EDIFIER EvoBuds Pro レビュー。同軸デュアルドライバー搭載で明瞭な音楽体験

gadget
景品表示法に関する記載:当記事にはアフィリエイト広告が含まれています(メディアポリシー)。

2025年11月にEDIFIERが発売したU1万円の完全ワイヤレスイヤホン「EDIFIER EvoBuds Pro」を購入しました。

音質の評判がよいEDIFIERの製品。今作はAI音声翻訳機能など新しい挑戦もあり、気になっていた製品です。実際に使用してみてわかったことを共有します。

==この記事のポイント==

  • EDIFIER EvoBuds Proのメリットをまとめると?
    • 解像感の高い音質を楽しめる同軸デュアルドライバー
  • EDIFIER EvoBuds Proのものたりない部分(デメリット)は?
    • 遮音性はほどほど
    • センサーの操作感があまり良くない(プレス式センサー)
    • 音声翻訳機能はまだまだ実用的ではない
  • EDIFIER EvoBuds Proはどんな人におすすめ?
    • 輪郭がくっきりした、解像度の高い音楽を楽しみたい
1億曲が聴き放題、HD音質、空間オーディオも楽しめるamazon music UNLIMITEDが1ヶ月無料で利用できます!!

新しいイヤホンと合わせて、ぜひ!

\無料お試しだけでもOK/

無料で試してみる!

EDIFIER EvoBuds Proのスペック

EDIFIER EvoBuds Pro

2026年2月現在、同価格帯の競合モデル「EarFun Air Pro 4+」と比較しておきます。

EDIFIER EvoBuds ProEarFun Air Pro 4+
EDIFIER EvoBuds ProEarFun Air Pro 4+
タイプカナル型カナル型
カラー・グレー
・シルバー
・ブラック
・ブルー
・ホワイト
重量・片耳 4.9g(実測)
・ケース込 約50g
・片耳 約5g
・ケース込 54g
再生時間・単体:最大9時間
(ANCオフ)
・ケース込:最大36時間
・単体:最大12時間
・ケース込:最大54時間
急速充電15分で約3時間10分で約3時間
充電コネクタUSB Type-CUSB Type-C
防水IP54IP55
対応
コーデック
LDAC / SBCSBC / AAC /
LDAC / aptX Adaptive /
aptX Lossless /
Snapdragon Sound /
LC3
Bluetooth6.06.0
EDIFIER EvoBuds ProEarFun Air Pro 4+
EDIFIER EvoBuds ProEarFun Air Pro 4+
ドライバ6mm径+10mm径
デュアル・同軸
ダイナミック型ドライバー
超軽量アーマチュア+10mm径
1BA+1DD
ANC
(-48dB)

(-50dB)
外部音取込
装着検出
ワイヤレス
充電
アプリEDIFIER ConneXEarFun Audio
カスタム
イコライザー
低遅延
価格10,980円
(Amazon)
13,990円
(Amazon)
発売日2025年11月2025年11月
備考・マルチポイント
・AI翻訳
・マルチポイント
・Google Fast Pair
・Auracast

スペックシートを見た段階で感じたメリデメは以下。

  • メリット
    LDAC対応、Bluetooth最新バージョン
  • デメリット
    AACに非対応

EDIFIER EvoBuds Pro 実機レビュー

EDIFIER EvoBuds Pro

今回はブラックを購入。この他にシルバーモデルがラインナップされています。

ケースは蓋部分が鏡面、下部はガンメタリックな塗装が施されています。

EDIFIER EvoBuds Pro

まず気になったのがケースの蓋の位置と収納部分の確度の関係からか、イヤホン本体を取り出しづらいことです。

EDIFIER EvoBuds Pro

またイヤホンのステックが内側に向いて収納されるため、耳に装着するときにくるっと回転させないといけないのが地味に使いづらかったりします。

EDIFIER EvoBuds Pro

本体はスティック部分外側がケースの蓋と同じ鏡面で、本体の大部分がガンメタリック塗装。スティックの長さはAirPods Pro(第1世代)とほぼ同じか、少しだけ短めの黄金サイズ。

