らせることは人生で初めての経験でした。

Happy Hacking Keyboard、とてもいいです。実際にクラウドソーシングサービスの受注で1ヶ月で元を取りました。これからも、せめて10年間は良き商売道具として、Happy Hacking Keyboardと共に生きていきたいと思っています。

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