【読了】マラソンは「腹走り」でサブ4&サブ3達成 長い距離をラクに走るウルトラ世界記録保持者の教え

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100kmウルトラマラソンの世界記録保持者、砂田貴裕さんの『マラソンは「腹走り」でサブ4&サブ3達成 長い距離をラクに走るウルトラ世界記録保持者の教え』を読みました。

 

 

腹走りとは

砂田さんは腹走りを“ランニングという運動の特性に合ったもっとも自然なランニングスタイル”といいます。

「腹走り」の具体的な方法はそこまで詳細に記述されているわけではありません。

お腹にちょっと力を入れるだけで、たちまち姿勢が安定して、腰の位置を落とさない効率的な「腹走り」ができるようになります。

P21 第1章 簡単!「腹走り」をマスター

体幹や骨盤を意識して走る、というのはこれまでにも聞いたことがありますが、イマイチよくわかっていない人も多いと思います。自分も意識して走ってそれが正しい走りだったのか分からないまま終わってしまう意識低い系ランナーです。

その体幹や骨盤を意識して走ることと「腹走り」は大きな違いはないとのこと。ただ、「腹の方がイメージしやすいんじゃね?」ということらしいです。おそらく。

ローリング走法のすすめ

「腹走り」の基本を抑えた上で、著者はローリング走法を勧めています。

足が大きな円を描いて着地の瞬間だけ1点で地面と接するイメージ。

P44 第2章ローリング走法で長距離をラクに走る

膝を前に出しつつ、太ももをきっちり引き上げながら走る。つま先は振り子のように大きく前に振り出し、カラダの真下で着地するようにすることで、全身をフルに使ったダイナミックな走りができるようになります。

自分は以前、ミズノが行っているランニングフォーム診断を受けた際に「着地の時間が長い」と言われましたが、ここでは同じことが言われています。

かかと着地のすすめ

着地については諸説あります。

以前、某スポーツ用品店では「今の時代はつま先着地が主流ですよ」と言われたこともあります。その後、つま先着地を試してみたのですが、イマイチつま先から着地するという原理がわかりません。つま先で着地してそのままつま先で地面を蹴るということなのか、泥棒みたいな走り方のことかな、とか思いながらすぐに諦めました。

 

著者は着地について以下の方法を推奨しています。

流れとしては、かかとのやや外側から着地して、拇指球に完全に体重を乗せてから、小指の付け根である小指球から抜ける意識を持つようにするといいでしょう。

「腹走り」の前傾姿勢で推進力を発揮するにはカラダの構造上、足裏の3点のなかで拇指球に体重を乗せて走るのが最適なのです。 

P47 第2章ローリング走法で長距離をラクに走る

これまた難しい技術を要求してきます。

自分は前に振り出す足が極端に内側を向く内股で、そもそも見た目がかっこ良くないので治そうと意識し始めてから20年経ちましたが未だ治らず。様々な方法を試しましたが、今、意識しているのは親指を正面に向けることです。偶然ですが、この親指を正面に向ける、ということを意識すると拇指球にも自然に力が入ります。これからも続けていきます。

ウルトラマラソンのすすめ

著者はウルトラマラソンの世界記録保持者であり、最終章ではウルトラマラソンの世界へ我々読者を招待しています。

よく、フルを何度も走っていると42kmでは満足できなくなるという話を聞きます。でも自分は絶対に100kmウルトラマラソンになんてエントリーしません。絶対に後悔します。自分は42kmで十分です。エントリーしません。大事なことなので二回言いました。

RUNNER’S Wellness – すべては走ることから始まる: 【大会の特徴】歴史街道丹後100kmウルトラマラソン

 

この本を読んだあと、30kmの距離走をしてきました。

結果、普段は普通に走り切ることのできる距離ですが、23kmでリタイアしました。

腹走りをマスターするには時間がかかりそうです。

 

 

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