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SOUNDPEATS Air6 Proレビュー。「良い音ってなんだっけ?」を再定義。”長く”楽しめるTWS

SOUNDPEATS Air6 Pro
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2026年8月に発売したSOUNDPEATSの主力カナル型シリーズの新製品「SOUNDPEATS Air6 Pro」のレビューの機会をいただきました。

「より軽量に、高音質に進化を遂げた」という触れ込みで登場したこの製品。実際に使ってみて感じたことを共有します。

==この記事のポイント==

  • SOUNDPEATS Air6 Proのメリットをまとめると?
    • 新しいサウンドチューニング「Air Series Tuning Gen2」で「長く楽しめる音」に
    • 聞き疲れしにくい
    • 単体最大12時間のロングバッテリー
    • 業界最高水準のANC性能
  • SOUNDPEATS Air6 Proのものたりない部分(デメリット)は?
    • 価格は着実に上昇
  • SOUNDPEATS Air6 Proはどんな人におすすめ?
    • 1日の大半、イヤホンを装着する必要がある人
    • 音楽から映画、通話、音声入力など、一定以上のクオリティで1台で楽しみたい人

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SOUNDPEATS Air6 Proのスペック

SOUNDPEATS Air6 Pro

以下、今回の製品の買い替え需要が多いと思われる2世代前のモデル「SOUNDPEATS Air4 Pro」とスペックを比較しておきます。

SOUNDPEATS Air6 Pro SOUNDPEATS Air4 Pro
タイプ カナル型 カナル型
カラー ・ブラック ・ブラック
・ホワイト
・ベージュ
重量 ・片耳 4.5g
・ケース込 53g(実測)
・片耳 3g
・ケース込 36g
再生時間 ・単体:最大12時間
(ANCオフ)
・ケース込:最大55時間
・単体:最大6.5時間
(ANCオフ)
・ケース込:最大26時間
急速充電 10分で約4時間 ー
充電コネクタ USB Type-C USB Type-C
防水 IPX5 IPX4
対応
コーデック
SBC / AAC /
aptX Adaptive /
aptX Lossless /
LDAC / LC3
SBC / AAC /
aptX Classic /
aptX Adaptive /
aptX Lossless
Bluetooth 6.0 5.3
ドライバ 11mm径
ダイナミックドライバー
13mm径
ダイナミックドライバー
ANC ◯
(最大58dB)
◯
(最大45dB)
外部音取込 ◯ ◯
装着検出 ◯ ◯
ワイヤレス
充電
◯ ー
アプリ SOUNDPEATS APP SOUNDPEATS APP
カスタム
イコライザー
◯ ◯
低遅延 ◯ ◯
Dolby Audio ◯
※ LDAC、aptX Adaptive
と併用可
ー
価格 12,380円
(Amazon)
8,480円
(楽天市場)
発売日 2026年8月 2023年10月25日
備考 ・マルチポイント
・片側4基(合計8基)マイク、
cVc 8.0 通話用NC
・マルチポイント
・音声通話「aptX Voice」

スペックシートを見た段階で感じたメリデメは以下。

  • メリット
    再生時間、防水、対応コーデック、ANC性能など
  • デメリット
    価格上昇

SOUNDPEATS Air6 Pro 実機レビュー

SOUNDPEATS Air6 Pro

2026年10月現在、カラーはブラック1色展開です。今後、新カラーが加わる可能性もあります。

SOUNDPEATS Air6 Pro

ケースはスティック部分を穴に入れるものではなく、全面がパカっと開いて収納できるようになっています。

個人的にこのタイプのケースは端子部が清掃しやすくて好きです。多くの場合、TWSは端子部分の接触不良で充電ができなくなり、買い替えが必要になります。

SOUNDPEATS Air6 Pro

特別な特徴があるわけでもない、スタンダードなスティックタイプのTWSです。スティックタイプの完成形と言えるサイズ感です。

ノズルは楕円形です。楕円形であればサードパーティ製のイヤーピースも取り付けられそうです。

説明書(日本語部分のみ)

クリックで拡大できます。

 

装着感

SOUNDPEATS Air6 Pro

遮音性はわりと高めで好印象です。静かな場所であればANC機能はオフで問題なさそうです。

ジョグで15km程度走った際も、一度も耳からこぼれ落ちそうになることはありませんでした。

最大のアピールポイント「ちゃんと音で選ぶ」Air Series Tuning Gen2

SOUNDPEATS Air6 Pro

SOUNDPEATS Air6 Proの最大のアピールポイントが、新しいサウンドチューニング「Air Series Tuning Gen2」です。

11mm PU(ポリウレタン) + PMI(ポリメタクリルイミド)) 複合振動板を搭載したドライバに全く新しいチューニングを行っています。

「良い音」の再定義

同社はこれまで「一発で驚かせる音」を追求していましたが、今は違う答えにたどり着いているといいます。疲れない、飽きない、もっと聴きたくなる「長く楽しめる音」を本当に良い音と再定義して、当機種で初めて「Air Series Tuning Gen2」という独自のチューニングを行いました。