EDIFIER EvoBuds Pro

EDIFIER EvoBuds Pro

イヤホンの口は正円です。

説明書

クリックで拡大できます。

EDIFIER EvoBuds Pro

EDIFIER EvoBuds Pro

EDIFIER EvoBuds ProEDIFIER EvoBuds Pro

装着感

EDIFIER EvoBuds Pro

ショートスティックタイプで装着感は軽めです。遮音性はめちゃくちゃ高いという感じではなく、むしろ低い方かもしれません。

完全に遮音空間を作るためには、アクティブ・ノイズキャンセリングを使ったほうが良いでしょう。

操作性

EDIFIER EvoBuds Pro

今作、EDIFIERは「誤操作を防ぐプレス式センサー」を謳っています。

センサーの感度は正直微妙です。センサー部分がAirPodsのようにフラットになってて、同機のように押し込むようにして操作します。

正しく押し込めると「プッ」という効果音が鳴るので、操作できていることはわかりますが、AirPodsのようにクリック感が返ってくるわけではなく、何とも言えぬ操作のしづらさがあります。アプリで「押し込みの感度」を設定できます。個人的にはMAX(一番敏感)にするくらいがちょうどよいです。

デフォルトでは以下の操作が割り当てられています。

【ステレオ(両耳)使用時】

操作
ANC/外部音取り込み/オフ1タップ・再生/一時停止
・受話/終話
・曲戻り2タップ・曲送り
3タップ
・ANC/外部音取り込み切り替え
・通話拒否
長押し・ANC/外部音取り込み/オフ
・通話拒否

アプリで操作をカスタマイズできます。

ANC/外部音取り込み/オフの切り替えは、「オフ」を有効/無効でき、「ANC←→外部音取り込み」のような設定もできます。

またデフォルトでは音量コマンドが設定されていませんが、空いている3タップの枠に充てられます。

端末単体で電源のオフはできませんが、アプリから電源オフにしたり、指定した時間(10分/20分/30分/1時間/1.5時間)で電源を切れます。

端末単体でのペアリングモードへの切り替えはできません。

バッテリー持続時間

公称値は以下のとおり。

  • イヤホン単体 最大9時間(ANCオフ)
  • ケース込み 最大36時間

音量35%程度、ANCオフで約1時間、YouTube音源を流した結果、10%程度の消費でした(バッテリー100%の状態から検証を始めたので、全体の10%以上の消費があった可能性はあります)。

上記の環境であれば、公称値に近いバッテリー持ちは期待できそうです。

音量の段階

  • iPhone:0〜16段階(端末操作では0〜16)
  • Android:0〜16段階(端末操作では0〜25)
    ※Google Pixel 8a

アプリ

アプリでできることは以下のとおり。

  • ANC/風切り音低減/外部音取り込み/オフ
  • イコライザー設定(4種+カスタマイズ)
  • サウンドモード(音楽/ゲーム/立体音響)
  • 音量制限
  • 説明書
  • タッチコントロールのカスタマイズ
  • ボタンの押下感度
  • 装着検出設定
  • 製品を探す(ビープ音)
  • アナウンス音量のausってい
  • 電源オフ(電源オフ/自動電源オフ機能)
  • Bluetooth切断/ペアリングモード
  • 初期化

ANC(アクティブ・ノイズキャンセリング)

ANCの性能は「がっつり消しまっせ」系ではありません。コンビニなどお店の中の空調音はしっかりと消せますし、「耳に悪そうな大きな音」は消せます。ただ個人的にイヤホン本体の遮音性が得られなかったことが、ANCの体感にも影響したのかもしれません。

