【初フルマラソン】第2回香住ジオパークフルマラソンに出場した

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26日に走ったフルマラソンから2日が経ちました。

昨日の朝に軽くジョギングをしましたが、奇跡的にも筋肉痛と足首の軽い痛みだけで済んでいました。

自分にとっての初のフルマラソンで思い出深いものになった「第2回香住ジオパークフルマラソン」について、忘れる前にログしておきます。

片道5時間かけて香住に前乗り

前日はいつもの土日と同じく4時15分に起床。5時頃から2kmほどjogをして、7時に自宅発。吉野家で朝食をとり(コク旨カレー並)、京都駅発の列車に乗り込み着席したところで、吉野家にランニングシューズを忘れたことに気付きました。往復約4km、ここでムダな足を使ってしまいました。

吉野家にシューズを取りに行き、約1時間後の列車でいざ香住方面へ。初めての嵯峨野線で、ゆったりと山陰へ向かいます。昨晩、2合の米を炊き作ったおにぎりを、1時間に1コずつ食しました。

14時前、予定より1時間30分ほど遅れて香住に到着。さっそく、前日受付を行っている香住西港へ歩いて向かいます。受付時間は15時からとなっていましたが、30分位早くても受け付けてもらえました。

その足で、香住駅近くのスーパーへ、晩飯と翌日の朝食を買い出しに行きました。当初、目星をつけていた、駅前にある「業務スーパー」でしたが、更地になっていました。駅前の観光案内所で他のスーパーの場所を聞き、食料を調達しました。

宿は香住から更に鳥取方面へ向かった、関西地方最北西端の町、新温泉町に取っていたので、再び列車に。

18時ころ、諸寄駅の近くにある民宿に投宿し、翌日の準備をします。晩飯はおにぎり2コとざるラーメン。この日は徹底的に炭水化物ばかりをとりました。

翌日のレース戦略を練りながら、21時前には消灯し就寝しました。疲れもあってか、程なくして睡眠に入りました。

レース当日の朝

レース当日、4:30起床。

おにぎり2個とロールパンを3個食し、宿を出ます。薄手のフリース1枚では肌寒い気温でした。しかし、この日の最高気温は26度予想。レース時間帯はかなりの暑さが予想されました。

諸寄駅から列車に乗り、6:30過ぎに香住に到着。歩いて会場に向い、7時過ぎに香住西港に到着しました。ロールパン2個、カロリーバー1本(200kcal)、アミノ酸系ゼリーを飲みながらスタートを待ちます。

緊張感皆無のスタート地点

1,000人規模の大会ですので、皆さん、かなりゆったりとした様子でした。会場内のアナウンスで、8:30から開会式を行うのでスタート地点に集まって下さい、と言われても、それぞれが思い思いのペースで時間を過ごしている感じでした。

「ゴール目標3〜4時間」というプラカードのゾーンに位置取り、ストレッチをしながらスタートを待ちます。

9時号砲。僕は8秒でスタート地点を超えました。

1kmの入りはまさかの4:01

1kmの入りは、なんと4:01!!

「えっ!?」って、時計を2度見しました。抑えつつもまわりのペースに着いて行く、というスタンスで入ったのですが、練習でもなかなか出したことのないようなペースがいきなり出てしまいます。

入りのペースは5:10を想定していたので、かなり時間が稼げた、と思う反面、この先が怖くなります。恐るべしアドレナリン。

2回ほど、大きな峠を超えた10km地点は42:13秒。まさかのPB達成です…。

スマホアプリの測定距離は実測よりも長いと思う

普段、ランニングの距離の測定はスマホアプリ(Runkeeper)で行っています。今回、確信したことは、スマホアプリの測定距離>実測ということです。

今回のレースはスマホアプリを使わずに臨んだのですが、普段よりも1kmの距離が短かったことは確かです。じぶんとじぶんの身体が良い意味で勘違いして1kmの距離を覚えていたことが、今回のレースの記録にも繋がったのかもしれません。