この方針の微修正は個人的にはたいへん評価されるものだと思います。特にAirシリーズのような歴史を積み重ねてきたモデルは、旧モデルとの差別化をはかるために、技術を上乗せし、スペックを向上させる傾向にあります。しかしあえて現在の自分たちの居場所を鳥の目で俯瞰し、「良い音」の定義に戻り、一からチューニングを行いました。見方を変えれば過去の自分たちがやってきたことを否定するとも取られかねない新しい挑戦はシンプルに応援したくなります。

音の特徴

「Air Series Tuning Gen2」はボーカル表現を軸に、以下のような特徴を持たせているとしています。

  • 長時間聴いても疲れにくい音
  • 自然な質感や繊細な息遣いまで描き出す中域
  • 厚みと躍動感を加える締まりのある低域
  • ディテールを保ちながらも聴き疲れしにくいバランスの高音域
  • 複雑な楽曲でも一つひとつの音が埋もれない分離感

これらの特徴によって、音楽のジャンルを問わず楽しめるチューニングだと謳います。

高音質コーデック

LDAC・aptX Lossless・aptX Adaptive・LC3(最大96kHz(サンプリング周波数)、24bit(量子化ビット数))という高音質のコーデックに対応しています。

SOUNDPEATS Air6 Pro

ファーストインプレッション

上記の特徴を前提としつつ、初めて視聴したときの率直な感想は以下のとおりです。

  • 確かに高音が刺さらないので疲れにくいという意味がわかる
  • 分離感は確かに良い。音がひとつひとつ細かく伝わってくるので「高精細」と感じやすい
  • 複雑な音楽にも対応できるけれど、シンプルな楽曲(弾き語りなど)との相性はより良さそう
  • 低音がすっきりしている(モワッとしていない)のでボーカルが聴きやすい
  • 雑味や酸味、エグみがない飲み物を飲んでいるような気持ち。口当たりが良くいくらでも飲める感じ

特に感じたのが、聞き馴染みのある音楽で「このあとドッと低音が量感多めで押し寄せるぞ」と知らず知らずで身構えていると、肩を透かすようにソフトタッチで鳴らしてくる感覚があることでした。とは言え音がスカスカというわけではなく、優しく、まさに「締りのある音」を鳴らしてくれていることに気づきます。

また比較的デバイスの音量を抑え気味でも聴き取りやすく、日没後にあまり身体に刺激を与えたくない、まったりした時間を過ごしたいときにもおすすめできると感じました。

Dolby Audioにも対応

映画・動画・ゲームなど、広がりのある立体的な音場を再現する「Dolby Audio」にも対応しています。

人の声や効果音などの細かな音まで自然でクリアに表現され、よりリアルで没入感のある音響体験を楽しめます。

個人的にはノーマル状態との違いはよく認識できませんでした。

詳細レビュー

以下、音質以外のワイヤレスイヤホンとしての使用感を紹介します。

操作性

操作性に特別な問題はありません。

操作時のタップ音はありません。

デフォルトでは以下の操作が割り当てられています。

【ステレオ(両耳)使用時】

左 操作 右
・音量ダウン 1タップ ・音量アップ
・再生/一時停止
・受話/終話
2タップ ・再生/一時停止
・受話/終話
・ボイスアシスタント 3タップ ・ボイスアシスタント
・ANC/ノーマル/外音取り込み
・受話拒否・転送
1.5秒長押し ・曲送り
・受話拒否・転送

再生/一時停止が2回タップなので誤操作を最低限に抑えられます。

「ANC/ノーマル/外音取り込み」の「ノーマル(設定なし)」は無効にできません。

また端末単体での電源オフ、端末単体でのペアリングモードへの移行もできません。

バッテリー持続時間

公称値は以下のとおり。

  • イヤホン単体 最大12時間(ANCオフ)
  • ケース込み 最大55時間(ANCオフ)