片耳利用中の場合、ANCモードへの切り替えはできません(外部音取り込みモードには移行できます)。

外部音取り込み

外部音取り込みは効きます。ただ繰り返しになりますが、イヤホン本体の遮音性がそこまで高くないため、外部音取り込み機能がなくても、普通に外の音を把握できます。

遅延

EDIFIER EvoBuds Proには音質を優先する「音楽」、低遅延の「ゲーム」、さらには「立体音響」の3モードがあります。

YouTube試聴では音楽モードでも遅延は少なく、口元のズレはそこまで気になりませんでした。通常使用においては音楽モードで問題ないでしょう。

音質

EDIFIER EvoBuds Pro は同軸デュアルドライバー(6mm+10mm)を搭載し、低音から高音まで豊かなサウンドを再現すると謳われています。

LDACコーデックに対応、Hi-Res Audio Wireless認証を取得しており、一般的なBluetoothの約3倍のデータ量で音の細部までクリアに楽しめます。

個人的な印象は以下のとおり。

  • 解像度が高く、繊細な音(ささやき声や高い打楽器の音)を楽しめる
  • 輪郭もくっきりしていてソリッド感あり
  • 奥行きの深さが感じられる
  • 低音はやや控えめか

最初はかなり尖った硬派な印象を受けました。ボーカルの一言一言が明瞭でくっきり聴こえると感じました。

アプリで4種のイコライザー(「EDIFIER」「ダイナミック」「ボーカル」「重低音」)と「カスタム」にも対応しているため、ある程度は自分好みの音質に仕上げられます。

マイクの音質は以下のとおり。

翻訳機能

出典:EDIFIER EvoBuds Pro | EDIFIER JAPAN

EDIFIER EvoBuds Proの最大の差別化機能が、アプリを使った「翻訳」機能です。

21言語に対応したAI音声翻訳機能を搭載しております。海外旅行やビジネスなど、スムーズなグローバルコミュニケーションをお楽しみいただけます。

出典:EDIFIER EvoBuds Pro | EDIFIER JAPAN

 

翻訳機能は自分がEDIFIER EvoBuds Proを付けている場合は、自分の声をイヤホンで、相手の声をスマホで拾って翻訳します。

翻訳機能のUIは「サイドバイサイド(チャット会話風)」と「対面」の2種類あります。

基本的にこの翻訳機能を使うシーンは異言語話者との会話シーンが想定されているため「対面」モードで使うことになります。基本的な手順は以下のとおり。自分が日本語、相手が英語話者だと想定します。

  1. 自分がアプリ内のイヤホンアイコンを押して日本語を話す
  2. 1が英語に翻訳されて画面に表示される
  3. 2の英語がスマホから流れる
  4. 相手がスマホアイコンをタップして英語を話す
  5. 4が日本語に翻訳されて画面に表示される
  6. 5の日本語がイヤホンで読み上げられる
  7. 以降1〜6の繰り返し

GPTと会話するなどいろいろと試しては見たのですが、結論、現時点では使いづらく実用的ではなかったです。

  • 最後まで話し終える前に音声読み取りが終わり翻訳が始まってしまう
  • アイコンボタンを押しても音声読み取りが始まらないことがある
  • 画面に翻訳された内容が表示されるので、それを見れば会話ができ、翻訳されたものが再生される意味がない

特に3つ目の「翻訳されたものが再生される意味がない」は深刻です。ほんやくコンニャクのような幻想にとらわれ「音声による会話」にこだわり過ぎるあまりに、完全に空回りしています。

翻訳された言語はスマホに表示されるため、それを見れば相手は話者の意図を読み取れますが、さらにスマホまたはイヤホンで音声が再生されることで、完全にコミュニケーションの流れを阻害しています。お互いに一つのスマホを見ながら会話した方がスムーズにやりとりできます。