ただし、真実を知ってしまった今、二度とこの作戦は使えません。

行ける所まで行く、作戦に方針転換 農道で予想通りの失速

10kmでPBを更新してしまい、あとに引けなくなったという思いもあり、行ける所まで行く、という方針に転換しました。14.2kmの相谷バス停で折り返し、再び来た道を戻ります。

20kmは1:28:24。そして、事前の作戦ではペースを落としたくない場所として注意していた農道に入ります。しかし、案の定、この農道でラップタイムが20秒ほど落ちます。それまでのハイペースを考えれば、当たり前のことです。この農道の往復で10人ほどのランナーに抜かれたと思います。

農道から本線に戻り、25km過ぎ。このレースで最後の大きな峠越えがありますが、ここは本当にしんどかったです。32kmで一度スタート地点に戻ってきましたが、この辺りから意識が朦朧としてきます。給水場でもうまくコップが取れなくなります。

35km過ぎの未知の領域に突入

35kmのラップが6分代まで落ちると、ここからは練習でも走ったことのない未知の領域です。レースだからアドレナリンが放出されて、勢いで何とかなるだろうとたかをくくっていましたが、そんな甘くはありません。

意識もはっきりせず、ところどころ距離表示を視認できず、ラップタイムも測定できませんでした。(36kmからの4kmが25:12かかっているので、平均して6:12/kmくらいで走ったことになります)

38km地点でサブ4達成を確信しました。

3:33:31でフィニッシュ

41kmを超え、周囲のランナーがラストスパートをかける中、自分にその力は残っていませんでした。結局、最後までローペースのまま、3:33:31でゴール。

ゴールテープを笑顔で切る余裕もありませんでした。

ゴール後はボランティアの学生さんがシューズのタグの回収、ポカリスエット、氷等を次から次へと持ってきてくれました。完走証を発行し、少し落ち着いてから着替え、かに雑炊をいただき、13時30分に会場を後に。歩いて駅に向い、13時58分の香住駅発の列車で帰路に就きました。

初のフルマラソンを終えて

香住マラソンから1週間が経ちました。さすがに火曜日くらいまでは筋肉痛がありましたが、週の半ばには回復しました。

自分はフルマラソンの完走によって、燃え尽き症候群に陥ることを恐れていましたが、今日も4時15分起床して、何も考えることなく粛々とランニングに出かけられたことで、ひとまずは安心しました。

今日は2時間位の距離走を予定していましたが、レース前はなかなか出来なかった新ルートを開拓をしようと思い立ちました。

最終的には京都市内から山中越えで大津に出て、国道1号で京都市内に帰ってくるランとなり、結局、36km走ってしまいました。

最後までペースをガクッと落とさずに走り切ることができたのは、間違いなく先週のレースが生きているのだと思います。

  • 5km 23:30
  • 10km 46:23
  • 15km 1:12:44
  • 20km 1:37:47
  • 25km 2:03:40
  • 30km 2:27:28
  • 35km 2:52:44

シーズンが終わった今のランに対するスタンス

初レースが決まってからは、ひたすらそのレースを意識して走ってきたこともあり、自分が走る目的は何なのか、今一度考えてみたいと思います。

ちょうど5月で、じぶんが休日の早朝ランニングを始めて1年が経ちます。正直、どうしてランニングを始めようと思ったのかは、今や覚えていませんが、1年前の自分にはランニングを始めてくれて本当にありがとうと言いたいです。

こんなにすばらしい趣味になるとは思っていませんでした。

きっかけも覚えていないくらいなので、じぶんが走ることに目的はあまりありません。でも、多分、これからも続けていくと思います。というか、続けることが1番難しく、1番大切にしたいことです。

もともと体育会系で、負けず嫌いな性格ですが、このランニングだけは、絶対にタイムだけを追い求めるようなことはしたくないです。

もちろん速く走れるようになれることは嬉しいし、自分のガンバった成果が目に見えるということは気持ちのいいことですが、ランニングに対して義務感を感じてしまうことは絶対に避けたいです。

現時点で、少し義務的に感じていることは否めないですが、そこを払拭して、少しでも長く「楽しく走り続ける」ことを目標にしたいと思います。

これから暑くなってくるので、距離を走れる季節は、無理しない程度に距離も意識して走りたいです。

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