実際に複数の使い方でバッテリー表示(アプリ上)の推移を確認してみました。

内容 時間 表示推移
YouTube再生(ANCオフ)
※ 音量35%
1時間 L:80%→70%
R:80%→70%
YouTube再生(ANCオン)
※ 音量35%
1時間 L:70%→40%
R:70%→50%
ANCオン+メディア未再生 1時間 L:100%→90%
R:100%→90%
外音取込+メディア未再生 1時間 L:90%→80%
R:90%→70%
ノーマルモード+メディア未再生
(スマホに接続しただけの待機状態)
10時間 L:40%→30%
R:50%→30%

表示が10%刻みなのでかなりざっくりです。また設定の内容によって大きく変わることが予想されますので、あくまで目安程度にしてください。

個人的にTWSは使わないときはバッテリーを節約したいので「端末単体でバッテリーをオフ」にできることを重視していますが、今作は10時間待機して10〜20%程度の消費だったので、とくに端末単体で電源を切れる必要はありませんでした。

音量の段階

  • iPhone:0〜16段階(端末操作では0〜16)
  • Android:0〜16段階(端末操作では0〜25)
    ※Google Pixel 8a

アプリ

アプリでできることは以下のとおり。

  • Dolby Audio
  • ANC/ノーマル/外音取り込み
  • マルチポイント機能
  • イコライザ(12種類+カスタムEQ、聴力テスト)
  • タッチ操作のカスタマイズ
  • 通知音量/言語
  • 装着検出
  • 排水機能
  • ゲームモード(低遅延モード)
  • タッチ操作無効
  • イヤホンを探す(ビープ音+地図)
  • フィット感検出
  • ファームウェアアップグレード
  • イヤホンのリセット
  • ヒーリングサウンド
  • EQスペース(他ユーザーが作成したEQの使用)

ANC(アクティブ・ノイズキャンセリング)

特にANCは過去に使ったTWSの中でもかなり強力な方でした。音を聴くためというより、完全な静寂な空間をつくりたい時に役立ちそうです。

空調やエンジン音などの低めの機械音・動作音の除去に強さを見せる一方で、圧迫感や不快感が少なく、長時間使っても疲れづらいです(疲れるより前にバッテリーがなくなると思われます)。

ANC時の風切り音は全くないわけではないが、個人的には許容範囲でコンテンツの再生を邪魔することはありません。

外部音取り込み

外部音取り込み機能も機械的なホワイトノイズが少なく、また、外部の音が変に強調されることもなく、かなり自然に使えます。このあたりの技術も数年前と比べると、かなり満足度が高い仕上がりになっていると感じます。

遅延

アプリからゲームモードのオン・オフができます。

オフの状態でYouTube動画を視聴しても、そこまでリップシンクは気になりませんでしたが、オンにすることでよりギャップが少なくなりました。

個人的には動画編集の際はゲームモードをオンにして使おうと思います。

通話品質・音声認識精度

片耳だけをつけて音声入力をしたところ、他のワイヤレスイヤホンよりも体感で精度が高い文字認識ができました。

よくある安いイヤホンでは、片耳だけではマイクの収音力が弱くヘッドセットのような使い方ができないことが多いですが、SOUNDPEATS Air6 ProはAIへの音声入力からコンテンツ再生、通話までストレスなく対応できそうです。

接続・マルチポイントの挙動

マルチポイント接続に関する挙動は以下のとおり。

操作 挙動
端末側からペアリングモードへ移行 できない
接続中のすべての端末から切断 または
ケースに収納し、ふたを開けた状態で
ケースのボタンを2秒長押し
電源オン時の挙動 前回、電源をオフにしたときに接続されていた
端末(最大2台)に自動で接続
通信圏外に移動して接続解除
→再び通信圏内に戻ったとき
自動で再接続される
A再生中に停止
→続けざまにBを再生
端末によって1秒程度で切り替わるものから、
4秒〜5秒かかるものまである
A再生時にBを再生 Bの再生は始まらない
A再生時にBが着信 Aの再生が止まり、Bの着信音が鳴動する
通話終了後に自動にAの再生が再開する
A再生時にBが通知 Aの再生は止まらず、Bの通知音が鳴る
※アプリ、サービス、環境によって異なる
A・B接続時に、登録済み端末C
のBluetooth設定から選択
上書き接続できない。
AまたはB、いずれかの接続を解除する必要あり
マルチポイント接続時のコーデック 「Aptx」での接続を確認
(Google Pixel 8a)
※ LDACとマルチポイントモードとの併用はできない

