Googleフォトからの移行「家族で共有」が目的ならAmazon Photos以外の選択肢もある

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Googleフォトの無料・無制限アップロード期間が2021年5月で終わります。

6月以降にアップロードする写真は、Googleアカウントに無料で割り当てられている15GBのクラウド容量を消費するようになります。

いろんなところでGoogleフォトの代替サービスが紹介されていて、ほとんどの結論はAmazon Photosに着地するパターンが多いです。

僕も思考停止してAmazon Photosへの乗り換えを考えていたのですが、我が家の使い方ならもっといい方法があるのでは?と思ったので、サクッと調べました。

フォトストレージサービスに何を求めるか

これがすごく大事だと思いました。

ほとんどの人は以下の2つのどちらか、または両方が目的だと思います。

  • 写真の保存(バックアップ)
  • 写真の共有

僕はGoogleフォトを2011年くらい?(Picasa時代)からバックアップを目的に使ってきました。

そして妻と生活するようになってからは、3ヶ月に1度共有アルバムを作成して、お互いが撮った写真を投稿してシェアして来ました。

Amazon Photosは共有機能が弱い

Amazon Photos

https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=5262648051

一応説明しておくと、Amazon PhotosはAmazonプライム会員が利用できるフォトストレージサービスです。

  • 設定しておけばGoogleフォトのように自動でスマホの写真をバックアップできる
  • プライム会員は5人まで無制限のフォトストレージの利用に招待できる
  • 招待した人とは「ファミリーフォルダ」で写真を共有できる
  • 写真データは非圧縮で保存できる

写真のバックアップ面では、生のデータをそのまま保存できるのでGoogleフォトよりも有利です。

また「ファミリーフォルダ」というフォルダに写真を入れることで、共有できます。

しかし、Googleフォトのようにアルバムごとに共有するという使い方ができず、ファミリーフォルダ内の写真を整理することができません

ひとつの共有フォルダにただひたすら写真を入れていくだけで、旅行などのイベント単位でのアルバム作成はできません。

 

Amazon PhotosとGoogleフォトの比較

Amazon Photos Googleフォト
容量 無制限 15GBまで
(Gメール、ドライブなど含む)
自動バックアップ
共有できる相手 5人まで 無制限
共有形式 フォルダ単位 アルバム単位

そこで思ったのが、バックアップと共有はそれぞれ別のサービスを使った方が幸せになれるのでは?ということ。

写真の共有が主な目的ならば「アルバム系アプリ」の方が見せ方的な部分で強みがありそうだったので、調べてみました。

「共有」に特化したGoogleフォトの代替サービス2選

アルバム系サービスを中心に調べていて、これは良さそうかも、と思ったサービスが2つありました。

「みてね」と「30days Album」です。

みてね|子どもの写真の共有に特化したサービス

https://mitene.us/

「みてね」はmixiが運営する「子どもの写真や動画を共有・整理して、成長を振り返る」ことがコンセプトのサービスです。

「みてね」の特徴
  • 無料・無制限でアップロードできる
  • 1ヶ月ごとに自動整理される(しかもおしゃれ)
  • 写真にコメントを入れたり、リアクションすることができる
  • 動画をアップロードすると、季節ごとにオリジナルムービーが提案される

Googleフォトのように「アルバム」という概念はありませんが、写真は月ごとに自動で整理されます。

左右にスワイプしていくことで、月ごとの写真をチェックできます。

一方で個人的に微妙だなと思ったところは

  • パソコンからアップロードできるのはプレミアム会員(480円/月)のみ
  • アルバムが作れない

というところ。

特に一眼で撮った写真を現像してパソコンからアップするということがよくあるので、個人的には譲れないポイントかなぁ、と思います。

あと、やはり子どもの成長を見守る、というコンセプトがはっきりしているサービスなので、特に子どもがいない夫婦が使うのは少し抵抗を感じる部分があるかもしれません。

●「みてね」がおすすめな人

  • 本来の使い方の子どもの写真の共有のために使いたい人
  • おしゃれなアプリを使いたい人
  • 写真はスマホからしかアップしない人

30days Album|ほぼGoogleフォトと同じことができる

GMOペパボが運営するサービスです。

共有を目的とした「オンラインアルバム」と、保存を目的とした「フォトストレージ」のサービスに別れていて、共有が目的なら「オンラインアルバム」の方を使います。

「30days Album」の特徴
  • オンラインアルバムを見ることができるのは「合言葉」がわかる相手だけ
  • 共有期間は「30日間」と「無期限」から選べる
  • コメント投稿、複数人でのアルバムへの投稿も可能
  • パソコンからの投稿も可

仕様的にはGoogleフォトでやっていた「アルバムごとの写真の共有」が、ほぼそのままできます。

  • 1ヶ月に作成できるアルバムは3つまで
  • 1つのアルバムにアップできる写真は150枚
  • アップロード、ダウンロードともにPROプラン会員(330円)が優先される

という点は知っておきたいところですが、我が家の使い方的には、これで十分かな、と思いました(僕と妻、それぞれでアカウントを作れば、計6個/月のアルバムがつくれる)。

FREEプランとPROプランの違いもまとめておきます。

FREE PRO
アルバム数 無制限 月に3つ
アルバムあたり枚数 150枚 2,000枚
圧縮 DL時はモニタサイズ
(長辺1,500px)
非圧縮
広告 表示 非表示
写真販売 ×
L判プリント 27円/枚 13円/枚

ただ、実際に使ってみると、アプリの出来がイマイチです…。

写真の方向がおかしかったり、操作性もあまり良いものとは言えません。

●「30days Album」がおすすめな人

  • アルバム単位で写真を共有したい人
  • パソコンからも写真をアップしたい人
  • 月に3つのアルバム(360枚)で十分な人

結論:バックアップはAmazon、共有は30days Albumもしくは…

Googleフォトからの移行は「バックアップ」と「共有」の2つの目的に合ったサービスに分けたほうがいい、というのが今回の結論。

  • バックアップ→Amazon Photos
  • 共有→30days Album

この2つのサービスを使えば、すでにプライム会員であれば、追加の支出なしで、「バックアップ」と「共有」ができそうです。

ただ、少し「30days Album」を使ってみたんですが、アプリの仕上がりがイマイチなんですよね…。

(その点、GoogleフォトやAmazon Photosの操作性の高さはスゴい!)

このあとよく考えたんですが「バックアップだけAmazon Photosに任せて、共有くらいならGoogleフォトのままでよくない?」とも思えてきました。

一般的に4K解像度で楽しむために必要な写真サイズは800万画素程度と言われています。必要以上に高画素で撮影しないようにすれば、15GBの容量内でも、それなりの枚数を共有できると思います。

またこれを機に不要なGmailを整理するなど、Googleアカウントに紐付いたデータの棚卸しと断捨離をするのもいいかもしれませんね。

正直、まだベストな方法が見つかってないのですが、もっといい写真共有方法があれば、また紹介できればと思います!

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