また設定の中に「話し終えた後に待つ時間」「タイムアウト前に会話が始まるまでに待つ時間」を、それぞれ1秒から10秒まで設定できます。ただ、これ、日本語的にも意味が全くわからず、秒数を変更したところで、何が変わっているのかもよくわかりませんでした。

今回の1番の目玉である翻訳機能が、このような状況で大きな肩透かしを食らったというのが正直なところです。

接続・マルチポイントの挙動

マルチポイント接続に関する挙動は以下のとおり。

操作挙動
端末側からペアリングモードへ移行できない
ケースにイヤホンを戻し、蓋を開けた状態でケースのボタンを長押し
電源オン時の挙動前回、電源をオフにしたときに接続されていた
端末(最大2台)に自動で接続
通信圏外に移動して接続解除
→再び通信圏内に戻ったとき
自動では再接続されない
A再生中に停止
→続けざまにBを再生
端末によっては切り替えに3秒〜4秒くらいかかる
普通〜若干遅い
A再生時にBを再生Bが無音で再生される
Aの再生と出力が継続される
A再生時にBが着信Aの再生が止まり、Bが鳴動
→通話終了後にAの再生が再開する
A再生時にBが通知Aの再生は止まらず、Bの通知音は鳴らない
※アプリ、サービス、環境によって異なる
A・B接続時に、登録済み端末C
のBluetooth設定から選択
上書き接続できない。
AまたはB、いずれかの接続を解除する必要あり
マルチポイント接続時のコーデック確認できず
(Google Pixel 8a)

ちなみに本機はイヤホンをケースから取り出さずとも、蓋を開けただけでペアリングされます。

音質は期待して良いが価格がネック

EDIFIEREvoBudsPro

==この記事のまとめ==

  • EDIFIER EvoBuds Proのメリットをまとめると?
    • 解像感の高い音質を楽しめる同軸デュアルドライバー搭載
  • EDIFIER EvoBuds Proのものたりない部分(デメリット)は?
    • 遮音性はほどほど
    • センサーの操作感があまり良くない(プレス式センサー)
    • 音声翻訳機能はまだまだ実用的ではない
  • EDIFIER EvoBuds Proはどんな人におすすめ?
    • 輪郭がくっきりした、解像度の高い音楽を楽しみたい
    • コスパの良い新古品を狙いたい

同軸デュアルドライバーでワンランク上の音質を求め、また翻訳という先鋭的な機能に挑戦したEDIFIER EvoBuds Pro。

音質は確かにこだわりが少ない筆者でもその違いを感じられるほどにくっきり明瞭で楽しめると思います。一方、翻訳機能などはまだまだ手探り感が否めず、音質以外の性能が約1万円という価格に釣り合っていないというのが、正直な評価です。

音質特化というメーカーのメッセージは伝わってきますが、この価格帯では競合が多く、それだけでは訴求力が弱い印象。

そのためか、中古価格も大幅に下がっており、2026年2月現在では5,000円以下なんかで購入できることがあるかもしれません。その価格であれば、十分に見合った満足度を享受できると思います。

メルカリで探す >

e☆イヤホンで探す >

EDIFIERは完全ワイヤレスイヤホンの草創期から市場を盛り上げてきたメーカーですので、今後に期待しています。

 

合わせて参考にして欲しい記事

Edifier W320TN実機レビュー。上書き接続にも対応したマルチポイント×インナーイヤー
spkNote(スピカ・ノート)2023年8月に発売したEdifier W320TNの実機レビュー。インナーイヤーでマルチポイントに対応、さらに端末側からの上書き接続にも対応しています。
Xiaomi REDMI Buds 8 Lite レビュー。約3,000円ならとりあえず買っておけばOK
2026年1月にXiaomiが発売した約3,000円で買えるエントリーワイヤレスイヤホン「Xiaomi REDMI Buds 8 Lite」のレビュー。実際に使って分かったメリット・デメリットを紹介。

 

タイトルとURLをコピーしました