他モデルとの比較

SOUNDPEATS Air5 Pro Plusとの違い

直前モデル「SOUNDPEATS Air5 Pro Plus」との主な違いは以下のとおり。

項目 SOUNDPEATS
Air5 Pro Plus
SOUNDPEATS
Air6 Pro
ドライバー構成 MEMS+10mmダイナミック
(2WAYハイブリッド)
11mmダイナミック
バッテリー持ち 単体 約6時間 /
ケース込み 約30時間
単体 約12時間 /
ケース込み 約52時間
ワイヤレス充電 非対応 対応
Bluetooth / 通信 Bluetooth 5.4 Bluetooth 6.0
ノイキャン (ANC) 最大 -55dB 最大 -58dB
立体音響 – Dolby Audio 対応
装着検知 非対応 対応(耳から外すと自動停止)

「SOUNDPEATS Air5 Pro Plus」はダイナミックドライバーとMEMSドライバーの2基構成なのが最大の特徴。とりわけ高音域の立ち上がりが速く、ボーカルの息づかいや弦楽器の細かい響きなど、繊細な描写力に強みがあるため、ソリッドで高精細に楽しみたい人におすすめです。

一方の「SOUNDPEATS Air6 Pro」は新しいチューニングによる高音質で疲れにくい音楽を聴きたい人や、より機能性を求める人におすすめと言えます。

SOUNDPEATS Air4 Proとの違い

また冒頭でも確認した2世代前のモデル「SOUNDPEATS Air4 Pro」からの買い替えを考えている人も新チューニングによる音楽体験はもちろん、再生時間、対応コーデック、ANC、ワイヤレス充電など、確実な進化を感じられるはずです。

SOUNDPEATS Air6 Pro SOUNDPEATS Air4 Pro
タイプ カナル型 カナル型
カラー ・ブラック ・ブラック
・ホワイト
・ベージュ
重量 ・片耳 4.5g
・ケース込 53g(実測)
・片耳 3g
・ケース込 36g
再生時間 ・単体:最大12時間
(ANCオフ)
・ケース込:最大55時間
・単体:最大6.5時間
(ANCオフ)
・ケース込:最大26時間
急速充電 10分で約4時間 ー
充電コネクタ USB Type-C USB Type-C
防水 IPX5 IPX4
対応
コーデック
SBC / AAC /
aptX Adaptive /
aptX Lossless /
LDAC / LC3
SBC / AAC /
aptX Classic /
aptX Adaptive /
aptX Lossless
Bluetooth 6.0 5.3
ドライバ 11mm径
ダイナミックドライバー
13mm径
ダイナミックドライバー
ANC ◯
(最大58dB)
◯
(最大45dB)
外部音取込 ◯ ◯
装着検出 ◯ ◯
ワイヤレス
充電
◯ ー
アプリ SOUNDPEATS APP SOUNDPEATS APP
カスタム
イコライザー
◯ ◯
低遅延 ◯ ◯
Dolby Audio ◯
※ LDAC、aptX Adaptive
と併用可
ー
価格 12,380円
(Amazon)
8,480円
(楽天市場)
発売日 2026年8月 2023年10月25日
備考 ・マルチポイント
・片側4基(合計8基)マイク、
cVc 8.0 通話用NC
・マルチポイント
・音声通話「aptX Voice」

「長時間」だけでなく「長期間」使える

SOUNDPEATS Air6 Pro

==この記事のポイント==

  • SOUNDPEATS Air6 Proのメリットをまとめると?
    • 新しいサウンドチューニング「Air Series Tuning Gen2」で「長く楽しめる音」に
    • 聞き疲れしにくい
    • 単体最大12時間のロングバッテリー
    • 業界最高水準のANC性能
  • SOUNDPEATS Air6 Proのものたりない部分(デメリット)は?
    • 価格は着実に上昇
  • SOUNDPEATS Air6 Proはどんな人におすすめ?
    • 1日の大半、イヤホンを装着する必要がある人
    • 音楽から映画、通話、音声入力など、一定以上のクオリティで1台で楽しみたい人

SOUNDPEATS Air6 ProはAir Series Tuning Gen2という、これまでとは異なる「疲れない、飽きない、もっと聴きたくなる」長く楽しめる音を求めて開発、チューニングされました。

実際に聴き込んでいくことで、良い意味で「力み」がなく、イヤホンの中の音楽(コンテンツ)と外界との境界が溶けていくような、一体になれるような感覚を味わえました。

また「長く楽しめる」は「長時間」という意味だけではないとも感じました。

なにかスペックが突出しているわけではありませんが、だからと言って劣っている部分もない。ANC・外音取り込み・バッテリー・そして音質とバランスがちょうどよく、この“ちょうどいい”感覚によって、製品自体を「長期間」使えそうだとも感じました。

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  • 有効期間:2026年10月13日(火)~2026年10月19日(月) 23:59

 

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